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にっぽん百名山「四阿山」11月8日放送|米子大瀑布の2つの滝と信仰の道・鉱山跡|11/8 6:00

2026年11月8日(日)午前6時からNHK BSで放送される「にっぽん百名山 名瀑(ばく)を越え 秋の峰へ〜四阿山(あずまやさん)〜」は、長野県と群馬県の県境にそびえる標高2,354mの四阿山を訪ねる回です。

今回の山旅では、利用者の多い一般的な登山ルートとは異なり、米子瀧山不動寺から続く古い信仰の道をたどります。1日目は落差89mの不動滝と82mの権現滝からなる米子大瀑布、奥之院、かつて硫黄を産出した鉱山跡へ。

2日目はカルデラの縁を進み、根子岳と四阿山の間にある「大隙間」を通る山旅です。

にっぽん百名山「四阿山」11月8日の放送日時・番組情報

項目内容
番組名にっぽん百名山 名瀑(ばく)を越え 秋の峰へ〜四阿山(あずまやさん)〜
放送日時2026年11月8日(日)午前6:00〜6:30
放送局[BS] NHK BS
山四阿山(あずまやさん)
標高2,354m
所在地長野県・群馬県境
案内三笘育
語り鈴木麻里子

今回の放送は、四阿山の山頂だけを目指すのではなく、山の北側に広がる米子瀑布群と信仰の歴史をたどる内容です。NHKオンデマンドの作品紹介では本編29分と案内され、山岳ガイドの三笘育さんが案内役、鈴木麻里子さんが語りを担当しています。

番組表では11月8日(日)午前6時から6時30分までの再放送として掲載されています。朝の時間帯なので、録画してゆっくり見たい方は、放送日と開始時刻を確認しておくと安心です。

前回(2025年12月1日放送)の四阿山回を11月8日に再放送

NHKオンデマンドの作品ページでは、この四阿山の回が2025年12月1日放送の番組として掲載されています。11月8日のNHK BS放送は、同じ「名瀑を越え 秋の峰へ〜四阿山〜」を再び届ける放送です。

今回あらためて見る方も、以前に視聴した方も、米子大瀑布から奥之院、鉱山跡、カルデラの縁へと進む2日間の行程をたどれます。

四阿山はどんな山?標高2,354mの日本百名山

四阿山は「あずまやさん」と読み、長野県と群馬県の県境に位置する山です。関東森林管理局の百名山紹介では標高2,354mとされ、山頂からは遮るもののない360度の展望を楽しめる山として紹介されています。

山頂の形が屋根のように見えることが、四阿山という名前の由来として説明されています。長野側には菅平高原、群馬側には嬬恋方面の山麓が広がり、県境の山ならではの景色を楽しめる場所です。

今回の番組は、よく知られた登山口から山頂へ向かうだけの構成ではありません。山の北側にある米子瀧山不動寺から参道をたどり、滝と奥之院を訪ねることで、四阿山が自然景観だけでなく、信仰の対象でもあったことを伝えます。

1日目のルートは米子瀧山不動寺から米子大瀑布へ

NHKの番組紹介によると、1日目は四阿山の北側にある米子瀧山不動寺を出発します。参道を進みながら、まず目指すのが米子大瀑布です。

滝を見たあと、そのすぐ近くにある開山の地・奥之院へ向かい、さらに近くの鉱山跡にも目を向けます。

米子大瀑布は、四阿山北麓の断崖に並んでかかる不動滝と権現滝の総称です。須坂市の案内では、米子川源流の懸崖に並ぶ二条の滝として紹介されています。

滝だけを訪れる散策コースと、奥之院や鉱山跡を含む山の道では、歩く距離や高低差が異なるため、番組でたどる山旅の順序にも注目したいところです。

米子大瀑布の不動滝は落差89m、権現滝は82m

米子大瀑布を構成する2本の滝は、右側の不動滝が落差89m、左側の権現滝が落差82mです。須坂市はこの二条の滝を「日本の滝100選」に選ばれた米子大瀑布として紹介しています。

