出雲抹茶ショコラテリーヌ【桃翠園】を母へのプレゼントに決めた理由

母への誕生日プレゼントに毎年悩みます。特に物を欲しがる人ではないのでお花をあげていますが、最近ではそれもマンネリ気味。せめて少しでも代わり映えを出したいと、ケーキを添えるようにしたのですが、50代後半に差し掛かり食が細くなったのか、食べきるところを見たことがない。連れて行った孫たちがすべて平らげてしまって、本人は殆ど食べていないのではないかな。それでも甘いものは昔から好きだった母。少しだけスペシャルなプレゼントを今年は考えてみました。それが出雲抹茶ショコラテリーヌというスイーツです。



アジアを中心に広がる抹茶ブーム

出雲抹茶ショコラテリーヌの名前にある「出雲」は、島根県の出雲のこと。出雲大社の出雲といえば多くの人が聞いたことがあるかもしれません。縁結びの神社としても有名ですね。その出雲抹茶をつかったスイーツが、ちょっと前からアジアで人気だといいます。
日本のお茶製造販売を営む企業が、台湾や中国を中心にドリンクやお菓子の原料として出雲抹茶を広める活動をしています。現地のお店で、抹茶や牛乳・豆乳などを混ぜ合わせたドリンクを販売した所、若者から支持を得ているとか。もともとお茶の文化があるアジアですが、抹茶には馴染みがありませんでした。そのなかで抹茶の新しい飲み方を新たに提案しているようです。店頭のポップでは「出雲抹茶」という名前も大々的にアピールしているらしいのですが、漢字圏の国だから浸透しやすいのかもしれませんね。

出雲抹茶ショコラテリーヌを長年作り続けた老舗「桃翠園」

先述したお茶の製造販売をしている企業とは「桃翠園(トウスイエン)」といいます。桃翠園は島根県出雲市にある会社。メイン商品である「出雲抹茶ショコラテリーヌ」を自社で製造して販売までおこなっている会社です。商品コンセプトが「濃厚な抹茶の高級スイーツ」というだけあって、ふんだんに出雲抹茶を使っているようです。
桃翠園は、明治40年に創業してから110年以上、お茶一筋でやってきた会社とのこと。そのこだわりが込められたスイーツはぜひ一度は食してみたいですね。


1キロ10万円の高級抹茶を使った出雲抹茶ショコラテリーヌ

桃翠園で製造される出雲抹茶スイーツには、1キロ10万円の高級抹茶が使われているといいます。「出雲抹茶ショコラテリーヌ」という商品がまさにそれで、ホームページにもしっかりと「1キロ10万円の最高抹茶使用」と銘打ってありますね。
そもそもなぜ抹茶がこれほど高級なのでしょうか。
お茶の新芽が芽吹き始めるのは5月上旬の頃になります。この時期が一年で一番美味しいお茶が取れる旬の季節だとか。その旬の季節につんだお茶のなかでも、特に上質なお茶だけを厳選し、さらに秋まで蔵の中で熟成させることで風味を高めた抹茶を「出雲抹茶-premium」というそうです。その価値は市場価格で1キロ10万円というからまさに高級抹茶ですね。

出雲抹茶ショコラテリーヌの素材へのこだわり

桃翠園は、自社で製造する出雲抹茶スイーツの素材に対してもこだわりを持っています。桃翠園では島根県出雲市に自社茶園を持っており、そこで栽培した抹茶を使っているというのです。
実は島根県は抹茶の消費量が全国でもトップレベル。しかし県内で抹茶は作られておらず、県外さんのものが主流だったようです。
そこで桃翠園が島根県で初めて、本格的な抹茶の生産に乗り出したといいます。そして足掛け10年掛けて、やっと納得の行く抹茶を育てることに成功したのです。
このように素材からこだわって作られる「出雲抹茶ショコラテリーヌ」というスイーツは、濃厚かつ高級な味わいで人気を博し、いまでは多くのリピーターから愛されるスイーツとなりました。


濃厚な味わいの出雲抹茶ショコラテリーヌはギフトに最適

決して甘すぎず、しかし濃厚な味わいの「出雲抹茶ショコラテリーヌ」は、インターネットから注文可能。高級感のあるパッケージングで届けられます。黒地に金文字というおめでたいデザインは、結婚式の引出物や出産をはじめとした各種祝い事の内祝いにも選ばれているようです。もちろん熨斗(のし)にも対応しているとか。

甘いものが好きな母への誕生日には、すこし大げさかとも思うけど、年に一度のことなので「出雲抹茶ショコラテリーヌ」をプレゼントしてスペシャル感を演出することに決めました。というより母にプレゼントした時には、ご相伴にあずかるつもりでいるのですが。



 

このテーマの関連記事はこちら