佐々木麟太郎がマーリンズから8巡目指名!ソフトバンク入団・大学残留を含む3つの進路

スタンフォード大学の佐々木麟太郎選手が2026年7月12日(日本時間13日)、MLBドラフトでマイアミ・マーリンズから8巡目、全体235位で指名を受けました。

佐々木選手は2025年のNPBドラフトでもソフトバンクとDeNAから1位指名を受け、抽選の結果、ソフトバンクが交渉権を獲得しています。

このため今後は、マーリンズとの契約、ソフトバンクへの入団、スタンフォード大学への残留という3つの進路を軸に、21歳にして人生を左右する大きな決断を下すことになります。

この記事の要点

  • 佐々木麟太郎選手がマーリンズから8巡目、全体235位で指名された
  • 日本人選手のMLBドラフト指名は2年連続となった
  • 2026年の大学成績は54試合で打率.262、16本塁打、47打点
  • MLB球団との契約期限は日本時間7月28日午前6時
  • ソフトバンクの交渉権は7月31日まで有効
  • マーリンズ、ソフトバンク、大学残留の3つが主な選択肢となる

佐々木麟太郎がマーリンズから8巡目指名

MLBドラフトは米ペンシルベニア州フィラデルフィアで行われ、佐々木選手は2日目にマーリンズから指名を受けました。

項目内容
指名球団マイアミ・マーリンズ
指名順位8巡目
全体順位235位
守備位置一塁手
所属スタンフォード大学
年齢21歳
投打右投げ左打ち

日本人選手がMLBドラフトで指名されるのは、2025年にハワイ大学の武元一輝投手がアスレチックスから19巡目指名を受けたのに続き、2年連続です。

佐々木選手の場合は、すでにNPB球団も交渉権を持っているため、日米双方のドラフトで指名を受ける異例の状況となりました。

8巡目指名はどのような評価なのか

MLBドラフトの8巡目は、上位指名とはいえないものの、球団が将来性や特定の能力を評価して正式に指名枠を使った順位です。

佐々木選手は一塁手が主な守備位置で、評価の中心は左打者としての長打力です。MLBドラフトコンバインでは、最速115.4マイル、約185.7キロの打球速度を記録しました。

打撃練習では458フィート、約139.6メートルの本塁打も放っており、パワーについてはMLB関係者の前でも強烈な印象を残しています。

一方、一塁手は打撃面で高い成績が求められやすいポジションです。プロ入り後は長打力に加え、速い球への対応、変化球の見極め、守備力などを継続的に磨く必要があります。

MLBドラフトでは、4年制大学の3年生・4年生選手は交渉力が限定されるため、下位巡目でも実力ある選手が指名される例が珍しくありません。8巡目という順位だけを見て評価を単純化しないことが大切です。

スタンフォード大学2年目に本塁打数が大幅増加

佐々木選手は花巻東高校で高校通算140本塁打を記録し、卒業後は日本のプロ野球へ進まず、米国の名門スタンフォード大学へ進学しました。

大学1年目の2025年は52試合で7本塁打でしたが、2年目の2026年は52試合で16本塁打を記録。本塁打数を2倍以上に伸ばしています。

年度試合打率本塁打打点出塁率
2025年52.269741.377
2026年52.2611647.403

2026年は45四球を選び、出塁率.403を記録しています。単に長打を狙うだけでなく、ボールを見極めて出塁する能力も示しました。

54安打のうち27本が長打で、内訳は二塁打11本、本塁打16本です。安打の半数近くが長打という数字です。

安打の半数が長打だったことからも、佐々木選手の最大の武器がパワーであることが分かります。単打を積み重ねるタイプではなく、一振りで試合の流れを変えられる打者として評価されています。

今後考えられる3つの進路

マーリンズから指名されたことで、佐々木選手には主に3つの選択肢があります。

進路主な特徴
マーリンズと契約マイナーリーグからメジャー昇格を目指す
ソフトバンクに入団NPBでプロとして経験と実績を積む
スタンフォード大学に残留学業を続けながら大学野球で評価を高める

マーリンズと契約する場合

マーリンズと契約した場合は、球団傘下のマイナーリーグでメジャー昇格を目指すことになります。

早い段階から米国のプロ野球に適応できる一方、マイナーでは長距離移動や厳しい競争が続きます。8巡目指名という立場から、実力で昇格の機会をつかむ必要があります。

ソフトバンクへ入団する場合

ソフトバンクは2025年のNPBドラフトで佐々木選手の交渉権を獲得しています。

NPBでプロの投手と対戦しながら経験を積み、将来的に海外FAなどでMLBを目指す道が考えられます。充実した練習施設や育成環境も、判断材料の一つになるでしょう。

日本での知名度や母国でのプレー機会という点も、本人や家族にとって無視できない要素です。プロとして安定した契約形態でキャリアをスタートできる点も、大学経由の指名とは異なる魅力といえます。

