国際報道2026「中国残留日本人3世の思い」|ルーツへの葛藤と“過ぎ去らない過去”【8月18日】|8/18 4:30

2026年8月18日(火)午前4時30分からNHK総合で、「国際報道2026 中国残留日本人3世の思い」が放送されます。戦後80年を超え、中国残留日本人の孫にあたる3世が、自分たちの経験やルーツへの思いを語り始めています。

今回のポイントは、「中国残留日本人3世とは誰?」「祖父母世代の戦争体験が孫世代にどう影響する?」「なぜ今、3世が語り始めたのか?」という点です。番組紹介に加え、厚生労働省が公表する中国残留邦人の定義と2026年の最新統計を確認しながら背景を整理します。

この記事の要点

  • 放送は2026年8月18日(火)午前4:30からNHK総合
  • テーマは中国残留日本人の孫世代にあたる「3世」
  • 3世がルーツへの葛藤や家族の記憶を自らの言葉で語る
  • 戦争が終わっても家族史の中では終わっていない「過ぎ去らない過去」が焦点
  • 厚生労働省の2026年6月30日時点統計では永住帰国者本人6,731人、家族を含め20,918人

「国際報道2026 中国残留日本人3世の思い」の放送日時・内容

番組名国際報道2026 中国残留日本人3世の思い
放送日時2026年8月18日(火)午前4:30~
放送局NHK総合1・東京
テーマ中国残留日本人3世のルーツと葛藤
キーワード中国残留日本人、3世、戦争、家族の記憶、ルーツ

番組紹介では、戦後80年を超えた今、中国残留日本人の孫世代である3世が経験を語り始めていることに注目します。戦争を直接体験した世代ではない3世が、自分の家族の来歴と向き合う姿を通して、戦争がもたらした影響が世代を越えて続いている現実に迫ります。

中国残留日本人とは?厚生労働省の定義

厚生労働省は、1945年当時、中国東北地方の旧満州地区には開拓団など多くの日本人が暮らしており、ソ連軍の対日参戦後、戦闘や避難中の飢餓・疾病などで多くの人が犠牲になったと説明しています。混乱の中で肉親と離れ、中国の養父母に育てられたり、やむなく中国に残ることになった人々が「中国残留邦人」です。

長く中国で暮らした後に日本へ永住帰国した本人だけでなく、同行した家族や、その子・孫の世代も日本で生活してきました。今回の番組が焦点を当てる「3世」は、祖父母の戦争体験そのものではなく、家族の中で受け継がれた記憶や移動の歴史を背負う世代です。

2026年最新統計|永住帰国者は本人6,731人

厚生労働省が2026年6月30日時点で公表している「中国残留邦人等の状況」では、中国残留邦人の永住帰国者本人は6,731人、家族を含めた総数は20,918人です。内訳は、残留日本人孤児2,557人、婦人等4,174人とされています。

数字だけを見ると「帰国によって問題は解決した」と受け止めてしまいがちですが、家族の中では言語や文化、名前、故郷、帰属意識など別の課題が残ります。3世の語りは、帰国後の人生も含めて歴史を見るきっかけになります。

なぜ今「3世」が語るのか|戦争を知らない世代の葛藤

3世は戦争の直接体験者ではありません。それでも、祖父母がなぜ中国に残ることになったのか、なぜ家族が日本へ移ったのか、自分は日本と中国をどう捉えるのかという問いは、生活の中で現れます。

番組が掲げる「過ぎ去らない過去」という言葉は、戦争を「1945年に終わった出来事」だけとして扱わず、その後の家族形成や移住、社会生活、世代間の記憶まで含めて考える視点です。3世が自分の言葉で語ることで、祖父母世代の体験が現在の若い世代にどうつながっているかが見えてきます。

ルーツへの葛藤は「日本か中国か」の二択ではない

中国残留日本人の家族史は、一つの国籍や文化だけで簡単に整理できるものではありません。中国で育った家族、日本へ帰国した家族、日本で生まれ育った孫世代では、それぞれ経験する社会や言語が異なります。

そのため3世のルーツへの葛藤を見るときは、「どちらの国の人なのか」と二択で考えるより、複数の文化や家族の記憶が重なっていることを前提にするのが重要です。今回の特集は、戦争史と同時に、現在を生きる個人のアイデンティティーを考える内容でもあります。

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戦争の影響が現在まで続くという視点では、サイト内のハートネットTV「精神障害者たちの戦争」や、「手塚治虫のみた“戦争”と“未来”」も関連します。立場やテーマは異なりますが、戦争を個人の人生から考える記事として読み比べられます。

「国際報道2026 中国残留日本人3世の思い」のよくある質問

「国際報道2026 中国残留日本人3世の思い」はいつ放送?

2026年8月18日(火)午前4時30分からNHK総合1・東京で放送されます。

中国残留日本人とは?

厚生労働省は、1945年当時の旧満州地区などで戦闘や避難の混乱により肉親と離別し、中国の養父母に育てられたり、やむなく中国に残ることになった人たちを「中国残留邦人」と説明しています。

「3世」とは誰を指す?

一般に中国残留日本人の孫の世代を指します。今回の番組は、その3世が自らのルーツや家族の記憶とどう向き合っているかに焦点を当てます。

中国残留邦人は現在どれくらい永住帰国している?

厚生労働省の2026年6月30日時点の統計では、永住帰国者本人は6,731人、家族を含む総数は20,918人です。

なぜ3世の語りが注目される?

戦争を直接経験していない世代にも、家族の移動、言語、帰属意識、社会との関係などを通じて戦争の影響が続いていることを可視化するからです。

まとめ

「国際報道2026 中国残留日本人3世の思い」は、2026年8月18日(火)午前4時30分からNHK総合で放送されます。中国残留日本人の孫にあたる3世が、自身のルーツや家族の歴史にどう向き合っているかを追う特集です。

厚生労働省の最新統計では、永住帰国した中国残留邦人本人は6,731人、家族を含めると20,918人にのぼります。戦争を直接知らない3世が語ることで、終戦から80年を超えても家族の中に残る記憶と葛藤が、過去の歴史ではなく現在の問題として見えてきます。

参考情報

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