今求められる学力と学び第12回「新しい学力と学びの評価」とは?目標準拠・観点別評価を整理|8/27 21:00

2026年8月27日(木)21時から放送大学テレビで放送される「今求められる学力と学び」第12回は、「新しい学力と学びの評価」がテーマです。学力を“点数だけ”で捉えるのではなく、何を身につけ、どのように学びを深めたのかをどう評価するかが焦点になります。

放送大学の2026年度新設科目資料では、この科目は心理と教育コースの専門科目で、担当は石井英真・京都大学准教授。公式教材の全体方針では「目標準拠評価」「観点別評価」「形成的評価と総括的評価」などが主要キーワードとして挙げられており、第12章が「新しい学力と学びの評価」に対応しています。

「今求められる学力と学び」第12回の放送日時

科目名今求められる学力と学び(’26)
第12回新しい学力と学びの評価
放送局放送大学テレビ(BS231ch)
放送日時2026年8月27日(木)21:00〜21:45
担当石井英真
分野心理と教育/専門科目

番組表では8月27日21時から「今求められる学力と学び 第12回『新しい学力と学びの評価』」が編成されています。放送大学の公式資料では、2026年度に新規開設されたテレビ科目として掲載されています。

第12回「新しい学力と学びの評価」で何を考える?

公式教材の説明によると、この科目全体は、学力観の変遷と現在地、これから求められる学力、それに対応した学びのあり方を、政策・実践・研究動向から考える内容です。第12章では、その流れを受けて「学びをどう評価するのか」が中心になります。

ここで重要なのは、評価を単に成績をつける作業として見るのではなく、学習者の成長を捉え、次の学びや授業改善につなげる仕組みとして考えることです。教材全体のキーワードに「目標準拠評価」「観点別評価」「形成的評価と総括的評価」が含まれていることから、第12回を見るうえでも、この違いを押さえておくと理解しやすくなります。

目標準拠評価とは?他の人との比較ではなく目標への到達を見る

目標準拠評価は、あらかじめ設定した学習目標や評価基準に照らして、学習者がどこまで到達したかを見る考え方です。クラス内の順位や平均との比較よりも、「この学習で身につけてほしい力を、どこまで獲得できたか」を重視します。

そのため、授業の目標と評価基準を対応させることが重要です。何を学ばせたいのかが曖昧なままだと、評価も曖昧になります。逆に、目標が明確なら、教師だけでなく学習者自身も「何をできるようになればよいか」を理解しやすくなります。

観点別評価は「知識」だけでなく学び方も見る

現在の学校教育では、学習の成果を複数の観点から捉える考え方が用いられています。知識・技能だけでなく、思考・判断・表現や、学習に向かう姿勢など、異なる側面を分けて見ることで、点数一つでは見えにくい学力を捉えようとします。

一方で、観点を増やせば自動的に評価が良くなるわけではありません。授業で実際に学習した内容と、評価する観点や課題が対応しているかが重要です。第12回では「新しい学力」を評価する際に、何を証拠として捉えるのかという視点がポイントになります。

形成的評価と総括的評価の違い

形成的評価は学習の途中で改善につなげる

形成的評価は、学習の途中で理解度やつまずきを確認し、その後の学び方や教え方を調整するための評価です。小テスト、振り返り、問いかけ、課題へのコメントなど、学習中のフィードバックが代表的です。

総括的評価は学習の一区切りで成果を確認する

総括的評価は、単元や学期など一定期間の学習が終わった段階で、どの程度の成果が得られたかを確認する評価です。定期試験や最終レポートなどが典型ですが、評価方法は目的に応じて変わります。

両者はどちらか一方を選ぶものではなく、途中で学びを改善する形成的評価と、到達度をまとめて確認する総括的評価をどう組み合わせるかが重要です。

なぜ「新しい学力」には新しい評価が必要なのか

知識を覚えたかどうかだけなら、短答式のテストでも一定程度測れます。しかし、知識を使って課題を発見・解決する力や、考えを説明する力、探究的に学ぶ力は、一つの正解を選ぶ問題だけでは十分に捉えにくい場合があります。

そのため、学習成果を多面的に捉える評価方法が必要になります。公式教材全体でも「主体的・対話的で深い学び」「探究的な学び」「個別最適な学び」などが扱われており、第12回の評価論は、それまでの授業・学力論をつなぐ重要な回といえます。

放送大学の教材「今求められる学力と学び」は全15章

放送大学教育振興会の公式教材は全15章構成で、第11章「子どもの多様性の尊重と学力」、第12章「新しい学力と学びの評価」、第13章「非認知的能力の育成と学校教育」と続きます。評価を単独テーマとして終わらせず、多様な学習者や非認知的能力の議論へ接続している点が特徴です。

授業を視聴する際は、「評価は何のために行うのか」「評価結果を誰がどう使うのか」「新しい学力をどんな課題で捉えるのか」という3点を意識すると、内容を整理しやすくなります。

よくある質問

「今求められる学力と学び」第12回はいつ放送?

2026年8月27日(木)21時から21時45分まで、放送大学テレビで放送予定です。

第12回のテーマは何ですか?

「新しい学力と学びの評価」です。

担当講師は誰ですか?

放送大学の2026年度資料では、担当は石井英真さん(京都大学准教授)です。

第12回を見る前に押さえたいキーワードは?

公式教材全体のキーワードとして、目標準拠評価、観点別評価、形成的評価と総括的評価などが挙げられています。

まとめ

「今求められる学力と学び」第12回は、学力をどう測るかではなく、学びをどう捉え、評価を次の学習や授業改善へどうつなげるかを考える回です。

目標準拠評価、観点別評価、形成的評価と総括的評価の基本的な違いを意識して視聴すると、「新しい学力」に対応する評価の意味を理解しやすくなります。

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