2本の滝が並ぶ景観は、番組タイトルにある「名瀑」を象徴する場面です。NHKの作品紹介でも、滝が紅葉に包まれる光景を見どころとして挙げています。

水が落ちる高さだけでなく、断崖に並ぶ二つの流れと周囲の木々が一緒に映ることで、秋の山らしい景色が伝わってきます。

須坂市の案内によると、滝の下にある米子不動尊は、滝そのものを御瀧として崇める信仰と結びついています。滝を眺める観光地であると同時に、修験者が修行を行ってきた場所でもある点が、この回の特徴です。

米子不動尊の奥之院は信仰の開山地

番組で訪ねる奥之院は、米子不動尊の開山地です。須坂市の文化財紹介によると、奥之院は奈良時代の養老2年、718年に泰澄の弟子である浄定行者が四阿山に白山大権現を勧請したという伝承に由来します。

四阿山への白山信仰を背景に、米子瀧山不動尊への信仰が生まれました。行者たちは奥山の厳しい自然の中で修行し、不動滝で身を清める滝行も行ってきたと伝えられています。

現在の奥之院本堂は文化7年、1810年に再建された建物です。

そのため、米子瀧山不動寺から奥之院へ向かう道は、単なる登山道というだけではありません。山へ入る行為そのものに祈りや修行の意味が重なってきた道です。

今回の番組では、滝の景観とともに、こうした歴史を知りながら歩くことで、四阿山の別の表情が見えてきます。

「黄色いダイヤ」を産出した米子鉱山跡とは?

NHKの作品紹介では、米子大瀑布の近くに、かつて「黄色いダイヤ」を産出した鉱山があったと紹介されています。須坂市の史跡案内によると、米子鉱山は四阿山の西北、標高約1,450m付近に位置し、根子岳や浦倉山周辺に含まれていた硫黄を採掘していました。

須坂市の説明では、江戸時代には硫黄を幕府へ献上した記録があり、明治中期以降は会社による鉱山経営が進みました。昭和に入ると硫黄の需要が高まり、須坂駅まで索道を設けて鉱石を運ぶなど、地域の産業を支える存在になりました。

硫黄の需要は化学工業やパルプ産業などと関係していましたが、石油化学の発展によって副産物として硫黄が得られるようになると、米子鉱山の採掘は次第に縮小しました。須坂市の記録では、硫黄採掘は昭和35年に終了し、鉱山全体は昭和48年に閉山しています。

現在の鉱山跡は、滝と山の景色の中に残る産業遺産です。番組で滝や奥之院だけでなく鉱山跡にも触れるのは、四阿山周辺の自然が、信仰の場であると同時に、人々の暮らしや産業とも結びついてきたことを示すためでしょう。

2日目はカルデラの縁へ|根子岳と四阿山の「大隙間」

2日目は、巨大なカルデラの縁をたどる行程です。NHKの作品紹介では、根子岳と四阿山の間に「大隙間」と呼ばれる地形があることも紹介されています。

1日目の滝と信仰の道から、2日目は火山地形が生み出した山の輪郭へと、山旅の見どころが移ります。

カルデラは、火山活動に伴って山体の一部が大きく陥没するなどしてできた地形です。四阿山周辺には四阿火山の地形が広がり、山頂や周囲の峰々の位置関係を知ると、番組で歩く「カルデラの縁」という言葉が理解しやすくなります。

根子岳と四阿山の間にある大隙間は、二つの峰をつなぐ山の地形として紹介されています。番組では、滝の迫力だけでなく、稜線や鞍部をたどることで見えてくる山の形にも注目できます。

四阿山の山頂だけを目標にするのではなく、周辺の峰と地形を含めて歩く構成が、今回の山旅の特徴です。

米子大瀑布へ実際に行く場合のルートと注意点

番組で紹介される景色を現地で見たい場合は、須坂市が案内する米子大瀑布の周遊情報も確認しておきたいところです。市の案内では、駐車場から滝つぼまでは登山道を約30分歩き、周遊遊歩道は一周およそ2時間とされています。

ルートには米子不動尊奥之院、不動滝、権現滝、米子鉱山跡地のビューポイントなどが含まれます。

ただし、滝の周辺は平坦な観光地ではありません。須坂市は一部に勾配のきつい場所があり、雨のあとにはぬかるむ場合があるとして、歩きやすい靴を用意するよう案内しています。

