二つ折り財布は貧乏くさい?その理由と隠れた魅力について解説

財布の種類はさまざまですが、二つ折り財布を貧乏くさいと感じる人がいるようです。定番デザインであるにも関わらず、なぜ二つ折り財布に不満を持つ人がいるのでしょうか。その理由を考察しつつ、隠された特徴についても解説します。

二つ折り財布は、なぜ貧乏くさい?

扱いが雑になりがち

二つ折り財布が貧乏くさいと言われる理由は、財布の扱い方に関係しています。長財布の場合はジャケットの内ポケットに入れることが多いですが、男性で二つ折り財布を使う人の多くは、ズボンのお尻ポケットに収納する傾向があります。すると、座ったときに財布が押しつぶされてしまうため、あっという間に劣化してしまうのです。ボロボロの財布は、みすぼらしいので、貧乏くさいネガティブイメージにつながります。

お札が折れてしまう

2つ目の理由は、お札が折れてしまうから。財布ごと二つに折るので、当然、なかのお札も折れてしまいます。支払い時に取り出したお札が、折れ曲がっているので、貧乏くさいと思うのだとか。日本では昔から、お祝い事などの際にピン札を用意する風習があります。つまり、折れたり汚れたりしたお金より、まっさらできれいなお札のほうが価値が高いと思われているのです。

二つ折り財布の隠れざる魅力

一部の人から貧乏くさいというレッテルを貼られてしまった二つ折り財布。ところが、他の財布にはない魅力も備えています。

持ち運びがスマート

二つ折り財布は、ポケットに収まるほどコンパクト。手ぶらで行動できるメリットは大きいです。長財布の場合、ジャケットを着たりバッグにしまったりする必要があるでしょう。また、レジでの支払い時など、バッグから財布を取り出す作業は手間ですが、ポケットから取り出すだけで済む二つ折り財布ならスマートに行動できます。

浪費を防ぐ

二つ折り財布は、長財布に比べて、収納できるお札が少ないです。折りたたむことで単純に2倍の厚さになります。例えば長財布なら50枚のお札が入るところ、折りたたみザイフでは25枚しか入りません。容量が少ないということはデメリットに感じられるかもしれませんが、節約という観点から見れば利点だといえるでしょう。そのため、浪費癖があるパートナーへの贈り物としても喜ばれるはずです。

保有カードのスリム化

二つ折り財布は、ラウンドファスナー型の長財布などと比べて、カードの収納量がコンパクトです。そのため、無駄なカード類を持ち歩かないで済みます。クレジットカードや電子マネーカード、ポイントカードなどのカード類は、少し油断するとあっという間に増えてしまうものですが、重要なカードは限られています。二つ折り財布なら、必要なカードだけに厳選して常に整理した状態が保てるでしょう。

手に馴染む

革製の二つ折り財布は、使い込むほど手に馴染みます。上品に扱う長財布とは異なり、多少ワイルドに扱っても大丈夫なようにデザインされているからです。もちろん粗雑に扱えば劣化は早いですが、きちんとケアすれば、長年に渡って使用できます。使うほど味が出るので、オンリーワンの一品を望む人にはピッタリの商品です。

二つ折り財布は、シンプル派の男性にオススメ

二つ折り財布は、使い込むことで手に馴染んだり、コンパクトに収まったりする特徴があります。スマートでシンプルなライフスタイルを望む男性にとって、ピッタリの財布ではないでしょうか。

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