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トップの源流#183 筑本学前編|水球とインド駐在が赤字事業再建の原点になった理由|10/10 18:00

2026年10月10日(土)18時からBS朝日で放送される「トップの源流」#183は、三菱ケミカルグループ株式会社の取締役・代表執行役社長である筑本学さんの前編です。今回の軸は、学生時代に打ち込んだ水球と、会社員として何度も任された厳しい事業の再建です。

番組公式の予告では、広島の中学・高校時代に水球で心身を鍛え、1988年に三菱化成工業へ入社した後、入社10年目にインドへ赴任した歩みが紹介されます。のちに何度も「危機に陥った事業」の再建役を務める筑本さんにとって、どんな経験が判断力や粘り強さの土台になったのかが見どころです。

トップの源流#183の放送日時とゲスト

項目内容
番組トップの源流 #183
放送日2026年10月10日(土)
放送時間18:00〜18:30
放送局BS朝日1/BS朝日4K
ゲスト筑本 学
所属・役職三菱ケミカルグループ株式会社 取締役・代表執行役社長
今回前編
主なテーマ水球、予備校時代、入社、インド赴任、赤字事業の再建

「トップの源流」は、日本を代表する企業や組織のトップが歩んできた道のりをたどり、現在の仕事観につながる人、経験、場所などを掘り下げる番組です。BS朝日の番組公式ページでは、ゲストへのロングインタビューに加え、三田寛子さんらが「源流」を訪ね、当時の思いを追体験する構成と説明されています。

#183は筑本さんの「前編」です。現在の経営方針だけを聞くのではなく、経営者になる前の学生時代や若手社員時代に時間を戻して、その後の仕事のスタイルがどこから生まれたのかをたどる回です。

筑本学はどんな人物?

筑本学さんは三菱ケミカルグループ株式会社の代表執行役社長です。同社の公式役員一覧によると、1988年4月に三菱化成工業へ入社し、2018年に執行役員、2022年に三菱ケミカルのベーシックマテリアルズドメイン・カーボンケミカルズディビジョン長、2023年に三菱ケミカルグループの執行役エグゼクティブバイスプレジデントを務めています。

2024年4月に三菱ケミカルグループの代表執行役社長となり、同年6月から取締役兼代表執行役社長。さらに2025年4月からは三菱ケミカル株式会社の代表取締役社長も務めています。

会社概要では、三菱ケミカルグループはグループ会社の経営管理、全体戦略の策定、資源配分などを担う持株会社とされています。2026年3月期の連結売上収益は3兆7040億円、連結従業員数は5万6678人とされており、筑本さんは大規模な企業グループの経営を率いる立場です。

その肩書きだけを見ると、番組で扱われる「中高時代の水球」や「若手時代のインド赴任」は遠い話に見えます。しかし「トップの源流」は、その遠い経験が現在の判断にどうつながったのかを探る番組です。今回の前編では、まさにそこが中心になります。

水球で何を学んだ?広島の中高時代が最初の源流

番組公式の予告で、筑本さんのビジネスパーソンとしての「源流」として最初に挙げられているのが、広島市の中学校・高校時代に取り組んだ水球です。

水球は泳力だけではなく、ボールを扱う技術、相手との接触に耐える体力、チーム内で状況を読む力が求められる競技です。番組では「水中の格闘技」とも呼ばれる激しいスポーツとして紹介され、筑本さんは国体にも出場し、心と体を鍛えたとされています。

今回、番組が水球を単なる学生時代の趣味としてではなく「源流」の一つとして取り上げている点が重要です。後年、状況の悪い事業を引き受け、簡単には結果が出ない中でも立て直しを続ける仕事に向き合った筑本さんにとって、苦しい局面で踏ん張る感覚がどこで育ったのかを見る手がかりになります。

ただし、どの国体に出場したのか、当時のポジションや具体的な戦績までは、放送前の公式情報では示されていません。#183で写真や当時の場所がどこまで紹介されるのかが注目点です。

東京大学を目指した予備校時代に得たもの

番組公式の紹介では、水球の次に広島駅近くの予備校時代が取り上げられています。筑本さんは東京大学への進学を志望して予備校に通い、その時期にさまざまな友人が増えたとされています。

番組では、その時間を「大人への道」を共有した時期として振り返る予定です。受験勉強の結果だけでなく、異なる背景を持つ人たちと接したことが、学生から社会人へ移る途中の大きな経験として扱われることになります。

三菱ケミカルグループが公開している筑本さんのインタビューには、のちに海外子会社の経営を任された経験からオープンな対話の重要性に気づいたという説明があります。番組で予備校時代の人間関係がどこまで現在のコミュニケーション観につながるのかは、前編を見るうえで気になるポイントです。

1988年入社、10年目にインドへ

筑本さんは1988年に三菱化成工業へ入社しました。三菱ケミカルグループの公式役員略歴でも、この入社年が確認できます。会社の公式記事では、その後のキャリアで主に石油化学事業の営業などを経験してきた人物として紹介されています。

番組#183では、工場勤務などを経て、入社10年目にインドへ赴任した時期が大きな転機として扱われます。現地工場の生産を軌道に乗せるため、製品の販売先を開拓したという内容です。

製品を作るだけでは事業は成立せず、販売先を見つけ、顧客との関係をつくり、継続して収益を上げる必要があります。番組がこのインド赴任を取り上げるのは、筑本さんが後年「事業を立て直す人」として動くようになる前に、現場で事業そのものを成立させる経験を積んだ時期だからだと読み取れます。

