
土日でできるネット副業11選|サラリーマンにおすすめの始め方を解説
毎月の給料に不満があっても、会社員の昇給は年に数千円〜1万円程度にとどまることが多く、すぐに収入を大きく増やすのは簡単ではありません。そこで検討したいのが副業です。結論として、土日や就業後の空き時間を使い、ネットで完結する副業から小さく始めることが、無理なく収入の柱を増やす近道になります。この記事では、平日働いているサラリーマンでも土日中心に取り組めるネット副業11選と、始め方のコツ、確定申告や住民税の注意点をあわせて解説します。
土日のネット副業がサラリーマンに向いている理由
ネット副業の最大のメリットは、時間と場所を選ばないことです。ノートパソコンやスマホがあれば、自宅はもちろんカフェや図書館でも作業できます。
「土日しか時間がない」という制約は、むしろプラスに働くこともあります。人は締め切りや制限時間があるほうが集中しやすく、限られた時間の中で工夫して取り組むことが、結果的に副業を継続させるコツになるからです。
土日にできるおすすめネット副業11選
ここからは、土日や空き時間にできるネット副業を11種類紹介します。最初はハードルが高く感じても、実際に会員登録などをして始めてみると、思ったよりも手軽に取り組めるものが多くあります。自分に合わなければ別の副業に切り替えればよいので、まずは気になるものから試してみましょう。
1. クラウドソーシング
クラウドソーシングは、インターネット上で仕事を依頼したい人と、仕事を受けたい人をマッチングするサービスです。ブログ記事のライティング、画像加工やWebデザイン、イラスト制作、プログラミング、音声の文字起こしなど、パソコン一つでできる仕事が中心です。代表的なサービスには「クラウドワークス」「ランサーズ」のほか、手数料が比較的安い「Bizseek」などがあり、いずれも未経験者向けの案件から探すことができます。
ライティング案件の単価は、初心者向けで1文字1〜2円程度が目安です。1,000文字の案件であれば1,000〜2,000円程度の収入になります。プログラミングやWebデザインは専門性が高い分、1案件で数万円〜数十万円になることも珍しくありません。案件ごとに依頼主(クライアント)が異なるため、契約条件は事前によく確認しましょう。
2. アフィリエイト
アフィリエイトは、自分のブログやサイトで商品やサービスを紹介し、そこから購入や申し込みが発生すると報酬が得られる仕組みです。化粧品、健康食品、クレジットカード、本など、紹介できるジャンルは多岐にわたります。無料ブログから始めることもでき、独自ドメインを取得しても初期費用は数百円〜数千円程度に抑えられるため、参入のハードルが低い副業です。
一方で、収益が発生するまでに時間がかかりやすい点はデメリットです。最初の数か月は収益がゼロに近いことも珍しくありませんが、コツコツとブログを育てていくことで、軌道に乗れば安定した収入につながる可能性があります。文章の書き方を工夫したい方は、以下の記事も参考になります。
3. 転売・せどり
転売(せどり)は、商品を安く仕入れて高く販売し、その差額を利益とする副業です。フリマアプリやネットオークションを活用すれば、自宅にいながら出品・発送まで完結できます。リサイクルショップなどで実物を見ながら、その場でスマホを使って相場価格を調べる「リアル仕入れ・ネット販売」のスタイルが主流です。
仕入れ資金が必要になる点はデメリットですが、商品が売れれば比較的早く現金化できるのがメリットです。最初は少額の仕入れから始め、相場感をつかんでいくとよいでしょう。
4. デジタルコンテンツ販売(電子書籍・オンライン講座)
自分の知識やノウハウを電子書籍やオンライン講座といった形にまとめて販売する方法です。一度作成すれば在庫や発送の手間がかからず、販売プラットフォームを通じて繰り返し収益化できる可能性があります。文章形式のほか、動画やスライド形式で提供されることもあります。
ただし、いわゆる「情報商材」と呼ばれるジャンルには、内容に見合わない高額な価格設定や、誇張した収益を謳う悪質なものも存在します。自分が販売する側であっても、購入する側であっても、内容と価格が見合っているかを冷静に見極めることが大切です。情報商材の仕組みについては、以下の記事で詳しく解説しています。
5. FX(外国為替証拠金取引)
FXは、異なる通貨を売買したときの為替レートの差額で利益を狙う取引です。例えば1ドル=110円のときに購入し、1ドル=120円になったときに売却すれば差額が利益になりますが、逆にレートが下がれば損失になります。
FXにはレバレッジという仕組みがあり、手元資金より大きな金額を取引できる反面、相場が予想と逆に動いた場合の損失も大きくなりやすい点に注意が必要です。日本では個人のFX取引のレバレッジは最大25倍までと規制されています。為替市場は土日が休みのため、副業として取り組む場合は平日の就業後が中心になります。投資である以上、元本割れのリスクがあることを理解したうえで、余裕資金の範囲で取り組むことが大切です。
6. 株式投資
