題名のない音楽会「クロイツェル・ソナタ」|最高傑作と呼ばれる理由・曲名の由来【9月19日】|9/19 10:00
2026年9月19日(土)午前10時からテレビ朝日で放送される「題名のない音楽会」は、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第9番《クロイツェル》を特集します。番組では辻󠄀彩奈さんと阪田知樹さんが演奏を交えながら、この作品が“ヴァイオリン・ソナタの最高傑作”と評される理由を紐解きます。
《クロイツェル》は、ヴァイオリンとピアノが主従関係ではなく、まるで協奏曲のように激しく渡り合う作品です。曲名の由来や初演の背景を知ると、第1楽章の緊張感や二人の掛け合いをより楽しめます。
題名のない音楽会「クロイツェル・ソナタ」の放送日時・出演者
| 放送日 | 2026年9月19日(土) |
| 放送時間 | 10:00~10:30 |
| 放送局 | テレビ朝日 |
| 司会 | 石丸幹二、武内絵美(テレビ朝日アナウンサー) |
| ゲスト・演奏 | 辻󠄀彩奈(ヴァイオリン)、阪田知樹(ピアノ) |
| 放送予定曲 | ベートーヴェン「ヴァイオリン・ソナタ第9番《クロイツェル》」第1楽章 |
テレビ朝日の公式放送予定では、辻󠄀彩奈さんと阪田知樹さんが、作品の重要ポイントを実演しながら解説すると案内されています。
クロイツェル・ソナタとは?正式にはヴァイオリン・ソナタ第9番
通称《クロイツェル・ソナタ》は、ベートーヴェンが1803年に作曲したヴァイオリン・ソナタ第9番です。ユニバーサルミュージックのベートーヴェン特集では、この作品をヴァイオリン・ソナタの最高峰に位置する名作として紹介しています。
最大の特徴は、ヴァイオリンが旋律を奏で、ピアノが伴奏するだけの関係ではないこと。両者が互いに主役を奪い合うように動き、ベートーヴェン自身が“ほとんど協奏曲のような様式”と記したとされるほど、スケールの大きな対話が続きます。
なぜ“クロイツェル”という名前?初演はブリッジタワーだった
この曲はもともと、英国のヴァイオリニスト、ジョージ・ブリッジタワーの演奏会のために書かれました。ところが初演後にベートーヴェンとブリッジタワーの関係が悪化し、作品はフランスの名手ロドルフ・クロイツェルに献呈されることになります。
その結果、初演者ではないクロイツェルの名が作品の通称として残りました。曲名の背景を知ると、“誰のために書かれ、誰の名が残ったのか”という音楽史上のドラマも見えてきます。
第1楽章の聴きどころ|静かな導入から激しい応酬へ
9月19日の放送予定曲は第1楽章です。冒頭はヴァイオリンの印象的な和音から始まり、やがてピアノが加わると緊張が一気に高まります。速度感のある主部では、二つの楽器が短いフレーズを渡し合い、競い合うように展開します。
番組では、辻󠄀彩奈さんと阪田知樹さんが、こうした“重要ポイント”を実際の演奏で示します。説明の直後に同じ箇所を聴くことで、楽譜が読めなくても構造の違いを耳で捉えやすい構成になりそうです。
辻󠄀彩奈×阪田知樹の組み合わせにも注目
辻󠄀彩奈さんはヴァイオリン、阪田知樹さんはピアノで出演します。二人は2025年4月の「新世代のイチ推し!新しいクラシックの音楽会2025春」にもそろって出演しており、現代作品を含む多様なレパートリーを披露しました。
《クロイツェル》は二人の反応速度や呼吸、音量のバランスが演奏の緊張感に直結する作品です。どちらか一方だけを見るのではなく、“相手の音にどう返しているか”に注目すると面白さが増します。
過去のベートーヴェン回とつながる聴き方
サイト内では、辻󠄀彩奈さんが出演した「背筋も凍る!恐怖を感じる音楽会」も紹介しています。そこではベートーヴェンのピアノ三重奏曲《幽霊》を扱っており、今回の《クロイツェル》とは別の角度から、ベートーヴェンの劇的な表現を比べられます。
また、番組の企画の幅を知りたい方は「夢響2026 前編」の記事も参考になります。
放送前後に検索したくなるポイント
- クロイツェル・ソナタは何番のヴァイオリン・ソナタか
- なぜクロイツェルの名前が付いているのか
- 第1楽章のどこが“協奏曲的”なのか
- 辻󠄀彩奈と阪田知樹はどこを重要ポイントとして示すのか
- BS朝日など地域別の放送時間はどうなるか
今回の公式ページで明示されている放送予定曲は第1楽章です。番組でどの部分を取り上げるかは放送の見どころなので、事前に断定せず、二人が示すポイントに耳を傾けるのがよいでしょう。
よくある質問
9月19日の「題名のない音楽会」は何を演奏する?
ベートーヴェン「ヴァイオリン・ソナタ第9番《クロイツェル》」第1楽章が放送予定曲として発表されています。
出演する演奏家は誰?
ヴァイオリンの辻󠄀彩奈さんと、ピアノの阪田知樹さんです。
クロイツェル・ソナタはなぜその名前?
初演者はジョージ・ブリッジタワーでしたが、後に作品がフランスのヴァイオリニスト、ロドルフ・クロイツェルへ献呈されたため通称として定着しました。
まとめ
9月19日の「題名のない音楽会」は、ベートーヴェン《クロイツェル・ソナタ》の第1楽章を、辻󠄀彩奈さんと阪田知樹さんの実演で解きほぐす回です。曲名の背景だけでなく、ヴァイオリンとピアノが対等にぶつかり合う“協奏曲的”な書法に注目すると、最高傑作と呼ばれる理由を聴き取りやすくなります。
クラシックに詳しくなくても、二人が示すポイントを一つずつ追えば、旋律・リズム・掛け合いの変化が耳に入りやすくなります。作品の背景と演奏の迫力を同時に楽しめる放送です。

