レゴブロックのスターウォーズシリーズについて

レゴブロックは、世代を超えて愛されている玩具です。一方、スター・ウォーズも世界中のファンから熱烈な支持を得ている映画だといえるでしょう。そんな両者がコラボレーションをすることで、レゴ スター・ウォーズシリーズが生まれました。記事では、レゴ スター・ウォーズの歴史や人気製品、またエピソード毎の特徴も紹介します。

レゴ スター・ウォーズの歴史

レゴ スター・ウォーズは、映画のスター・ウォーズを題材にした、レゴブロックシリーズのひとつです。1999年に初めてリリースされました。

『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』や『スター・ウォーズ 反乱者たち』など、人気のあるシリーズが多数存在しています。また、レゴ スター・ウォーズから派生したアニメやゲームも豊富です。

ゲームでは、新三部作を題材にした2005年発売の『レゴ スター・ウォーズ THE VIDEO GAME』や、旧三部作を題材とした2006年発売の『レゴ スター・ウォーズII THE ORIGINAL TRILOGY』などが有名でしょう。

CGアニメとしては、2011年に米国カートゥーン・ネットワークで放送された『LEGO Star Wars: The Padawan Menace』があります。

日本でも、2011年に米国から数ヶ月遅れて『レゴ スター・ウォーズ パダワン・メナス』というタイトルでDVDやBlu-rayが発売されました。

レゴ スター・ウォーズの人気製品

レゴのスター・ウォーズシリーズの玩具製品は、老若男女を問わず人気があります。

レイザークレスト

レイザークレストは、戦士集団であるマンダロリアンの走行輸送シャトルです。ミニフィグが乗り込めるコックピットや開口部がついた貨物室、乗組員が利用する寝室、巨大貨物カーゴ、シューター、着脱可能な脱出用ポッドなどが揃っており、いつでも戦える体制が整っています。

レイザークレストの豊富なアクションギミックと、リアルなディテールは、臨場感を演出するのに役立つでしょう。マンダロリアンやグリーフ・カルガ、スカウトトルーパーといったキャラクターのミニフィグが3体付いており、さらにIG-11やザ・チャイルドのフィギュアも2体付いています。

それぞれが身につけられる武器も備わっているので、装備させて戦いごっこを楽しんで下さい。1023ピース、10歳以上が対象の製品です。

501部隊 クローン・トルーパー

501部隊 クローン・トルーパーは、AT-RTウォーカーやBARCスピーダーなどがセットになったレゴブロックの製品です。付属している4体のクローン・トルーパーやジェットトルーパーのミニフィグは、AT-RTウォーカーやBARCスピーダーのコックピットに乗せることができます。

そして、同じく付属しているバトル・ドロイドのフィギュアと対決させて遊べるのです。AT-RTウォーカーには、501部隊のシンボルカラーであるブルーが塗布されており、外見がスタイリッシュだという特徴があります。

可動する2つの脚は、映画のワンシーンを再現する際にも役立つはずです。285ピース、7歳以上が対象の製品です。

アナキンのジェダイ・インターセプター

後にダース・ベイダーとなるアナキンが、ジェダイの騎士だった時に乗っていたインターセプターをレゴで再現した製品です。アナキン・スカイウォーカーのミニフィグも付属しており、インターセプターのコックピットに乗せることができます。

さらにフラップが付いたウィングにR2-D2を搭乗させられたり、機体の下にアナキンの武器を格納できたりと、各種機能が充実しているのが特徴です。

アナキン・スカイウォーカーは、新三部作の主人公であり知名度も高いため、プレゼントとしても最適な製品だといえるでしょう。248ピース、7歳以上が対象の製品です。

装甲型強襲用戦車

迫力満点の大砲が特徴的な装甲型強襲用戦車には、開閉式のハッチが備わっており、バトル・ドロイドを乗せて楽しむことが出来ます。

惑星シリ出身の少女であるアソーカ・タノとクローン・トルーパーのミニフィグが付属しており、同じく付属しているバトル・ドロイドと戦闘ごっこで遊ぶことができるでしょう。286ピース、7歳以上が対象の製品です。

