きょうの健康「がん予防」9月3日再放送|20年調査で分かった6要因と2026年の変更点|9/3 12:00
2026年9月3日(木)12時からNHK Eテレで再放送される「きょうの健康 ニュース がん予防の最新情報 リスクを減らす生活習慣とは?」。講師は国立がん研究センターがん対策研究所副所長の井上真奈美さんです。
この内容は8月27日夜にも放送され、当サイトにはがん予防「5+1」と飲酒・BMIの新基準をまとめた記事があります。今回は再放送向けに重複を避け、番組が根拠として紹介する「20年にわたる日本人対象の調査」から、6つのリスク要因をどう理解すればよいかに焦点を絞ります。
9月3日「きょうの健康」放送時間・出演者
| 番組 | きょうの健康 ニュース「がん予防の最新情報 リスクを減らす生活習慣とは?」 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年9月3日(木)12:00~12:15 |
| 放送局 | NHK Eテレ |
| 講師 | 井上真奈美(国立がん研究センターがん対策研究所副所長) |
| キャスター | 岩田まこ都、大川悠介 |
| 主なテーマ | たばこ・お酒・食生活・体重・身体活動・感染 |
NHKの番組情報では、生活習慣によってがんのリスクがどの程度変わるのか、そしてリスクを下げるために何をすればよいかを、日本人を対象にした長期調査の知見から解説すると案内されています。
「リスクを減らす」とは、がんを完全に防ぐという意味ではない
今回のテーマで最初に押さえたいのは、生活習慣を整えれば「絶対にがんにならない」という話ではないことです。がんの発生には、年齢、遺伝的な要因、環境など自分では変えにくい要素も関わります。
一方、喫煙や飲酒、食生活、運動などは自分で変えられる部分があります。研究で関連が確かめられた要因を少しずつ見直し、将来の発症確率を下げる方向へ生活を寄せていくのが予防の考え方です。
6つの要因|たばこ・お酒・食生活・身体活動・体重・感染
- たばこ:吸わない。他人のたばこの煙も避ける
- お酒:2026年版では「節酒」より踏み込み「飲酒をひかえる」
- 食生活:減塩、野菜・果物不足を避ける、熱い飲食物は冷ましてから
- 身体活動:日常生活を活動的に過ごす
- 体重:BMIを適切な範囲に保つ
- 感染:検査、予防接種、必要な治療を受ける
国立がん研究センターは、この6要因への対策を「科学的根拠に基づくがん予防法5+1」として整理しています。2026年6月には内容が刷新され、飲酒と体重に関する推奨が更新されました。
2026年の大きな変更1|お酒は「節酒」から「飲酒をひかえる」へ
以前の情報では「飲みすぎなければよい」と受け取りやすい表現もありましたが、2026年版では推奨が「飲酒をひかえる」へ変更されました。国立がん研究センターは、少量の飲酒でもがんリスクが上がることが示されたことを変更理由として説明しています。
ここで大切なのは、「何杯までなら絶対安全」という一本の線を探すより、がん予防だけを考えるなら飲酒量は少ない方がよい、という方向性を理解することです。
2026年の大きな変更2|男性BMIの推奨上限が27から25へ
体重については、男性のBMI推奨上限が27から25へ見直され、男女ともにBMI21~25が推奨範囲になりました。BMIが高くなるほど段階的にリスクが上昇するがんがあるという最新評価を反映したものです。
ただし、体重だけを急激に減らせばよいわけではありません。やせすぎも健康上の問題につながるため、食事と身体活動を組み合わせながら適正範囲を目指すことが基本です。
感染も「予防できるがん」に関わる重要な要因
「生活習慣」という言葉からは、食事や運動だけを思い浮かべがちですが、5+1では感染も独立した重要項目です。感染しやすい年齢や経路を理解し、対象となる検査・予防接種・治療へつなげることが推奨されています。
つまり今回の番組は、健康食品を一つ足すような話ではなく、喫煙、飲酒、食事、運動、体重、感染をセットで見ることがポイントです。
同じ「きょうの健康」のがん特集も内部リンクで確認
予防の全体像や具体的な2026年改訂内容は、8月27日のがん予防「5+1」記事で詳しく整理しています。また、治療情報を検索するときの注意点は「怪しいがん情報」見分け方の記事も参考になります。
よくある質問
9月3日の再放送は何時から?
2026年9月3日(木)12:00~12:15、NHK Eテレで放送予定です。
がん予防の「5+1」とは?
たばこ、お酒、食生活、身体活動、体重の5つに、感染への対策を加えた6項目の予防法です。
2026年に何が変わった?
お酒の推奨が「節酒」から「飲酒をひかえる」へ変更され、男性BMIの推奨上限は27から25へ見直されました。

