
住宅ローンの事前審査は不動産仲介会社に任せるとラク|必要書類と当日の流れを解説
マイホーム探しを始めると、必ずぶつかるのが住宅ローン選びです。結論からいうと、住宅ローンの事前審査は不動産仲介会社に代行をお願いすると、必要書類を用意するだけでスムーズに進みます。自分で一からすべての銀行を比較するのは大変ですが、不動産仲介会社に任せれば、おすすめの金融機関への申し込みまで一括でサポートしてもらえます。この記事では、事前審査の基本と、当日に必要な書類について解説します。
住宅ローンの銀行選びはなぜ大変なのか
住宅ローンを取り扱う金融機関は数多くあり、それぞれ金利タイプ(固定金利・変動金利)や手数料、団体信用生命保険の内容などの条件が異なります。一つひとつのサイトを見比べようとしても、専門用語が多くてなかなか理解が進まず、途中で疲れてしまったという方も少なくないでしょう。「結局どこが一番お得なのか分からない」というのは、マイホーム探しの初期段階で誰もがぶつかる悩みです。
住宅ローンの事前審査(仮審査)とは
事前審査(仮審査)とは、本審査の前に行われる簡易的な審査のことです。申込者の年収や勤務先、借入希望額などをもとに、その金融機関でいくらまで借りられそうかを早い段階で確認できます。費用はかからず、不動産会社経由で申し込んだ場合は2〜4日程度で結果が分かるのが一般的です。
物件見学の予約をしていた不動産仲介会社の担当者から、「住宅ローンの事前審査は早めにやっておいた方がいいですよ」とアドバイスされるケースもよくあります。物件探しと並行して、早めに済ませておくのがおすすめです。
不動産仲介会社に任せるメリット
事前審査は自分で金融機関に直接申し込むこともできますが、不動産仲介会社に依頼すると、各行の金利比較表を見せてもらいながら、条件のよい金融機関の申込書をその場で用意してもらえます。申込者が記入するのは、住所や氏名、生年月日、勤務先といった基本的な項目だけで、分からない欄は空欄のままで構わないと案内されることがほとんどです。
物件見学のついでに事前審査の手続きを済ませてしまえば、自分で金融機関ごとの条件を一から調べる手間が省けます。担当者によっては営業メールが届くようになることもありますが、本気で家探しをしている方であれば、それほど気にならないでしょう。
事前審査に必要な主な書類
事前審査の当日は、あらかじめ案内された書類を持参します。一般的に必要となるのは以下のようなものです。
- 本人確認書類(運転免許証、健康保険証、マイナンバーカードなど)
- 収入を証明する書類(源泉徴収票、直近数か月分の給与明細など)
- 印鑑
本人確認書類は、運転免許証がなくても健康保険証やマイナンバーカードなどで代用できます。提出した書類はその場でコピーを取ったあとすぐに返却されるので、原本を預けたままになる心配はありません。
夫婦で収入を合算してペアローンや連帯債務で申し込む場合は、それぞれの本人確認書類・収入証明書類に加えて、印鑑も一人につき1本ずつ必要になる点に注意しましょう。同じ姓の場合でも、夫婦それぞれの実印・認印を用意しておく必要があります。手元に1本しかない場合は、担当者に相談するか、認印であれば100円ショップなどで追加購入しておくと安心です。
事前審査の結果が分かると物件探しが現実的になる
事前審査によって「自分たちが今いくらまで借りられるのか」が分かると、その後の物件探しが一気に現実味を帯びてきます。予算の上限が見えていない状態であれこれ物件を見て回るよりも、借入可能額を把握したうえで探した方が、効率よく自分たちに合った物件にたどり着けるはずです。事前審査の体験談や、頭金の考え方については以下の記事もあわせてご覧ください。
- 住宅ローン事前審査-年齢36歳・年収300万円・勤続4年のサラリーマンの結果発表
- 住宅ローン事前審査-借入額の割合が39%アップした共働き妻(育休明け時短勤務)との共同申請
- 住宅ローンの頭金はいくら入れるべき?「黄金比率」より大事な決め方のポイント
まとめ
住宅ローンの銀行選びは情報量が多く、自分だけで比較しようとすると挫折しやすい作業です。しかし事前審査自体は無料で申し込めるうえ、不動産仲介会社に任せれば、本人確認書類・収入証明書類・印鑑といった必要なものを準備するだけで、おすすめの金融機関への申し込みまでスムーズに進められます。早めに事前審査を済ませて借入可能額を把握し、安心して物件探しを進めていきましょう。