ただし、NPBからMLBへ移籍できる時期や方法は、入団後の契約、球団の方針、国内FA・海外FA資格などによって変わります。

スタンフォード大学に残留する場合

両球団と契約せず、スタンフォード大学に残って学業と野球を続ける選択肢もあります。

大学でさらに成績を伸ばし、将来のドラフトでより高い順位を目指せる可能性があります。一方で、けがや成績低下によって評価が変わるリスクもあります。

マーリンズとソフトバンクの交渉期限

佐々木選手が進路を決断するまでの時間は限られています。

交渉先期限
マーリンズ2026年7月28日午前6時(日本時間)
ソフトバンク2026年7月31日

MLBドラフトで指名された四年制大学の選手との契約期限は、米東部時間7月27日午後5時です。日本時間では翌28日午前6時となります。

NPBでは、海外の学校に在学している選手に対する交渉権は、ドラフト会議翌年の7月末まで有効です。

そのため、佐々木選手は7月末までに日米双方の条件を比較し、自身の将来像に合った進路を決めることになります。

決断で重視されそうなポイント

  • マーリンズが提示する契約金や育成計画
  • マイナーリーグで想定される出発地点
  • ソフトバンクでの起用方針や育成環境
  • 将来的なMLB挑戦までの道筋
  • スタンフォード大学で続けたい学業
  • 本人がどの環境で成長したいと考えるか

8巡目という順位だけで進路の良し悪しを判断することはできません。球団がどのような育成計画を提示しているのか、本人が何年後にどこでプレーしたいのかによって、最適な選択は変わります。

過去にも、指名順位が高くなかった選手がマイナーで力をつけ、メジャーで活躍する例は数多くあります。反対に、日本球界で経験を積んでから海外挑戦を目指す道を選んだ選手もいます。

どちらが正解というものではなく、本人の性格や目標に合った環境を選ぶことが重要です。

今回のように日米両方から指名を受ける例は珍しく、佐々木選手の決断は今後、同じように海外の大学でプレーする日本人選手の進路選択にも影響を与える可能性があります。

指名は入団決定ではありません

MLBドラフトで指名されても、選手が球団と契約しなければ入団は成立しません。佐々木選手はマーリンズと契約せず、ソフトバンクへの入団や大学残留を選ぶこともできます。

よくある質問

マーリンズから指名された時点で入団は決定ですか?

決定ではありません。契約条件などについて交渉し、期限までに双方が合意して契約を結ぶ必要があります。

ソフトバンクとの交渉は続けられますか?

ソフトバンクが持つ交渉権は2026年7月31日まで有効です。マーリンズと契約を結ぶ前であれば、ソフトバンク入団を選ぶこともできます。

大学に残ることもできますか?

マーリンズ、ソフトバンクのどちらとも契約せず、スタンフォード大学に残って野球と学業を続ける選択肢があります。

なぜソフトバンクとマーリンズの両方から指名されたのですか?

NPBとMLBは別のリーグとして、それぞれ独自にドラフト会議を実施しています。佐々木選手はNPBに所属する日本の選手ではなく、米国の大学に在籍する立場だったため、両方のドラフトで指名を受けられる状況になりました。

まとめ

スタンフォード大学の佐々木麟太郎選手が、2026年MLBドラフトでマーリンズから8巡目、全体235位指名を受けました。米ペンシルベニア州フィラデルフィアで行われたドラフト会議2日目の指名です。

2026年の大学シーズンでは54試合で16本塁打を記録し、ドラフトコンバインでも約140メートルの本塁打と最速約185.7キロの打球速度を計測。最大の武器である長打力が評価されました。

今後はマーリンズと契約してマイナーからメジャーを目指す道、ソフトバンクでNPBの経験を積む道、スタンフォード大学に残る道の中から進路を選ぶことになります。3つの選択肢にはそれぞれ異なる利点とリスクがあります。

マーリンズとの契約期限は日本時間7月28日午前6時、ソフトバンクの交渉権は7月31日までです。日米の野球界から注目される21歳がどの道を選ぶのか、今後の発表が注目されます。

日本人選手のMLB挑戦については、MLBオールスター2026日本人選手は誰?大谷翔平・山本由伸の出場日程と放送もあわせてご覧ください。

参考情報

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