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ドコモの銀行とは?いつ始まる?ポイント経済圏への影響をわかりやすく解説

「ドコモの銀行」というサービスが2026年8月に始まるというニュースを見て、何が変わるのか気になった方も多いのではないでしょうか。住信SBIネット銀行がブランドを刷新し、dポイントやdアカウントとの連携を強化する計画です。

この記事の要点

  • 住信SBIネット銀行は2026年8月3日付で「株式会社ドコモSMTBネット銀行」に商号変更し、個人向けサービスブランドを「ドコモの銀行」に刷新する予定(関係当局の認可が前提)
  • 2026年8月20日から「ドコモの銀行」とdアカウントの連携が始まり、dカードやマネックス証券との連携でdポイントがたまる特典が順次提供される
  • 決済基本還元1.0%に各特典を組み合わせると、初年度は最大4.5%のdポイント還元が可能になる
  • NTTドコモと三菱UFJ銀行が共同運営していた「dスマートバンク」は2026年1月29日に終了しており、今回はその後を継ぐ新たな銀行戦略にあたる
  • 楽天銀行・PayPay銀行・auじぶん銀行もそれぞれの経済圏と銀行サービスを連動させており、通信各社の競争が激しくなっている

「ドコモの銀行」とは何か、いつから始まるのか

住信SBIネット銀行がドコモSMTBネット銀行に社名変更

「ドコモの銀行」は、NTTドコモ・フィナンシャルグループの連結子会社である住信SBIネット銀行が展開する、個人のお客さま向け銀行サービスの新ブランドです。同社は2026年8月3日付で商号を「株式会社ドコモSMTBネット銀行」に変更する予定で、この変更は関係当局の認可を前提としています。

これまで個人向けのサービスは「d NEOBANK」というブランド名で提供されてきましたが、8月3日以降は「ドコモの銀行」という名称に順次切り替わります。ドコモグループとのつながりをより分かりやすく伝えることが、今回のブランド刷新のねらいとされています。

アプリ名やロゴも順次刷新

スマートフォンアプリの名称も「ドコモの銀行 ドコモSMTBネット銀行アプリ」に変更され、アイコンのデザインも「d NEOBANK」から新しいものへ順次切り替わる予定です。ただし、他の金融機関にサービスを提供するBaaS(Banking as a Service)事業や法人向けサービスについては、引き続き「NEOBANK」ブランドが使われます。

つまり個人利用者から見える部分だけが「ドコモの銀行」という新しい姿に変わり、法人向けの仕組み自体はこれまでと大きく変わらないということです。既存の口座番号や基本的な利用方法が変わるわけではない点は、覚えておくと安心です。

dアカウント連携とdポイント還元の仕組み

2026年8月20日からdアカウント連携が開始

ドコモFGは2026年8月20日から、「ドコモの銀行」とdアカウントを連携できる機能の提供を始める予定です。連携を済ませておくと、銀行取引の内容に応じてdポイントを受け取れるようになります。

なお、これまでスマプロポイントという住信SBIネット銀行独自のポイントで特典を受けていた人は、dアカウント連携後はdポイントの進呈に切り替わります。連携前にたまっていたスマプロポイントも、すべてdポイントへ交換される仕組みです。

dカード利用で還元率アップ「ドコモの銀行引落特典」

「ドコモの銀行」でdカードの利用代金を引き落としている月に、街のお買物でdカードのスマホ決済を使うと、基本還元率1.0%に加えて還元率がアップします。初回の引落月から12か月間は初年度特典として最大2.0%が上乗せされ、あわせて初年度最大3.0%還元となる計算です。

13か月目以降は、カードの種類や前々月16日から前月15日までの利用額に応じて上乗せ分の還元率が変わります。dカード PLATINUMなら月50万円以上の利用で2.0%、dカード GOLDなら月50万円以上の利用で1.0%が上乗せされるなど、利用額が多いほど有利な設計になっています。

マネックス証券との連携でさらに上乗せ

マネックス証券の口座と「ドコモの銀行」を自動入金(スイープ)設定でつなぐと0.1%、月3万円以上のdカード積立またはd払い残高積立を行うとさらに1.4%が上乗せされ、あわせて最大1.5%の還元が受けられます。この連携は2026年8月下旬以降に順次開始される予定です。

決済基本還元率とドコモの銀行引落特典、マネックス証券特典を合計すると、初年度は最大4.5%還元という水準になります。さらに預金残高などの条件を満たすと、dカードの年会費の半額または全額に相当するdポイントが進呈される特典も用意されています。

なぜ今刷新?三菱UFJ銀行との提携解消からの流れ

「dスマートバンク」の始まりと終わり

NTTドコモと三菱UFJ銀行は2021年にデジタル金融サービスに関する業務提携契約を結び、2022年に「dスマートバンク」という共同サービスを始めました。三菱UFJ銀行のスーパー普通預金口座をドコモの専用アプリでdアカウントと連携させ、携帯料金やdカードの引き落とし、給与受け取りなどでdポイントがたまる仕組みでした。