レン騎士団の輸送船

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(エピソード9)』の主人公であるレイとレン騎士団の合計3体のミニフィグが付属しています。ダイナミックな造形の輸送船は、迫力満点です。

また、輸送船が地上から少し浮いているように見えるので、映画のシーンを再現する際にも臨場感が生まれます。付属のライトセーバーを持たせれば、友達同士での戦闘ごっこも盛り上がるでしょう。

おもちゃを手にして遊ぶのはもちろん、ディスプレイに飾って鑑賞しても楽しめます。595ピース、9歳以上が対象の製品です。

グリーバス将軍のスターファイター

冷酷無比なサイボーグ将軍として名高いグリーバス将軍のスターファイターには、開閉するコックピットやランディングギア、スプリングシューターなどが備わっています。

そしてグリーバス将軍、オビ=ワン・ケノービなど3体のミニフィグが付属しているのです。ライトセーバー4本を装備したグリーバス将軍とオビ=ワン・ケノービによる手に汗握る対決も楽しめるでしょう。

487ピース、9歳以上が対象の製品です。

デス・スター 最後の決戦

旧三部作の『スター・ウォーズエピソード6/ジェダイの帰還』にて、ルーク・スカイウォーカー、ダース・ベイダー、皇帝パルパティーンによって繰り広げられた、三つ巴の死闘を再現できるレゴブロック製品です。

メインステージである玉座の間は、階段が崩れ落ちそうだったり、渡り橋が設置してあったりと、細部まで作り込まれています。ライトセーバーなどの武器も充実しているので、思い通りの戦闘シーンを作れるはずです。

775ピース、9歳以上が対象の製品です。

レゴ スター・ウォーズのエピソードの特徴

レゴのスター・ウォーズシリーズは、映画スター・ウォーズのエピソードを参考にして作られています。

旧三部作

『スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望』は1977年に公開されました。シリーズ全体の中では4番目のエピソードですが、映画を公開した順序だと1作目です。

続いて『スター・ウォーズエピソード5/帝国の逆襲』、『スター・ウォーズエピソード6/ジェダイの帰還』が公開されました。

これらのエピソードでは、悪の帝王であるダース・ベイダーと、ルーク・スカイウォーカーやレイア姫、ハン・ソロ、マスターヨーダたちとの戦いが描かれています。

新三部作

『スター・ウォーズエピソード1/ファントム・メナス』が公開されたのは1999年です。そして、2002年に『スター・ウォーズエピソード2/クローンの攻撃』、2005年に『スター・ウォーズエピソード3/シスの復讐』も公開されました。

これらエピソードでは、ダース・ベイダーがアナキンと名乗っていた奴隷時代から始まり、やがてジェダイの騎士となり、最後にダークサイドに落ちるまでを描いているのが特徴です。

レゴ スター・ウォーズでは、アナキンとオビ=ワンが決闘したムスタファーの戦いなどを再現しています。

続三部作

2015年公開の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』、2017年公開の『スター・ウォーズ/最後のジェダイ(エピソード8)』、2019年公開の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(エピソード9)』は、新三部作の後日談にあたるエピソードです。

シリーズで初めて、主人公が女性に設定されています。

子供から大人まで楽しめるレゴ スター・ウォーズ

レゴは子供から大人まで楽しめる玩具です。スター・ウォーズとコラボレーションすることで、より多くの人たちから人気を博するようになりました。

レゴの特徴は、ブロックを組み合わせて作る工程自体を楽しめることです。想像力を膨らませて、物語の世界に自分を投影することで楽しみの幅も広がるでしょう。

スター・ウォーズの世界観を存分に楽しんでください。