三菱ケミカルグループの公式記事では、筑本さんがキャリアの中で9年間にわたり海外子会社の経営を任されたことも紹介されています。海外で異なる文化や仕事の進め方に向き合った経験が、経営者としての対話姿勢につながっていることがうかがえます。

2度目のインド駐在で「再建役」へ

番組の予告では、筑本さんはインドにもう一度駐在し、厳しい状況が続く事業の立て直しを任されたとされています。

努力が日本の本社に十分認められず、不満を抱いた時期もあった一方、粘り強く再建に取り組み、その経験をきっかけに、後に何度も危機に陥った事業の再建役を担うようになったという流れです。

ここは#183の中でも特に重要な部分です。順調な事業を大きくする仕事ではなく、赤字や停滞など難しい問題を抱えた事業を受け持ち、何を残し、何を変え、どこから立て直すかを考える仕事が、筑本さんのキャリアの一つの型になっていきます。

番組公式では、筑本さんの言葉として「よくない状況のものを、よくするのは楽しい」という趣旨が紹介されています。苦しい仕事を避けるのではなく、改善の余地が大きい状況そのものにやりがいを見いだす姿勢が、現在の経営にもつながるポイントです。

今の三菱ケミカル改革と過去の再建経験はどうつながる?

筑本さんは2024年4月に社長へ就任して以降、三菱ケミカルグループでケミカルズ事業の収益性改善を重要課題として進めてきました。2026年9月の公式社長メッセージでは、就任当初は多様な技術や事業基盤を収益や企業価値に十分つなげ切れていなかったとして、構造改革を実行してきたと説明しています。

事業を選別する際には、Visionとの整合性、競争優位性、成長性という基準を置き、価格政策、投資判断、資産最適化を重視した事業運営を進めています。現在の経営方針だけを見ると大企業のポートフォリオ改革ですが、#183で描かれる若手時代の再建経験を知ると、その背景に長年の実務経験があることが分かります。

2025年公開の対談でも、筑本さんはすべての事業に明確な収益責任を求め、再建が難しい事業は見直すという考えを語っています。社長になって突然「改革」を掲げたのではなく、インド駐在や複数の事業再建を通じて身につけた見方が、大きな組織の経営判断に広がったと見ると、今回の番組テーマが理解しやすくなります。

だからこそ今回の前編では、現在の三菱ケミカルグループの施策を細かく追うより、筑本さんが難しい状況をどう受け止める人物になったのかを見るのがポイントです。水球、予備校、工場勤務、インドという一見別々の経験が、「悪い状態を良くする」という仕事観へどう結びつくのかが番組の中心です。

前回#182は棚橋洋太後編

「トップの源流」は毎回、企業トップの原点を前後編などで掘り下げています。前回10月3日放送の#182では、日本化学工業の棚橋洋太さん後編が取り上げられ、ラグビーで培ったチームへの貢献や、東日本大震災後の三春工場復興などがテーマになりました。

前回の内容は、トップの源流#182 棚橋洋太後編の記事でまとめています。

#182が「チームのために動く」経験や震災からの復興を経営の原点として見せたのに対し、#183の筑本さん前編は競技で鍛えた粘り強さと事業再建が中心です。同じ番組でも、経営者によって「源流」がまったく違うところが見どころです。

見逃し配信はある?

BS朝日の「トップの源流」公式ページでは、番組放送終了後に期間限定で見逃し動画を配信すると案内しています。公式ページには見逃し動画への導線も設けられています。

配信期間や#183の公開開始時刻は放送前には固定情報として確認できないため、見逃した場合はBS朝日の番組公式ページから最新の動画案内を確認するのが確実です。

また、番組公式ページには過去回の動画も掲載される構成になっています。前編を見て筑本さんの続きが気になった方は、次の放送情報とあわせて公式ページを確認すると流れを追いやすくなります。

参考にした情報

よくある質問

トップの源流#183のゲストは誰ですか?

三菱ケミカルグループ株式会社の取締役・代表執行役社長である筑本学さんです。10月10日は前編が放送されます。

筑本学さんは水球でどんな経験をしましたか?

広島市の中学・高校時代に水球へ打ち込み、番組公式では国体にも出場したと紹介されています。水球で心身を鍛えた経験が今回の「源流」の一つです。

筑本学さんはいつ三菱ケミカルの前身会社に入社しましたか?

1988年4月に三菱化成工業へ入社しました。現在は三菱ケミカルグループの代表執行役社長を務めています。

トップの源流#183は見逃し配信がありますか?

BS朝日の番組公式ページでは、放送終了後に期間限定の見逃し動画を配信すると案内しています。具体的な公開状況は番組公式ページで確認できます。

まとめ

2026年10月10日18時放送の「トップの源流」#183は、三菱ケミカルグループ社長・筑本学さんの前編です。広島の中高時代に打ち込んだ水球、予備校時代、1988年の入社、インド赴任、そして厳しい事業を立て直す役割へ進んでいった歩みが描かれます。

現在の筑本さんは、三菱ケミカルグループでケミカルズ事業の収益改善や事業ポートフォリオ改革を進めています。その経営姿勢の背景に、若い頃から積み重ねた「悪い状態を良くする」経験があることを知ると、#183は単なる社長プロフィールではなく、現在の判断の根をたどる回として見ることができます。

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