サーチコンソールの「一般的ではないダウンロード」警告を審査リクエストで1日解決する方法

Googleサーチコンソールを管理していると、ある日突然「セキュリティの問題:1件の問題を検出しました」という通知が届くことがあります。その内容が「一般的ではないダウンロード」だった場合、具体的にどのページが問題なのかすら示されないことも多く、対処に困るケースが少なくありません。この記事では、実際に同じ警告を受けた経験をもとに、セキュリティスキャンから審査リクエスト送信まで、1日で解決するまでの具体的な手順を解説します。

サーチコンソールに突然表示されるセキュリティ警告を確認する

サーチコンソールのトップ画面に「セキュリティの問題:1件の問題を検出しました」というバナーが出ることがあります。特にサイト公開から日の浅い段階では、何が原因なのか見当もつかず焦ってしまいます。まず「レポートを開く」をクリックして詳細画面を確認しましょう。

サーチコンソールのセキュリティ問題通知画面

「一般的ではないダウンロード」警告の原因と仕組み

サーチコンソールの一般的ではないダウンロード詳細画面

セキュリティの問題レポートを開くと「1件の問題を検出しました」というステータスが表示されます。実際に表示された詳細メッセージの内容はこのようなものでした。

お客様のサイトのページの一部で有害なコンテンツが現出されました。早急にこのコンテンツを削除することをおすすめします。コンテンツが削除されるまで、Google Chromeなどの各ブラウザで、サイトの訪問者やサイトから特定のファイルをダウンロードしようとしたユーザーに対し警告が表示されます。あらかじめご了承ください。

この警告は、Googleセーフブラウジングがサイト内のダウンロードコンテンツを「安全性が未確認」と判断したときに発生します。外部サイトへの直リンクやzipファイルの配布リンクが存在する場合に起きやすいとされていますが、今回のサイトは以下の状況で、心当たりがまったくない状態でした。

  • 開設してまだ1週間足らずの新規WordPressサイト
  • 記事数は10本程度で、テキストと画像のみのシンプルな構成
  • 使用中のWordPressテーマは別サイトでも稼働しており、そちらでは異常なし

加えて「URLの例:該当なし」と表示されており、どのページが問題なのかすら特定できない状況でした。Googleの誤検知や処理の遅れによる誤発報の可能性を感じつつも、外部からの不正アクセスを完全には否定できないため、まずセキュリティスキャンを実施することにしました。

無料ツールでサイトの安全性をスキャンして確認する

審査リクエストを送る前に、サイトに実際の問題がないかを確認しておくことが重要です。以下の無料ツールを使ってサイト全体をスキャンし、有害コンテンツが存在しないことを確かめました。

  • VirusTotal(https://www.virustotal.com/):URLやファイルを70種類以上のエンジンで同時スキャンできる世界標準のセキュリティ検査ツール
  • GRED Webセキュリティチェック(https://check.gred.jp/):日本語インターフェースで使いやすい国内向けのWebサイト安全性診断サービス

どちらのツールでも問題は一切検出されませんでした。サイト内に有害なファイルやスクリプトが存在しないと客観的に確認できたため、次のステップへ進みます。

「審査をリクエスト」の送り方と入力例

サーチコンソールの審査をリクエストする画面

セキュリティの問題レポートにある「審査をリクエスト」ボタンを押します。「問題をすべて修正しました」にチェックを入れ、「問題解決のために行ったこと」の欄にセキュリティスキャンの結果を記入して送信します。実際に送った内容は以下の通りです。

「セキュリティの問題」ページの「一般的ではないダウンロード」項目で「URLの例」が「該当なし」となっており、具体的な問題箇所が特定できない状態です。念のため以下のセキュリティチェックツールでサイトを調査しましたが、問題は検出されませんでした。
・VirusTotal(https://www.virustotal.com/)
・GRED Webセキュリティチェック(https://check.gred.jp/)

審査リクエストの翌日に警告が消え、解決メールも届いた

サーチコンソールのセキュリティ問題が解決した画面

審査リクエストを送った翌日、サーチコンソールから警告メッセージが消えていました。「セキュリティの問題が解決された」旨の通知メールも届き、問題が正式に解消されたことを確認できました。リクエスト送信から24時間以内という、思いのほかスムーズな対応でした。

まとめ:「URLの例:該当なし」なら審査リクエストで即解決できる

サーチコンソールの「一般的ではないダウンロード」警告は、Googleセーフブラウジングの誤検知や処理の遅延によって、実際には問題のないサイトに対しても発生することがあります。「URLの例:該当なし」と表示されている場合は特に、実在する問題ページがない可能性が高いです。

解決までのステップをまとめます。

  • VirusTotal・GREDなど無料ツールでサイトをスキャンして安全性を確認する
  • 問題が見つからなければ「審査をリクエスト」にスキャン結果を添えて送信する
  • 最短で翌日〜数日のうちに警告が消え、Googleから解決通知メールが届く

同じ警告が届いて困っている方は、まずセキュリティスキャンを済ませてから、迷わず審査リクエストを送ってみてください。サーチコンソールとあわせてGoogleアナリティクス(GA4)の初期設定も整えておくと、サイト全体の管理精度がさらに向上します。

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