売店や自動販売機はなく、周辺の水は鉱水のため飲めません。飲み物や行動食は事前に準備する必要があります。

また、周辺は熊の生息域で、携帯電話も基本的に圏外となる場所があると市は注意を促しています。現地を歩く場合は、天候、登山道の状態、通行規制、熊への備えを確認し、無理のない計画を立てましょう。

番組で見るルートと、実際に歩く日の条件は同じとは限りません。

須坂市の2026年11月4日付のお知らせでは、米子大瀑布への林道を11月10日午前10時から冬季閉鎖する案内が出ています。11月8日の放送を見て現地へ出かけたいと考えている方は、放送の内容だけで判断せず、出発前に市の最新案内で林道の開通状況を確認してください。

案内役は三笘育、語りは鈴木麻里子

今回の案内役は、山岳ガイドの三笘育さんです。NHKオンデマンドの作品ページでは、三笘さんが1日目に米子瀧山不動寺から出発し、米子大瀑布、奥之院、鉱山跡へと向かう行程を案内すると紹介されています。

語りを担当するのは鈴木麻里子さんです。山の地形や道の背景を紹介するナレーションとともに、滝、信仰、鉱山、カルデラという異なる要素を持つ四阿山の山旅をたどれます。

「にっぽん百名山」では、山頂の標高や眺望だけでなく、登山道の成り立ち、地域の暮らし、自然環境にも目を向けます。今回も、古い信仰の道を案内する三笘さんの視点を通して、米子大瀑布と四阿山の関係を知ることができます。

同じ番組の山旅を続けて見たい方は、キニナル内のにっぽん百名山「四阿山」10月29日放送のルート紹介や、10月27日放送の米子大瀑布と秋の峰への道も参考になります。別の山の信仰の道を扱ったにっぽん百名山・石鎚山の修験の道と見比べるのもおすすめです。

見逃し配信・NHKオンデマンドの掲載情報

NHKオンデマンドには、今回の「名瀑を越え 秋の峰へ〜四阿山〜」の作品ページが掲載されています。ページ上では本編29分、出演は三笘育さん、語りは鈴木麻里子さんと案内されています。

テレビ放送を見逃した場合は、NHKオンデマンドの作品ページで配信状況や視聴条件を確認できます。

NHKオンデマンドは、番組ごとに単品購入や月額見放題パックなどの視聴方法、公開期間が異なります。視聴を考えている場合は、作品ページに表示される購入期限や視聴期間、利用料金を確認してください。

放送と配信では利用条件が異なる場合もあるため、テレビ放送の再放送と同じ条件で視聴できるとは限りません。

参考にした情報

よくある質問

にっぽん百名山の四阿山回は11月8日の何時からですか?

2026年11月8日(日)午前6時からNHK BSで放送されます。番組表では午前6時から6時30分までの再放送として掲載されています。

米子大瀑布の滝は何という名前で、高さはどれくらいですか?

不動滝が落差89m、権現滝が落差82mです。この二つの滝を合わせて米子大瀑布と呼びます。

番組の案内役と語りは誰ですか?

案内役は山岳ガイドの三笘育さん、語りは鈴木麻里子さんです。NHKオンデマンドの作品ページにも掲載されています。

米子大瀑布へ行く遊歩道はどれくらい歩きますか?

須坂市の案内では、駐車場から滝つぼまで登山道を約30分、周遊遊歩道を一周する場合は約2時間とされています。勾配や路面状況、季節の通行規制を事前に確認してください。

まとめ

11月8日(日)午前6時放送の「にっぽん百名山 名瀑(ばく)を越え 秋の峰へ〜四阿山〜」では、標高2,354mの四阿山を、古い信仰の道からたどります。1日目は米子瀧山不動寺から米子大瀑布、奥之院、米子鉱山跡へ向かい、2日目はカルデラの縁と根子岳・四阿山の間にある大隙間を歩きます。

不動滝89mと権現滝82mの二つの名瀑、718年に始まると伝わる信仰の歴史、硫黄を産出した鉱山の記憶が重なる山旅です。三笘育さんの案内と鈴木麻里子さんの語りで、四阿山の自然と人々の営みをあわせて楽しめる回です。

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