にっぽん百名山11月5日|石鎚山の鎖場と天狗岳へ、修験の道をたどる1泊2日|11/5 8:00
2026年11月5日(木)午前8時から、NHK BSP4Kで「にっぽん百名山」の石鎚山(いしづちさん)回が放送されます。番組表では再放送として案内されている、岩と鎖場を越えて西日本最高峰を目指す山旅です。
舞台は愛媛県の石鎚山。写真家の渡邊佑さんが案内役となり、1泊2日で岩原や森の巨岩、修験道の行場をたどります。
2日目にはご来光を拝み、標高1,982mの天狗岳へ。石鎚山が「霊峰」と呼ばれる理由と、番組で描かれる険しい道の見どころを整理します。
にっぽん百名山「石鎚山」11月5日の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月5日(木)8:00〜8:29 |
| 放送局 | NHK BSP4K |
| 番組名 | にっぽん百名山 選 岩また岩 修験の道へ〜石鎚山(いしづちさん)〜 |
| 放送区分 | 再放送 |
| 案内 | 渡邊佑(写真家) |
| 語り | 鈴木麻里子 |
| 番組尺 | 30分 |
今回の放送は、石鎚山を舞台にした30分の山岳紀行です。番組表では11月5日午前8時からの放送に「再」の表示が付いています。
制作会社ヴィジュアルフォークロアの作品案内では、案内役を写真家の渡邊佑さん、語りを鈴木麻里子さんと紹介しています。渡邊さんは祭りへの参加をきっかけに石鎚山へ通うようになった人物として紹介されており、山への思いも番組の見どころです。
今回の舞台・石鎚山はどんな山?
石鎚山は愛媛県西条市と久万高原町の境に位置する、標高1,982mの山です。石鎚山系の中心であり、西日本最高峰として知られています。
愛媛県の公式観光サイトは、石鎚山を古くから山岳信仰、修験道の山として知られる霊峰と紹介しています。山頂部は弥山、天狗岳などの岩峰からなり、鋭く切り立った姿が印象的です。
今回の番組タイトルにある「岩また岩」は、山中に現れる巨岩や岩壁、そして鎖場を越えていく行程を思わせます。単に高い場所を目指す登山ではなく、岩の景観と信仰の歴史が重なる山の表情に注目です。
1日目は岩原と伊予の青石、森の巨大な岩へ
制作会社の番組案内によると、山旅の初日は巨岩が点在する岩原から始まります。ここでは、石鎚山周辺で知られる「伊予の青石」と出会います。
その後、「黒茶」でひと休みし、紅葉で色づく森へ。森の先には、木々の間から突き出すような巨大な岩の塔が待っています。
岩原の巨岩、青みを帯びた石、森の中にそびえる岩塔と、景色が少しずつ変わっていくのがこの日の見どころです。番組案内では、ここから先が正念場とされ、翌日の山頂へ向けて険しい道のりが続きます。
なお、番組案内に記載されているのは岩原や伊予の青石、巨大な岩の塔などの名称・特徴です。個々の岩の正式名称や立ち寄り地点の細かな位置までは明記されていないため、特定の観光スポットと結び付けて断定することはできません。
鎖場を越えて弥山の頂上社へ
初日の大きな山場が、いくつもの鎖場を越えて弥山(みせん)へ向かう区間です。弥山には石鎚神社の頂上社があり、石鎚山の信仰を象徴する場所のひとつです。
石鎚神社によると、頂上への参道には試しの鎖、第一・第二・第三の鎖があり、合計距離は約230m。これらは一般的な登山用の設備というより、石鎚信仰の修行に関わる「御鎖」の行場として位置付けられています。
鎖を頼りに険しい岩場を登る場面は、番組タイトルの「修験の道」を象徴する部分です。山の景色だけでなく、なぜこの場所が修行の場として大切にされてきたのかにも目を向けると、映像をより深く味わえます。
2日目はご来光を拝み、最高峰の天狗岳へ
番組案内によると、2日目はご来光を拝んだ後、石鎚山の最高峰天狗岳(標高1,982m)を目指します。
弥山の頂上社から天狗岳へは、石鎚山を象徴する鋭い岩の稜線が続きます。愛媛県の公式観光サイトも、天狗岳を最高峰として紹介し、四季によって姿を変える山容を見どころに挙げています。
弥山から天狗岳を望む景色と、実際にその岩峰へ向かう行程は、石鎚山の険しさと美しさが重なる場面です。朝の光の中で山頂を目指す2日目は、1日目の巨岩や鎖場とは異なる緊張感があります。
ただし、弥山から天狗岳へ続く岩場は、誰でも気軽に歩ける道ではありません。石鎚山系の公式案内では、天狗岳へ向かう区間は狭い岩場で、熟達者向けとされています。
番組の映像を見て実際に訪れたくなった場合も、景色の印象だけで難易度を判断しないことが大切です。
石鎚山の鎖場はなぜ修行の道と呼ばれる?
