四季折々の贈り物「精霊馬」の作り方|きゅうり・ナスの意味と飾る向き【8月9日】|8/9 13:27

2026年8月9日(日)のTBS系「四季折々の贈り物」は、お盆の飾り「精霊馬(しょうりょううま)」がテーマです。夏野菜のきゅうりとナスを使い、ご先祖様があの世と自宅を行き来するための乗り物を作ります。

放送を見て気になるのは、「きゅうりとナスはどちらが馬なのか」「子どもと一緒にどう作るのか」「いつ、どちら向きに飾るのか」「終わった後はどう処分するのか」ではないでしょうか。この記事では、番組情報と自治体の民俗資料、仏事の専門情報を照合し、精霊馬の意味と作り方を分かりやすくまとめます。

この記事の要点

  • 放送は2026年8月9日(日)13:27~13:30、TBS系
  • 出演は「日本検定」代表理事の齊木由香さん、ナレーターは酒井美紀さん
  • 一般的にはきゅうりが迎えの馬、ナスが送りの牛
  • 材料はきゅうり1本、ナス1個、爪楊枝8本ほど
  • 向きや飾り方には地域差があり、家の慣習を優先する
  • 処分は川や海に流さず、地域の分別や菩提寺の案内に従う

四季折々の贈り物「精霊馬」の放送内容

番組名四季折々の贈り物 ~精霊馬~
放送日時2026年8月9日(日)13:27~13:30
放送局TBS系
テーマ夏野菜のきゅうりとナスで精霊馬を作る
出演「日本検定」代表理事 齊木由香
ナレーター酒井美紀
イラスト金安亮

番組は、季節のならわしや習慣を子どもたちへ伝え、家庭で実際に楽しむアイデアを紹介するミニ番組です。今回の放送では、精霊馬がご先祖様の乗り物とされる理由と、きゅうり・ナスを使った作り方が紹介されます。

放送概要は、TBS「四季折々の贈り物」公式サイトと、Gガイドの番組情報で確認できます。

精霊馬とは?きゅうりが馬・ナスが牛の意味

精霊馬は、お盆に故人やご先祖様の霊を迎え、送り出すための乗り物に見立てた飾りです。富士見市の難波田城資料館は、かつて関東地方の多くの地域で、きゅうり・ナスと竹串や爪楊枝を組み合わせて牛馬に見立てたと説明しています。

野菜見立て込められた願い
きゅうり足の速い馬ご先祖様に少しでも早く家へ戻ってきてもらう
ナスゆっくり歩く牛お供え物を載せ、ゆっくりあの世へ帰ってもらう

きゅうりとナスが使われる理由には諸説あります。どちらもお盆の時期に旬を迎え、昔から身近で手に入りやすい夏野菜だったこと、細長いきゅうりは馬、丸みのあるナスは牛に見立てやすかったことが理由として考えられています。

ただし、全日本宗教用具協同組合は、地域によっては行きも帰りもきゅうりの馬に乗り、ナスの牛には供物を載せるとする伝承や、きゅうりとナスの意味が逆になる例も紹介しています。全国共通の唯一の正解があるというより、地域や家に受け継がれた意味を大切にする飾りと考えると分かりやすいでしょう。

精霊馬の簡単な作り方|子どもと作る手順

精霊馬は、スーパーで手に入る野菜と爪楊枝だけでも作れます。番組のように親子で作る場合は、割り箸を折ったり野菜へ差し込んだりする作業を大人が補助すると安全です。

用意するもの

  • きゅうり:1本
  • ナス:1個
  • 爪楊枝:8本、または短く折った割り箸
  • 作業用の皿やトレー

作り方

  1. きゅうりとナスを洗い、水気を拭き取ります。
  2. 野菜が安定して置ける向きを決めます。
  3. 前足と後ろ足になる位置へ、爪楊枝を斜めに2本ずつ差します。
  4. 4本の足が均等に床へ着くよう、角度を少しずつ調整します。
  5. きゅうりの馬とナスの牛が自立すれば完成です。

爪楊枝が滑る場合は、先端を差し込む位置に竹串などで小さな下穴を開けると作りやすくなります。小さな子どもが触る場合は、完成後も尖った部分へ手を伸ばさないよう、置き場所に注意してください。

精霊馬はいつ飾る?向きと置き場所

一般的な月遅れ盆では、8月13日の盆入り前に用意し、16日の盆明けまで飾ります。東京などの7月盆、旧暦で行う地域もあるため、日程は家や地域によって異なります。生の野菜は傷みやすいので、早く作りすぎず、盆入りの前日から当日を目安にすると扱いやすいでしょう。

