
toi-toiパニック症「不安って、言えますか?」放送内容|Ryoさんと登坂絵莉が考える不安とのつきあい方|8/8 22:30
2026年8月8日(土)放送のNHK Eテレ『toi-toi(トイトイ)』は、パニック症(パニック障害)を発症して8年になるRyoさんの問い、「“不安”って、言えますか?」を取り上げます。
発作がいつ起きるか分からない不安だけでなく、「弱いと思われたくない」「迷惑をかけたくない」「理解してもらえないかもしれない」という不安を、周囲に伝えられず抱え込んでしまう苦しさが今回の中心です。
この記事では、番組の放送日時・出演者・内容、レスリング元日本代表で金メダリストの登坂絵莉さんとの対話の見どころに加え、パニック症と予期不安の基本、不安を言葉にしにくい理由、身近な人ができる接し方を整理します。医療に関する部分は一般的な情報であり、個別の診断や治療を代替するものではありません。
toi-toi「不安って、言えますか?」の放送日時・基本情報
| 番組名 | toi-toi(トイトイ) |
|---|---|
| 今回のテーマ | パニック症「“不安”って、言えますか?」 |
| 放送日時 | 2026年8月8日(土)午後10:30~午後11:00 |
| 放送局 | NHK Eテレ |
| 問いを立てる人 | Ryo |
| 語り | 稲垣吾郎 |
| 出演 | Ryo、中村珍晴、西本梓、ライス-チョウ ノア ピンアン、三浦アーク、水原修平 |
| 対話に登場 | 登坂絵莉(レスリング元日本代表・金メダリスト) |
| ジャンル | ドキュメンタリー/教養、福祉 |
『toi-toi』は、ある人が心の奥に抱えてきた「問い」を出発点に、多様な背景をもつ人たちとの対話から、ともに生きるためのヒントを探る福祉番組です。語りは稲垣吾郎さんが担当します。
今回の放送内容|Ryoさんが抱えてきた「言えない不安」
問いを立てるRyoさんは、8年前にパニック症を発症しました。パニック発作は突然起こることがあり、いつ、どこで症状が出るか分からないこと自体が、日常の大きな不安につながります。
Ryoさんには、心ない言葉に傷つき、周囲へ「不安」と言えずに苦しんだ時期がありました。番組で向き合うのは、次のような問いです。
- 不安を吐き出すことは弱さなのか
- 相手に負担をかけず、不安を伝えるにはどうすればよいのか
- 発作への恐怖や予期不安と、どのようにつきあえばよいのか
- 周囲は不安を打ち明けられたとき、どんな言葉を返せばよいのか
単に病気の症状を説明するだけでなく、「不安を話せる関係はどうつくれるのか」を当事者と周囲の双方から考える点が、今回の放送の重要な見どころです。
パニック症とは?パニック発作と予期不安の違い
厚生労働省の情報では、パニック発作は、突然の強い不安とともに、動悸、発汗、震え、息苦しさ、胸の苦しさ、吐き気、めまいなどが現れる状態です。症状が急速に強まり、「このまま死んでしまうのではないか」「自分をコントロールできなくなるのではないか」と感じることもあります。
発作を経験したあとに「また起きたらどうしよう」という心配が続く状態は予期不安と呼ばれます。電車、映画館、会議、行列など、すぐに離れにくい場所を避けるようになり、生活範囲が狭くなることもあります。
ただし、動悸や胸痛、息苦しさは身体の病気でも起こります。特に初めての症状や、いつもと違う強い症状がある場合は、自己判断でパニック発作と決めつけず、医療機関で評価を受けることが大切です。
なぜ「不安」と言えない?弱さではなく、関係への恐れが隠れている
不安を言葉にできない背景は、人によって異なります。番組紹介からは、Ryoさんが病気そのものだけでなく、周囲の反応によっても傷ついてきたことが分かります。
- 「気にしすぎ」と否定されるのが怖い
- 仕事や外出を断ると、怠けていると思われそう
- 相手を困らせたり、負担をかけたりしたくない
- 症状を説明しても、完全には分かってもらえないと感じる
- 不安を口にすると、さらに不安が大きくなる気がする
つまり「不安と言えない」のは、単に勇気が足りないからではありません。話した後の人間関係や評価まで想像し、自分を守るために言葉を飲み込んでいる場合があります。
不安を一度に詳しく説明できないときは、「今は少し苦しい」「静かな場所に移りたい」「返事は急がず聞いてほしい」など、必要な助けを短い言葉で伝える方法もあります。番組では、Ryoさん自身の言葉と対話の変化に注目です。
登坂絵莉さんとの対話が示すもの|強さと不安は両立する
今回、Ryoさんはレスリング元日本代表で金メダリストの登坂絵莉さんとも対話します。トップアスリートは「強い人」の象徴として見られがちですが、競技生活では結果への重圧、けが、周囲の期待、将来への迷いなど、外からは見えない不安とも向き合います。
この対話で注目したいのは、強さを「不安がない状態」と捉えるのではなく、不安を抱えながらも人に伝え、助けを求め、次の行動を選ぶ力として考え直せるかどうかです。
