きょうの健康「女性のがん検診」乳がん・子宮頸がんは何歳から?HPV検査も解説【8月28日】|8/28 6:10
2026年8月28日(金)朝6時10分からNHK Eテレで『きょうの健康 がん検診で命を守る最新ガイド「女性のがん検診 乳がん・子宮頸がん」』が放送されます。講師は国立がん研究センター検診研究部部長の中山富雄さん、キャスターは岩田まこ都さん、小郷知子さんです。
今回のポイントは、乳がんと子宮頸がんで『何歳から・何年ごとに・どの検査を受けるのか』が違うことです。特に子宮頸がん検診では、従来の細胞診に加えてHPV検査単独法が一部自治体の住民検診で導入されており、対象年齢と受診間隔の違いが検索されやすいテーマです。
8月28日「きょうの健康」放送情報
| 番組名 | きょうの健康 がん検診で命を守る最新ガイド「女性のがん検診 乳がん・子宮頸がん」 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年8月28日(金)6:10~6:25 |
| 放送局 | NHK Eテレ1・東京/大阪/愛知ほか |
| 講師 | 中山富雄(国立がん研究センター検診研究部部長) |
| キャスター | 岩田まこ都、小郷知子 |
| テーマ | 乳がん・子宮頸がん検診の方法、年齢、受診タイミング |
乳がん検診は40歳から2年に1回が基本
国立がん研究センターのがん情報サービスでは、国が推奨する対策型の乳がん検診は40歳以上を対象に、2年に1回のマンモグラフィを受ける形が基本とされています。マンモグラフィは乳房専用のX線検査で、乳房を圧迫して撮影し、小さなしこりや石灰化を見つけます。
一方、視触診だけの検診や、超音波検査をマンモグラフィと一律に組み合わせる方法は、対策型検診として死亡率を下げる科学的根拠が十分ではないとされています。『新しい検査を追加すれば安心』ではなく、推奨された方法と間隔を守ることが重要です。
子宮頸がん検診は20歳から細胞診を2年に1回
子宮頸がん検診の細胞診は20歳以上が対象で、2年に1回が基本です。専用のブラシやヘラで子宮頸部の細胞を採取し、異常な細胞がないかを調べます。
子宮頸がんは比較的若い年代でも発症するため、乳がん検診より早い20歳から定期検診の対象になります。不正出血や月経以外の出血、性交時の出血など気になる症状がある場合は、検診の時期を待つのではなく医療機関へ相談することが大切です。
HPV検査単独法は30歳以上・陰性なら5年に1回
2024年4月から、厚生労働省の要件を満たす一部自治体では、住民検診としてHPV検査単独法を実施できるようになりました。対象は30歳以上で、HPV陰性なら5年に1回が基本です。
細胞診とHPV検査では受診間隔が違うため、自分の判断で毎年受ければよいわけではありません。また、HPV検査単独法はすべての自治体で選べるわけではなく、自治体側が採用しているかを確認する必要があります。
乳がんと子宮頸がんの検診を一覧で比較
| 乳がん | 40歳以上/マンモグラフィ/2年に1回 |
|---|---|
| 子宮頸がん(細胞診) | 20歳以上/細胞診・内診/2年に1回 |
| 子宮頸がん(HPV検査単独法) | 30歳以上/要件を満たす自治体の住民検診/陰性なら5年に1回 |
同シリーズのがん検診記事もあわせて確認
今回の女性のがん検診は、8月24日の5つのがん検診のメリット・デメリット、8月25日の大腸・胃・肺がん検診と精密検査から続くシリーズです。
5つのがん検診全体を先に把握してから今回を見ると、乳がん・子宮頸がんだけ対象年齢や検査方法がどう違うかを整理しやすくなります。
症状があるときは検診ではなく診療へ
がん検診は、基本的に症状のない人を対象に、がんによる死亡を減らすことを目的として行われます。乳房のしこり、乳頭からの分泌、不正出血など明らかな症状がある場合は、次の検診時期を待たず医療機関を受診してください。
この記事は番組情報と公的ながん検診情報を整理したもので、個別の診断や治療を行うものではありません。実際の受診方法や自己負担額は自治体、職場、加入する保険によって異なるため、案内を確認してください。
よくある質問
乳がん検診は何歳から?
国が推奨する対策型検診では40歳以上が対象で、マンモグラフィを2年に1回受けるのが基本です。
子宮頸がん検診は何歳から?
細胞診は20歳以上を対象に2年に1回が基本です。
HPV検査単独法は誰でも受けられる?
30歳以上が対象ですが、住民検診で厚生労働省の要件を満たす自治体に限って実施されます。陰性の場合の受診間隔は5年です。
症状がある場合も検診でよい?
検診は基本的に症状のない人が対象です。しこり、不正出血など気になる症状がある場合は、検診を待たず医療機関へ相談してください。
まとめ
8月28日の『きょうの健康』は、女性にとって重要な乳がん・子宮頸がん検診を整理する回です。乳がんは40歳から2年に1回のマンモグラフィ、子宮頸がんの細胞診は20歳から2年に1回が基本。HPV検査単独法は30歳以上で、一部自治体の住民検診に限り実施され、陰性なら5年に1回です。

