きょうの健康|大腸・胃・肺がん検診の負担を減らす受け方と精密検査【8月25日】|8/25 20:30
2026年8月25日(火)20時30分からNHK Eテレの『きょうの健康』で、「がん検診で命を守る最新ガイド 大腸がん・胃がん・肺がん検診」が放送されます。講師は国立がん研究センター検診研究部部長の中山富雄さん、キャスターは岩田まこ都さんと小郷知子さんです。
今回の焦点は、死亡数の多い3つのがんを早期に見つけることに加え、「検査の負担をどう抑えながら、必要な検診と精密検査につなげるか」という点です。年齢・検査方法・頻度を先に一覧で確認したい方は、既存記事「大腸・胃・肺は何歳から?検査方法と頻度」もあわせて確認できます。
8月25日「きょうの健康」放送情報
| 番組名 | きょうの健康 がん検診で命を守る最新ガイド「大腸がん・胃がん・肺がん検診」 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年8月25日(火)20:30~20:45 |
| 放送局 | NHK Eテレ1・東京/大阪/愛知ほか |
| 講師 | 中山富雄(国立がん研究センター検診研究部部長) |
| キャスター | 岩田まこ都、小郷知子 |
| テーマ | 大腸がん・胃がん・肺がんの検診と、体への負担を抑えた受診の考え方 |
今回の見どころは「検診を受ける」だけで終わらないこと
がん検診は、検査そのものを受ければ完了というものではありません。異常が疑われた場合に精密検査へ進み、必要なら治療につなげて初めて早期発見の意味が生きます。番組では、3つのがん検診を安心して活用するための最新情報が解説されます。
検診には利益だけでなく、偽陽性や偶発症などの不利益もあります。だからこそ、年齢やリスクに合った、死亡率を下げる科学的根拠が確認された方法を選ぶことが重要です。
大腸がん検診|まずは便潜血検査、陽性なら精密検査へ
国が推奨する対策型の大腸がん検診は、40歳以上を対象に便潜血検査(免疫法)を1年に1回行う形が基本です。2024年度版の国立がん研究センターのガイドラインでも、便潜血検査免疫法は強く推奨されています。
便潜血検査は自宅で採便できるため、内視鏡検査と比べて身体的な負担を抑えやすいのが特徴です。一方、陽性だった場合に「もう一度便潜血をやって様子を見る」のではなく、指示された精密検査を受けることが大切です。
胃がん検診|50歳以上は胃部X線または胃内視鏡
胃がん検診は、国の推奨では50歳以上が対象で、胃部X線検査または胃内視鏡検査を2年に1回受ける形が示されています。どちらを実施するかは自治体や検診機関の体制によって異なります。
「胃カメラはつらそう」「バリウムが苦手」と感じる人も少なくありません。検査の負担や持病、これまでの検査歴を踏まえ、実施機関の案内を確認して選択するのが現実的です。症状がある場合は検診を待たず、医療機関を受診してください。
肺がん検診|胸部X線が基本、低線量CTは対象条件に注意
国が推奨する肺がん検診は、40歳以上を対象に胸部X線検査を1年に1回行う形が基本です。2025年度版の国立がん研究センターの肺がん検診ガイドラインでは、胸部X線検査は40~79歳で1年に1回が推奨されています。
一方、低線量CTは誰にでも一律に勧められるわけではありません。2025年度版では重喫煙者に対しては50~74歳・1年に1回を推奨する一方、重喫煙者以外の対策型検診としては実施しないことが推奨されています。
「体への負担が少ない検診」をどう考える?
負担の少なさは、単に痛みが少ないかだけで決まりません。検査の準備、放射線被ばく、鎮静、偶発症、精密検査の必要性、受診にかかる時間などを含めて考える必要があります。
- 大腸がん:まず便潜血検査でスクリーニングし、陽性時に精密検査へ
- 胃がん:対象年齢と間隔を守り、X線と内視鏡の特徴を理解して受診
- 肺がん:胸部X線を基本とし、低線量CTは喫煙歴など対象条件を確認
なお、血便、長引くせき、血痰、食欲低下、黒い便、急な体重減少など気になる症状がある場合は「検診」ではなく「診療」の対象です。検診の時期まで待たずに医療機関へ相談してください。
再放送・見逃しを確認するポイント
番組表では同テーマの再放送が8月27日(木)6:10~6:25に予定されています。放送・配信予定は変更される場合があるため、視聴時点でNHKの番組情報や配信サービスの表示を確認してください。
よくある質問
大腸がん検診は何歳から?
国が推奨する対策型検診では40歳以上が対象で、便潜血検査を1年に1回受ける形が基本です。自治体や加入する保険の案内も確認してください。
胃がん検診はバリウムと胃カメラのどちら?
国の推奨では50歳以上を対象に、胃部X線検査または胃内視鏡検査を2年に1回行う形が示されています。実施方法は自治体などで異なります。
肺がん検診はCTが基本?
国の対策型検診では40歳以上の胸部X線検査が基本です。低線量CTは喫煙状況などで推奨が異なるため、対象条件を確認することが大切です。
まとめ|8月25日は「負担を減らしながら、必要な検診につなぐ」がポイント
8月25日の『きょうの健康』は、大腸がん・胃がん・肺がんについて、早期発見だけでなく、検診を安心して活用するための最新情報を整理する回です。自分の年齢や喫煙歴、自治体の検診制度を確認し、対象となる検査を適切な間隔で受けることが基本になります。
この記事は番組情報と公的ながん検診情報を整理したもので、個別の診断・治療を目的とするものではありません。症状がある場合や受診方法に迷う場合は、医療機関や自治体の相談窓口へ確認してください。