石鎚山の鎖場が特別なのは、山岳信仰と結び付いているためです。石鎚神社は、役行者による開山以来、石鎚山そのものを神として仰ぎ、登拝することから石鎚信仰が始まったと説明しています。
登拝の教えとして挙げられるのが、心身を清める「修祓」、鎖場を登る「修行」、頂上に達して心を鎮める「鎮魂」です。鎖場は、単なる難所ではなく、信仰の道の一部として受け継がれてきました。
愛媛県の公式観光サイトによると、石鎚山には成就ルートと土小屋ルートなど複数の登山コースがあります。成就ルートには試しの鎖を含む4か所の鎖場があり、土小屋ルートにも鎖場が設けられています。
鎖場を通らずに登れる迂回路もあります。西条市は、鎖場に不安がある場合は無理をせず迂回路を利用するよう案内しています。
修行の歴史を知ることと、登山で無理をしないことは、どちらも石鎚山を理解するうえで欠かせません。
石鎚山に登るなら知っておきたいルートと安全面
石鎚山の代表的な登山口は、成就社と土小屋です。成就ルートはロープウェイを利用して山頂成就駅へ向かい、成就社や夜明峠を経て弥山を目指します。
土小屋ルートは、土小屋から尾根沿いに進むコースです。
愛媛県公式観光サイトでは、表参道ルートについてロープウェイとリフトを利用する行程を紹介しています。土小屋ルートは、土小屋から山頂まで約4.6km、所要時間の目安は約2時間30分と案内されています。
所要時間はコースや天候、歩く人の経験によって変わるため、計画時には最新の登山情報を確認してください。
石鎚山系連携事業協議会は、鎖場がほぼ垂直に切り立った岩場にあり、安易な挑戦は危険だと注意を促しています。鎖が不安な場合は迂回路を選び、経験・技術・体力に合ったルートを選ぶことが大切です。
西条市も、十分な水と食料、地図や防寒具などの基本装備を準備し、天候の急変に注意するよう呼びかけています。登山届を提出し、行き先を家族などに伝えることも勧められています。
前回(2026年1月)の放送と今回の再放送
この石鎚山回は、2026年1月に制作会社から放送案内が出ていた作品です。案内には、1月6日のNHK BPプレミアム4K、1月8日と12日のNHK BSプレミアム4K、1月12日のNHK BSでの放送予定が記載されています。
今回の2026年11月5日も、番組表では同じ「岩また岩 修験の道へ〜石鎚山〜」が再放送として掲載されています。1泊2日の行程や案内役、語りなど、作品案内に記載された内容をもとに、岩峰と信仰の道を改めて楽しめる回です。
同じ「にっぽん百名山」では、別の山の縦走や岩稜を扱った回もあります。山のルートや景観を比べたい方は、剱岳の岩稜と登山ルートを整理した記事もあわせてご覧ください。
参考にした情報
- ヴィジュアルフォークロア「にっぽん百名山 岩また岩 修験の道へ〜石鎚山〜」放送のご案内
- 2026年11月5日 NHK BS4K番組表
- 愛媛県公式観光サイト「石鎚山」
- 愛媛県公式観光サイト「石鎚山頂上への道!どのルートで登ればいい?」
- 石鎚神社「石鎚信仰の教え」
- 石鎚山系連携事業協議会「初心者向けルート」
- 西条市「秋の石鎚山系を登山する皆さまへ」
よくある質問
11月5日の「にっぽん百名山」は何時から放送ですか?
2026年11月5日(木)午前8時からNHK BSP4Kで放送予定です。番組表では8時29分までの29分枠で、再放送として掲載されています。
石鎚山回の案内役と語りは誰ですか?
案内役は写真家の渡邊佑さん、語りは鈴木麻里子さんです。制作会社の作品案内に記載されています。
番組で登る石鎚山の最高峰はどこですか?
最高峰は標高1,982mの天狗岳です。番組では、1日目に弥山へ向かい、2日目にご来光を拝んでから天狗岳を目指します。
まとめ
2026年11月5日午前8時放送の「にっぽん百名山」は、愛媛県の石鎚山を舞台にした「岩また岩 修験の道へ〜石鎚山〜」の再放送です。渡邊佑さんの案内で、岩原や伊予の青石、森の巨大な岩、修験道の鎖場を越えて弥山へ進みます。
2日目はご来光の後、西日本最高峰の天狗岳へ。石鎚山の険しい岩峰と、山そのものを信仰の対象としてきた歴史の両方に注目したい山旅です。

