サイエンスZERO球状コンクリーションとは?なぜ丸い・化石・人類課題への応用|8/18 15:05

2026年8月18日(火)15時05分からNHK Eテレ1・東京で、「サイエンスZERO 人類の課題を解決!?奇跡のま〜るい石 球状コンクリーション」がアンコール放送されます。世界各地で見つかる不思議な丸い石の中には、驚くほど立体的な化石が残るものもあります。

今回の中心人物は、名古屋大学博物館館長・教授の吉田英一さん。100年以上謎だった形成メカニズムを解き明かし、その「封じ込める力」を地下構造物や放射性廃棄物処分などへ応用する研究につなげています。

なお、NHKの番組公式ページは検索で存在を確認しましたが、今回の調査環境ではNHK側のrobots制限により本文を直接取得できませんでした。そのため放送内容・出演者はNHK系配信情報と番組データ、研究内容は名古屋大学の一次情報で照合しています。

8月18日の放送日時・出演者

番組名サイエンスZERO 人類の課題を解決!?奇跡のま〜るい石 球状コンクリーション
放送日2026年8月18日(火)
放送時間15:05〜15:35
放送局NHK Eテレ1・東京
ゲスト吉田英一(名古屋大学博物館館長・教授)
司会井上咲楽、浅井理
語り川野剛稔
放送形態アンコール放送

球状コンクリーションとは?なぜ“ま〜るい”のか

球状コンクリーションは、海底などに堆積した砂や泥の中で、炭酸カルシウムなどの鉱物が急速に沈殿してできる硬い球状の岩塊です。名古屋大学の研究では、生物由来の炭素と海水中のカルシウムイオンの反応、そして中心から外側へ広がる拡散現象が球状形成の鍵とされています。

数センチほどのコンクリーションなら、形成に必要な時間は数百万年ではなく、条件によっては数か月程度と考えられる例も示されています。「地質現象はすべて非常に遅い」というイメージを覆す点が、このテーマの大きな面白さです。

立体的な化石が残る理由

生物の死骸の周囲で炭酸カルシウムが短期間に沈殿すると、砂や泥のすき間がふさがれ、外部から水や物質が入りにくい天然のシーリング層ができます。このため、内部の化石や有機物がつぶれたり分解したりしにくく、立体的な姿で残るケースがあります。

人類の課題解決へ|地下岩盤の亀裂をふさぐ技術

吉田教授らは、自然界で起きるコンクリーション形成を人工的に再現する「コンクリーション化技術」を研究しています。名古屋大学は2024年、地下350メートルの岩盤亀裂で急速なシーリングに成功したと発表しました。地下水流入の抑制、CO₂の地下貯留、放射性廃棄物の地層処分などへの応用が期待されています。

最新研究|放射性廃棄物処分施設のコンクリートへ

名古屋大学は2025年9月4日、安藤ハザマ、積水化学工業との共同研究で、コンクリーション化技術を応用し、放射性廃棄物処分施設に使用するコンクリートの水密性を高める技術を開発したと発表しました。番組が示す「丸い石が人類の課題解決につながる」というテーマは、すでに具体的な工学研究へ広がっています。

既存記事とあわせて読む

同じテーマの詳しい形成メカニズムや最新研究は、サイト内の「サイエンスZERO 球状コンクリーション」8月16日放送記事でも詳しく整理しています。今回の15:05放送をきっかけに「なぜ丸い?」「何に使える?」を深掘りしたい方はこちらも参考になります。

自然の機能を技術へ応用する別テーマとして、「サイエンスZERO ゴカイスーパーパワー」も関連性の高い記事です。

よくある質問

8月18日の「サイエンスZERO 球状コンクリーション」は何時から?

2026年8月18日(火)15:05から15:35まで、NHK Eテレ1・東京で放送予定です。

球状コンクリーションとは何ですか?

堆積物の中で炭酸カルシウムなどが急速に沈殿し、周囲より硬く緻密になった球状の岩塊です。内部に保存状態のよい化石を含む例があります。

ゲストの吉田英一さんは誰ですか?

名古屋大学博物館館長・教授で、球状コンクリーションの形成メカニズムと、そのシーリング機能の応用研究を進めています。

研究は何に応用されていますか?

地下岩盤の亀裂封鎖、CO2地下貯留、放射性廃棄物処分施設などへの応用が研究されています。

まとめ

8月18日15:05の「サイエンスZERO」は、球状コンクリーションの不思議な形、化石を守る仕組み、吉田英一教授の研究、そして地下岩盤や放射性廃棄物処分への応用までをつなぐ30分です。身近には見えにくい「石の仕組み」が、社会インフラの課題解決へ広がっていく過程が最大の見どころです。

確認した主な情報源

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