はじめての積立投資は分散投資がおすすめ
初めて積立投資をするときは、何から始めればいいのかわからないものです。一口に投資といっても、資金を投入する先は星の数ほどあるから仕方ありません。そんなときには分散投資という手法を検討してはいかがでしょうか。
分散投資とは
分散投資とは、複数の投資対象に資金を分散して投資することです。その対象も様々で、資産や銘柄、通貨など、普通に考えて値動きが異なる投資先であることが一般的です。これは、共倒れをしないようにする工夫のひとつ。片方が損失を出しても、もう片方でそれをカバーする仕組みなのです。そのため、分散投資はローリスクな投資方法として認識されています。
分散投資は投資信託が最適
低リスクな分散投資をおこなっている投資信託はたくさんあります。初めて積立投資をする人であれば、このようなところへ資金を預けて、低リスクで資産運用するのはいかがでしょうか。
分散投資は個人では実践しにくい投資方法です。なぜなら個人の資金力には限界があるから。乏しい資金力では、多くの投資対象に投資することができません。その点、投資信託などの企業組織の場合は、資金力は潤沢です。そのため、分散投資が可能なのです。
低コストなインデックス投資
ある投資信託では、日本の株式市場の動きを示す指数(インデックス)である、日経平均株価に重点をおいて投資しています。日経平均株価は255の銘柄によって成り立っているため、この投資信託ひとつに投資するだけで、分散投資することができるのです。
このような投資信託では、銘柄の調査や裏付けにかかる手間をあまりかけません。そのため、手数料が安く済むので、低コストで積立投資することが可能です。このような投資信託を、一般的にインデックスファンドと呼んでいます。
手数料が積立投資の重要ポイント
積立投資をする際には、一般的に長期間を想定するものです。インデックスファンドや投資信託に資金を預けることは資産運用を任せるということ。すなわち運用手数料を支払わなくてはなりません。
短期間で考えると微々たる金額かもしれませんが、10年、20年と長期間で考えたときには、塵も積もれば山となるという具合に、運用管理手数料も馬鹿になりません。
実際に大切な資産を預ける際には、十分考慮することをおすすめします。
まとめ
積立投資には分散投資という選択肢があります。分散投資を手軽に行うには、投資信託やインデックスファンドを利用すると簡単です。
投資信託などではインデックス投資をしているケースもあり、これにはファンドの動向を読みやすいというメリットがあります。このような投資信託はインデックスファンドと呼ばれており、低コストでの投資が可能といえるでしょう。
低リスクな積立投資を望む場合、分散投資がおすすめです。そして分散投資をするには投資信託を、さらに低コストで運用したいならインデックスファンドを利用すると良いでしょう。