西洋の美学・美術史 第12回「死と追悼―墓廟と記念碑」要点・見どころ【8月27日】|8/27 15:00

放送大学「西洋の美学・美術史」第12回は、2026年8月27日(木)15:00からBS231で放送予定です。今回の授業内容は「死と追悼―墓廟と記念碑」。西洋美術の中で、人の死や記憶が墓廟・墓碑・記念碑といった造形にどう結びついてきたのかを考える回です。

「美術史」と聞くと作品名や年代の暗記を想像しがちですが、この講義は美や芸術、感性を考える美学と、人間像を中心にした西洋美術史を横断して学ぶ構成です。第12回はなぜ人は死者を記憶するために形を作るのかという問いを持って見ると、墓や記念碑の違いが理解しやすくなります。

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西洋の美学・美術史 第12回の放送日時・基本情報

科目名西洋の美学・美術史(’24)
第12回「死と追悼―墓廟と記念碑」
放送日時2026年8月27日(木)15:00~
放送チャンネルBS231(放送大学テレビ)
講師宮下 規久朗(神戸大学教授)

放送大学の公式番組ページには、8月27日15:00の放送予定と、第12回の授業内容「死と追悼―墓廟と記念碑」が掲載されています。科目全体では、美学の成立や芸術観の変化、美と快、創作、解釈、批評などを扱い、西洋美術史ではキリスト教美術や人間像を軸に多くの作品を見ていきます。

第12回「死と追悼―墓廟と記念碑」で学ぶこと

墓廟や記念碑は、単に遺体を納める場所や人物名を刻む石ではありません。誰を、どのような人物として記憶したいのか、どの時代の価値観を後世へ残したいのかが、建築や彫刻、碑文、配置の仕方に表れます。

「死」は個人的な出来事ですが、王侯や宗教者、戦争の犠牲者などを追悼する造形になると、社会や共同体の記憶にも変わります。第12回は、個人の死と公共の記憶が美術の中でどう交わるかを見る回として捉えると分かりやすいでしょう。

墓廟・墓碑・記念碑は何が違う?

墓廟は、死者を葬る場所そのものと建築・装飾が結びついたものです。墓碑は墓所に置かれ、誰が眠っているのか、どのような人物だったのかを伝える役割を持ちます。記念碑は必ずしも遺体のある場所に建つとは限らず、人物や事件、戦争、災害などを社会が記憶するために作られます。

この違いを意識すると、「死者のための空間」と「生きている人が記憶を共有するための空間」が必ずしも同じではないことが見えてきます。美術史では、造形そのものだけでなく、誰が作らせ、誰が見るのかという関係も重要です。

西洋美術では「死」をどう表してきた?

放送大学公式の講義概要では、西洋美術の大半を占めるキリスト教美術の成り立ちや展開を扱い、さらに死、性、食、自然といったテーマがどのように造形と結びついたかを考えるとされています。

西洋美術の「死」は、悲しみだけを表すものではありません。死後の救済、信仰、権威、家系、英雄化、共同体の記憶など、さまざまな意味が重ねられます。墓廟や記念碑を見るときは、人物像のポーズ、周囲の象徴、建築の規模、置かれた場所まで含めて読むと、作品の役割が見えてきます。

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講師・宮下規久朗さんの講義で注目したい視点

第12回の講師は宮下規久朗さんです。公式ページでは神戸大学教授として掲載されています。科目全体が美学と美術史を横断するため、作品の様式や年代だけでなく、「その表現はなぜ必要だったのか」「人はなぜ美や芸術として受け取るのか」という考え方にも注目すると理解が深まります。

とくに「死と追悼」は、作品の見た目だけではなく、作られた目的が重要なテーマです。誰かを忘れないために作ることと、その人物を理想化して残すことは同じではありません。記念碑が歴史認識と結びつく理由も、こうした違いから見えてきます。

視聴前に押さえたい3つの問い

  • 誰を追悼するための造形なのか。個人、王侯、宗教者、兵士、共同体など対象を確認する。
  • 死者のためか、生者のためか。墓所そのものなのか、記憶を共有する記念碑なのかを見る。
  • なぜその形・大きさ・場所なのか。権力、信仰、都市空間との関係を考える。

この3点を意識して視聴すると、作品名をすべて覚えなくても、講義の中心にある「死と追悼の造形」を追いやすくなります。

関連する美術番組記事もあわせて読む

西洋美術を「作品の見方」から深めたい場合は、サイト内の日曜美術館「私とベイコン」の記事も参考になります。また、作品が事件によってどう社会的な意味を持つかという視点では、「モナ・リザ盗難! 消えたほほ笑みを捜せ」の記事も関連します。テレビ番組全体はテレビ・ドラマ記事一覧から確認できます。

公式情報の確認先

今回の授業内容、講師、放送日時は、放送大学「西洋の美学・美術史」第12回公式ページで確認できます。放送大学の科目は再放送日程が組まれることもあるため、視聴前には同ページの最新日時を確認すると確実です。

よくある質問

西洋の美学・美術史 第12回はいつ放送?

2026年8月27日(木)15:00から放送大学テレビ(BS231)で放送予定です。

第12回のテーマは?

「死と追悼―墓廟と記念碑」です。死者を記憶し追悼するための墓廟や記念碑が、西洋美術の中でどのように造形化されてきたかを考える回です。

講師は誰?

宮下規久朗さん(神戸大学教授)です。

美術史の知識がなくても見られる?

講義概要はキリスト教美術、人間像、死・性・食・自然などを作品を通して考える構成です。第12回は「なぜ人は死を形に残すのか」という問いから入ると理解しやすいでしょう。

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