金メダリストとパニック症当事者という異なる経験を並べることで、「不安は特別な人だけのものではない」「不安を話すことと弱さは同じではない」という番組の問いが、より身近に感じられそうです。
不安を打ち明けられたとき、周囲の人ができること
厚生労働省は、パニック障害のつらさは周囲から理解されにくいため、家族や友人が病気を知り、不安を理解しようとすることが大切だと案内しています。
- 否定から入らない:「気にしすぎ」「考えなければいい」と片づけない
- 求める助けを確認する:話を聞く、静かな場所へ移る、付き添うなど、本人の希望を聞く
- 急かさない:すぐに理由や結論を求めず、話せる範囲を尊重する
- 選択肢を残す:外出や予定を、行く・行かないの二択だけにせず途中退出なども考える
- 一人で背負わない:家族や友人だけで抱えず、医療・相談機関にもつなぐ
「大丈夫」と声をかけることが安心につながる人もいますが、触れられることや注目されることが負担になる人もいます。普段から「症状が出たとき、どうしてほしい?」と確認しておくと、本人にも周囲にも役立ちます。
パニック発作が起きたときの注意点|自己判断で決めつけない
すでにパニック症と診断され、本人が経験している発作と同じである場合は、落ち着いた声で寄り添い、人混みや刺激の少ない場所へ移るなど、本人が安心できる方法を優先します。
一方で、初めて強い胸痛や息苦しさが出た、意識を失った、症状がいつもと明らかに違うといった場合は、身体の病気との区別が必要です。「パニック症だから」と決めつけず、緊急性に応じて医療機関へ相談してください。
治療については、専門医による評価のもとで検討されます。国立精神・神経医療研究センターの認知行動療法マップでは、パニック症を含む不安の困りごとと支援情報が整理されています。
toi-toiは答えを決める番組ではなく、問いを持ち帰る番組
『toi-toi』は、専門家が一つの正解を教える形式ではありません。主人公が抱えてきた問いを、多様な経験をもつメンバーと一緒に考え、視聴者にも問いを開いていく番組です。
過去の放送でも、「いやと言えますか?」「自分の気持ち、わかりますか?」「楽しい会話ってどうするの?」など、日常の中で答えが一つに定まらないテーマを扱ってきました。
今回も、「不安は克服しなければならないもの」と決めつけるのではなく、不安がある自分をどう受け止め、どんな相手なら言葉にできるのかを考える30分になりそうです。
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パニック症状に似た反応でも、背景や診断は人によって異なります。著名人の体験と自分の症状を単純に同一視せず、気になる状態が続く場合は医療機関へ相談してください。
toi-toiパニック症回のよくある質問
toi-toi「不安って、言えますか?」の放送日はいつですか?
2026年8月8日(土)午後10時30分から午後11時まで、NHK Eテレで放送予定です。
今回のtoi-toiで問いを立てるRyoさんはどんな人ですか?
8年前にパニック症を発症し、発作がいつ起きるか分からない不安とともに暮らしてきた当事者です。心ない言葉に傷つき、周囲へ不安を伝えられなかった時期があると紹介されています。
パニック症とパニック発作は同じですか?
パニック発作は、突然強い不安や動悸、息苦しさなどが起こる状態です。予期しない発作が繰り返され、再発への心配や行動の変化が続く場合にパニック症と診断されることがあります。診断は医療機関で行われます。
パニック発作が起きた人に周囲はどう接すればよいですか?
落ち着いた声で寄り添い、本人が望む助け方を確認します。初めての発作や普段と異なる症状では、自己判断でパニック発作と決めつけず医療機関への相談を優先してください。
toi-toiの見逃し配信はありますか?
配信の有無と視聴期限はNHKの番組公式ページに表示されます。放送後に視聴する場合は、公式ページの「配信」表示を確認してください。
まとめ
- 『toi-toi』パニック症回は2026年8月8日(土)午後10時30分からNHK Eテレで放送
- 8年前にパニック症を発症したRyoさんが「不安って、言えますか?」と問いを立てる
- 心ない言葉に傷つき、不安を周囲へ言えなかった経験がテーマ
- 登坂絵莉さんや多様な背景をもつメンバーとの対話から、不安とのつきあい方を考える
- パニック発作後の「また起きたら」という心配は予期不安と呼ばれる
- 周囲は否定せず、本人が望む助け方を確認し、一人で抱え込まないことが大切
「不安を言葉にすることは弱さなのか」というRyoさんの問いは、パニック症の当事者だけに限られません。不安を隠すことで守れるものがある一方、言葉にすることで初めて得られる理解や支援もあります。番組を見ながら、自分は誰になら不安を話せるか、誰かに不安を打ち明けられたとき何と答えるかを考えてみてはいかがでしょうか。
公式・公的情報
- NHK『toi-toi』公式ページ
- 厚生労働省「不安障害」
- 厚生労働省「家族や友人がパニック障害になったとき」
- 厚生労働省「心の健康」
- 国立精神・神経医療研究センター 認知行動療法マップ「パニック症」

