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日曜美術館「私とベイコン」大江健三郎は何を語った?フランシス・ベーコンを見る3つのポイント【8月23日】|8/23 20:00

2026年8月23日(日)20:00からNHK Eテレで、『日曜美術館 日美50特別アンコール「私とベイコン 大江健三郎」』が放送されます。2500回を超えるアーカイブスから選ばれた回をノーカットで紹介する企画で、今回の元映像は1980年9月放送。作家・大江健三郎さんが、20世紀イギリスを代表する画家フランシス・ベーコンの作品と向き合います。

この8月23日回については、当サイトにすでに放送日時・出演者・日美50特別アンコールの概要をまとめた記事があります。本稿は重複を避け、大江健三郎さんがベーコンをどう見ようとしたのか、視聴者は作品のどこに注目すると面白いのかという鑑賞の入口に絞ります。

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日曜美術館「私とベイコン 大江健三郎」8月23日の放送情報

番組名日曜美術館 日美50特別アンコール「私とベイコン 大江健三郎」
放送日2026年8月23日(日)
放送時間20:00~20:45
放送局NHK Eテレ
元の放送1980年9月「私とベイコン」
出演大江健三郎
司会藤堂かほる
出演西橋正泰

NHKの番組ページは検索環境から本文を直接取得できませんでしたが、NHKオンデマンドの公式ページで本編45分、出演者、番組内容を確認できます。8月23日の放送日時は放送局公式情報を掲載するGガイドでも20:00~20:45と確認できます。

「まだ絵を見る準備ができていない」と感じていた大江健三郎

NHKオンデマンド公式の紹介で印象的なのは、大江健三郎さんが若い頃からベーコンに関心を持ちながら、自分にはまだその絵を見る準備ができていないと感じていたと説明されている点です。

これは「難しい絵だから避けていた」という単純な話ではありません。見る側にも、自分の経験や言葉が育つ時間が必要だと考えると、1980年の番組は「名画の解説」だけではなく、一人の作家が長く気になっていた絵と、ついに向き合う瞬間を記録した番組として見えてきます。

フランシス・ベーコンを見る3つのポイント

1. 顔や身体の「ゆがみ」を答え合わせしない

ベーコンの人物像は、顔や身体が崩れ、押しつぶされたように見えることがあります。初見では「これは何を表しているのか」と正解を探したくなりますが、まずは形が崩れることでどんな感覚が生まれるかを見ると入りやすくなります。

怖い、落ち着かない、目をそらしたい、逆に強く引きつけられる。そうした見る側の身体的な反応そのものが、ベーコンを考える入口になります。

2. 「人間らしさ」が消えるのか、逆に強くなるのか

人物が変形しているのに、なぜか生々しく人間らしい。ベーコンの作品には、きれいに描かれた肖像よりも強く「そこに人がいる」と感じさせる場面があります。

大江健三郎さんは小説で人間の弱さや暴力、社会と個人の関係を繰り返し扱った作家です。番組では、大江さんがベーコンの人物像に何を感じ、どの言葉を選ぶのかに注目すると、文学と絵画が交差する面白さが見えてきます。

3. 絵を「分かる」より、自分のイメージがどう変わるかを見る

NHK「日曜美術館50年展」の公式資料では、1980年9月14日放送「私とベイコン」に関連して、大江さんがベーコンについて、芸術家は知っているイメージを別のものへ作り替え、それを伝えることが大切だという趣旨の言葉を残したことが紹介されています。

この視点を持つと、ベーコンの絵を「何が描かれているか」だけで見るのではなく、見慣れた人間像がどう変形され、新しい像として目の前に現れるかを見ることができます。今回の放送は、美術史の知識よりも「見る前と見た後で自分のイメージがどう変わったか」を確かめるのに向いた45分です。

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1980年の番組をノーカットで見る意味

「日美50特別アンコール」は、現在のナレーションで過去を要約するのではなく、選りすぐりの放送回をノーカットで紹介する企画です。そのため、内容だけでなく、当時の話すテンポ、スタジオの空気、作品を映す時間の取り方まで含めて、1980年のテレビ美術番組を体験できます。

NHKオンデマンドの公式ページでは、この回が2026年3月8日にも放送されたことが確認できます。8月23日は同じ「日美50特別アンコール」の再放送にあたり、50周年の節目に改めて見られる機会です。

日曜美術館50年展にも「ベーコン×大江健三郎」

2026年の「日曜美術館50年展」公式資料でも、番組50年を象徴する組み合わせの一つとして「ベーコン×大江健三郎」が紹介されています。展示資料にはフランシス・ベーコン作品と大江さんの1980年放送時の言葉が並び、この回が番組史の中で重要な一本として扱われていることが分かります。

つまり8月23日の放送は、単なる昔の再放送ではなく、『日曜美術館』が長年続けてきた「専門家だけでなく、作家や表現者が美術とどう出会うか」を見せる番組作りを振り返る回でもあります。

放送を見る前に知っておくとよいこと

フランシス・ベーコンの経歴や美術史上の位置づけを細かく覚えておく必要はありません。むしろ「なぜ大江健三郎は長く気になっていたのか」「絵を見る準備とは何か」という二つの問いを持って見ると、番組の言葉が入りやすくなります。

作品名や展覧会情報よりも、今回は大江さんが絵の前でどう考え、どう言葉を組み立てるかが主役です。文学ファン、美術ファンのどちらから入っても楽しめる構成です。

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見逃し・配信はどこで見られる?

NHKオンデマンドには「私とベイコン 大江健三郎」の作品ページがあり、本編45分として配信されています。公式ページには視聴条件や購入期限が表示されているため、利用時点の案内を確認してください。

放送日時や出演者など基本情報をまとめて確認したい場合は、既存の日曜美術館「私とベイコン 大江健三郎」8月23日放送まとめもあわせてどうぞ。8月23日午前9時の別回については、「鉄道のくにを撮る」広田尚敬90歳の回を紹介しています。

よくある質問

「私とベイコン 大江健三郎」はいつ放送?

2026年8月23日(日)20:00~20:45、NHK Eテレで放送予定です。

元の映像はいつのもの?

1980年9月に放送された「私とベイコン」です。2026年は「日美50特別アンコール」としてノーカットで紹介されています。

出演者は?

大江健三郎さん、司会の藤堂かほるさん、西橋正泰さんです。NHKオンデマンド公式ページで確認できます。

まとめ

『私とベイコン 大江健三郎』は、ベーコンの作品を「分かりやすく解説する」だけの回ではありません。若い頃から関心を持ちながら、見る準備ができていないと感じていた大江健三郎さんが、実際に作品と向き合い、自分の言葉を探す姿が中心です。

8月23日の放送では、顔や身体のゆがみ、人間らしさ、見慣れたイメージが別の像へ変わる瞬間という3点を意識すると、フランシス・ベーコンの絵が少し身近になります。番組全体の概要や出演者を先に確認したい人は、既存記事もあわせて参照してください。

参考・公式情報

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