一般的な向き

時期向きの一例意味
迎え盆家・仏壇・盆棚の方へ向けるご先祖様を家へ迎える
送り盆玄関・家の外へ向けるご先祖様をあの世へ送る

このほか、きゅうりの馬を仏壇側、ナスの牛を玄関側へ向けたままにする置き方や、2体を向かい合わせる飾り方もあります。向きには複数の伝承があるため、親族や菩提寺へ確認できる場合は、その家の方法を優先してください。

置き場所は盆棚・精霊棚や仏壇前の台が一般的です。玄関先へ置く地域もありますが、真夏の屋外では傷みやすく、鳥や動物に触れられることもあるため、長時間出したままにしない方が安心です。

お盆が終わった精霊馬の処分方法

昔は川や海へ流したり、送り火で燃やしたりする地域もありました。しかし現在は、河川や海への投棄、屋外焼却が地域のルールに触れる可能性があります。自己判断で流したり燃やしたりせず、自治体の分別と地域の慣習に従うことが大切です。

  • 家庭で処分する:塩で清め、白い紙に包み、自治体の区分に従って可燃ごみへ
  • 菩提寺へ相談する:お盆飾りのお焚き上げや回収を行っているか確認
  • 私有地へ埋める:地域のルールを確認し、自分の土地で行う

精霊馬は数日間飾った生ものです。衛生面から食べることは避け、感謝の気持ちを込めて片付けるのが無難です。処分に迷う場合は、親族・菩提寺・地域の仏壇店へ確認すると、その土地に合った方法が分かります。

地域・宗派で精霊馬を作らないこともある

精霊馬は全国すべての家庭で作られるものではありません。富士見市の資料館も、地域によって伝承や考え方が異なると説明しています。野菜ではなく、マコモ・わら・ちりめんなどで牛馬を作る地域や、精霊船など別の形でご先祖様を送る地域もあります。

また、浄土真宗では精霊馬を基本的に用意しません。真宗大谷派の真宗会館は、亡き人を迎え送りするための精霊棚や精霊馬を準備しなくてよいと案内しています。宗派の考え方と地域の習慣が重なる場合もあるため、法要を依頼する寺院の案内に合わせるのが安心です。

つまり、作らないから供養が足りない、向きが違うから間違い、というものではありません。ご先祖様を思い、家族で季節の文化を伝えることが、番組が紹介する精霊馬作りの大切なポイントといえます。

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精霊馬とあわせて、お盆の準備や2026年の日程を確認したい方は、次の記事も参考になります。

よくある質問

精霊馬はきゅうりとナスのどちらが馬ですか?

一般的には、細長いきゅうりを足の速い馬、丸みのあるナスをゆっくり歩く牛に見立てます。ただし地域によって意味や呼び方が異なる場合があります。

精霊馬はいつからいつまで飾りますか?

一般的な月遅れ盆では8月13日の盆入り前から16日の盆明けまで飾ります。7月盆など地域差があるため、家や地域の慣習を優先してください。

精霊馬はどちら向きに置きますか?

迎え盆では家や仏壇側へ、送り盆では家の外側へ向ける置き方が一般的です。一方で、きゅうりだけを内向き、ナスを外向きに置くなど複数の作法があります。

お盆が終わった精霊馬はどう処分しますか?

現代では川や海に流さず、地域のごみ分別に従って処分するのが安全です。塩で清めて白い紙に包み可燃ごみに出す方法や、菩提寺に相談する方法があります。

浄土真宗でも精霊馬を作りますか?

浄土真宗では、亡き人をお盆に迎え送りするという考え方を基本的に取らないため、精霊馬を用意しないのが一般的です。地域や寺院の慣習もあるため、お手次の寺院に確認すると安心です。

まとめ

2026年8月9日の「四季折々の贈り物」は、きゅうりとナスで作るお盆の精霊馬がテーマです。一般的には、きゅうりの馬に「早く帰ってきてほしい」、ナスの牛に「ゆっくり戻ってほしい」という願いを込めます。

作り方は、きゅうりとナスへ爪楊枝を4本ずつ差して自立させるだけです。飾る時期や向き、処分方法には地域差があるため、家族に伝わる方法や菩提寺の案内を優先してください。短い工作の中に、お盆の意味やご先祖様を思う気持ちを子どもへ伝えられるのが、精霊馬作りの魅力です。

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