株式投資は、株価が安いときに購入し、値上がりしたときに売却して差益(キャピタルゲイン)を得る方法のほか、配当金や株主優待を受け取る方法もあります。株価は企業の業績やニュースによって日々変動するため、ある程度の知識は必要ですが、知識や経験が豊富な人が必ず勝てるとは限らない世界でもあります。まずは少額から始め、相場の動きに慣れていくとよいでしょう。スマホで取引できる証券会社も多く、通勤時間などのすき間時間でも売買できますが、株式市場自体は土日が休みです。株式投資の基本については、以下の記事もあわせてご覧ください。
7. 暗号資産(仮想通貨)投資
ビットコインをはじめとする暗号資産(仮想通貨)を売買し、その差益を得る方法です。リップルやイーサリアムなど多くの銘柄があり、24時間365日取引できるため、土日でも売買が可能です。差益を狙う方法のほかに、計算処理を提供して報酬を得る「マイニング」もありますが、専門知識や高性能なパソコン、電気代などのコストがかかるため、副業として始めるハードルは高めです。
暗号資産は株式やFXと比べても価格変動が大きく、短期間で大きく値下がりするリスクがあります。取り組む場合は、必ず余裕資金の範囲にとどめましょう。
8. ポイントサイト・アンケートサイト
専用サイトに掲載されている広告のクリックや会員登録、簡単なアンケートに回答することでポイントや報酬を得られるサービスです。1件あたりの単価は小さいものの、コツコツ続けることで月数千円〜1万円程度の収入になることもあります。スキマ時間でリスクなく始められるため、副業の入口として取り組みやすい方法です。
9. 動画投稿(YouTubeなど)
YouTubeなどに動画を投稿し、再生数に応じた広告収入を得る方法です。チャンネル登録者数や総再生時間が一定の基準を満たさないと広告を表示できないため、収益化までには時間がかかります。専門知識がなくても始めやすい一方、収益化後も再生数が伸びなければ大きな収入にはつながりにくく、参入者が非常に多い分野でもあります。動画編集スキルを身につければ、自分のチャンネル運営だけでなく、後述するクラウドソーシングや経験・スキル販売で「動画編集の仕事を受注する」という選択肢にもつながります。
10. 経験・スキル販売
「ココナラ」や「タイムチケット」などのプラットフォームで、自分の知識やスキル、時間を売る副業です。クラウドソーシングが「依頼主が案件を出して募集する」形なのに対し、経験・スキル販売は「自分から得意なことを売り込む」スタイルが特徴です。ライティング、サイト制作、英語翻訳、占い、ダイエット指導、相談相手など、ジャンルは多岐にわたります。価格は自分で設定できるため、専門性次第で収入の幅が大きく広がる可能性があります。
11. シェアリングサービス
自分が所有する空き部屋・空き家・駐車場などのスペースを、ネットを通じて他人に貸し出して収入を得る方法です。空き部屋であれば民泊仲介サービスを利用して宿泊施設として貸し出すことができ、駐車場であれば時間貸しサービスを利用してコインパーキングのように活用することもできます。すでに所有している資産を活用できる点が大きなメリットですが、民泊や駐車場の貸し出しには法令や自治体のルールが関わる場合があるため、事前に確認しておきましょう。
副業を続けるコツ-小さな目標とスケジュール管理
土日中心で副業に取り組む場合、限られた時間をどう使うかが成果を大きく左右します。最初から「月10万円」のような大きな目標を掲げると、思うような成果が出ないまま挫折してしまいがちです。まずは「今月は1,000円」「今月は5,000円」のように、達成しやすい小さな目標から始め、徐々に金額を引き上げていくのがおすすめです。
スケジュールも細かく区切って管理しましょう。最初は1時間単位、慣れてきたら30分や15分単位でタスクを区切り、終わったタスクから消していくと達成感が得られ、モチベーションの維持につながります。土日にどの作業をするかは、できれば金曜のうちに決めておくと、当日迷わずスムーズに取り組めます。
副業の確定申告と住民税の注意点
副業で得た所得(収入から経費を差し引いた金額)が年間20万円を超える場合、所得税の確定申告が必要になります。これは「20万円ルール」と呼ばれ、現在も基本的な仕組みは変わっていません。一方で見落としがちなのが住民税です。住民税には20万円以下なら申告不要というルールはなく、副業の所得が20万円以下であっても、原則としてお住まいの市区町村への住民税の申告が必要になります。
また、会社員が副業をしていることが職場に伝わる主な原因は、給与天引きされる住民税の金額が急に増えることです。確定申告の際には、副業分の住民税を「自分で納付」にする選択肢があります。ただし自治体によっては給与天引きに案内されてしまうケースもあるため、心配な場合は事前に役場の窓口で相談しておくと安心です。副業の税金についてより詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご確認ください。
まとめ
土日中心のネット副業には、クラウドソーシングやアフィリエイトのようにコツコツ取り組むものから、株式投資やFX、暗号資産のようにリスクを伴うものまでさまざまな選択肢があります。大切なのは、自分の時間や資金・スキルに合ったものを選び、小さな目標から無理なく続けることです。収入が増えてきたら、確定申告や住民税のルールも忘れずに確認し、安心して副業を続けられる体制を整えていきましょう。