しかし2025年9月、ドコモは事業環境の変化を理由にdスマートバンクの新規申込み受付を同年10月で終え、サービス自体も2026年1月29日に終了すると発表しました。三菱UFJ銀行との共同サービスが幕を閉じたことで、ドコモの銀行戦略は次の段階へと進んだことになります。

住信SBIネット銀行との新しいパートナーシップ

入れ替わるように存在感を増しているのが、ドコモFGの連結子会社となった住信SBIネット銀行です。同行は法人・個人向けにNEOBANKブランドで多くの提携銀行サービスを展開してきた実績があり、ドコモにとっては銀行機能そのものをグループ内に取り込みやすい相手だといえます。

ドコモFGは「やさしい金融を、みんなの手に。」というビジョンを掲げ、決済・銀行・証券をひとつながりの体験として提供する方針を打ち出しています。今回のブランド刷新は、その方針を具体化する最初の大きな一手だと位置づけられます。

楽天銀行・PayPay銀行・auじぶん銀行との比較

通信会社と銀行の連携は、ドコモだけの動きではありません。ここで主要な経済圏の銀行サービスを簡単に整理しておきます。

サービス運営母体連携ポイント特徴
楽天銀行楽天グループ楽天ポイント楽天カード・楽天証券などとの連携で還元率が段階的に上乗せされるSPUが軸
PayPay銀行ソフトバンク/PayPayグループPayPayポイントPayPayカードや残高との連携が中心で、Vポイントとの相互交換にも対応
auじぶん銀行KDDIと三菱UFJ銀行の共同出資Pontaポイントau PAYカードや証券との連携度に応じ「じぶんプラス」のステージが上がる
ドコモの銀行住信SBIネット銀行(ドコモFG)dポイントdカードやマネックス証券との連携で還元率が上乗せされる

いずれの経済圏も、決済・銀行・証券をひとつのIDでつなぎ、利用実績に応じてポイント還元を積み増す設計になっている点は共通しています。その中で「ドコモの銀行」は後発ながら、dポイントという大きな会員基盤を生かして追い上げる立場にあるといえます。

利用する前に確認しておきたいポイント

連携設定は自分で行う必要がある

特典の多くは、dアカウントの連携やdカードの引き落とし設定、マネックス証券口座とのスイープ設定など、利用者自身で手続きを済ませて初めて適用される仕組みです。何もしなければ自動的に還元率が上がるわけではないため、8月20日以降に案内される設定方法を早めに確認しておくと安心です。

d払いのようなコード決済も対象になる

「ドコモの銀行引落特典」は、dカードのタッチ決済だけでなくd払い(コード決済)でも対象になります。ふだんよく使う決済方法によって還元の受け方が変わるため、自分の利用スタイルに合わせて設定を見直しておくとよいでしょう。

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公式の発表を確認する

「ドコモの銀行」への刷新については、住信SBIネット銀行の公式Xアカウントでも発表されています。

ポイント経済圏を入り口に、将来の資産形成そのものに関心を持ち始めた方も増えています。無料で学べるマネーセミナーなど、外部サービスを活用してみるのも選択肢のひとつです。

よくある質問

Q1. 「ドコモの銀行」はいつから始まりますか?

住信SBIネット銀行が2026年8月3日に商号とブランドを「ドコモの銀行」へ刷新する予定です。dアカウントとの連携機能は、同年8月20日から始まる予定になっています。

Q2. 「dスマートバンク」との違いは何ですか?

dスマートバンクは三菱UFJ銀行と共同運営していたサービスで、2026年1月29日に終了しました。「ドコモの銀行」は住信SBIネット銀行がドコモグループの一員として提供する新しいサービスで、連携する銀行そのものが変わっています。

Q3. 何もしなくても還元率は上がりますか?

いいえ、dアカウントの連携やdカードの引き落とし設定など、利用者自身が手続きを行う必要があります。設定を済ませていない月のお買物は、特典の対象外となる点に注意してください。

Q4. 楽天銀行やPayPay銀行と比べて何が違いますか?

基本的な仕組みは似ていますが、連携する決済手段やたまるポイントの種類が異なります。「ドコモの銀行」はdカードとマネックス証券との連携を軸に、初年度最大4.5%還元という設計になっている点が特徴です。

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参考

まとめ

「ドコモの銀行」は、住信SBIネット銀行がドコモグループの一員としてブランドを刷新し、dポイントやdアカウントとの連携を強める新しい銀行サービスです。三菱UFJ銀行との提携終了を経て、ドコモが自らのグループ内に銀行機能を取り込む形で経済圏づくりを進めていることがわかります。

楽天銀行やPayPay銀行、auじぶん銀行もそれぞれのポイント経済圏を強化しており、通信各社の金融サービス競争は今後さらに激しくなりそうです。実際に利用を検討する際は、dアカウントの連携設定や還元条件を公式サイトで確認しながら進めるとよいでしょう。

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