すてきにハンドメイド「こぎん刺し」リボンブローチの作り方・図案は?8月12日再放送|8/12 14:45

「すてきにハンドメイドのこぎん刺しは何を作る?」「リボンブローチの図案や作り方は?」「角舘徳子さんはどんな作家?」と気になっている人向けに、2026年8月放送「日本の伝統工芸 こぎん刺し」の見どころをまとめました。

今回紹介されるのは、青森県津軽地方に伝わるこぎん刺し。伝統の幾何学模様を生かしながら、現代の装いにも合わせやすいリボン形のブローチに仕立てます。講師は草木染め・こぎん刺し作家の角舘徳子さん、ゲストは片桐仁さんです。

「すてきにハンドメイド こぎん刺し」の放送内容

番組名すてきにハンドメイド
テーマ日本の伝統工芸 こぎん刺し
Eテレ再放送2026年8月12日(水)14:45~15:10
初回放送2026年8月8日(土)13:50~14:14
講師草木染め・こぎん刺し作家 角舘徳子
ゲスト片桐仁
司会洋輔
語り藤井ゆきよ
作品伝統柄を現代風にアレンジしたリボン形のブローチ

8月8日の初回放送は、高校野球中継の影響で通常枠から変更され、13時50分開始になりました。録画予約で見逃した人や、もう一度手元を確認したい人にとって、8月12日14時45分からのEテレ再放送はチェックしておきたい回です。

同じ番組の2026年8月企画では、実用品を短い工程で仕上げる「夏の保冷袋」の作り方・材料も紹介されています。布小物を作るのが好きな人はこちらも参考になります。

こぎん刺しとは?津軽の寒さから生まれた手仕事

こぎん刺しは、青森県の津軽地方で受け継がれてきた刺し子技術です。もともとは目の粗い麻布の衣服を補強し、少しでも暖かくするために木綿糸を刺したことから発展しました。

特徴は、布の経糸(たていと)の目数を数えながら、奇数の目を拾って刺していくこと。規則性のある細かな針目が重なることで、菱形を中心とした幾何学模様が現れます。伝統的には藍染めの麻布に白い木綿糸という組み合わせがよく知られていますが、現在は木綿地やウール地、色糸なども使われ、バッグや小物、アクセサリーへと用途が広がっています。

布の素材や織り方から和の衣服に興味が広がった人は、紬・御召・木綿など「織りの着物」の違いもあわせて読むと、布と暮らしの関係が分かりやすくなります。

今回作るリボン形ブローチのポイント

番組で紹介されるのは、昔ながらの衣服そのものではなく、伝統模様を日常に取り入れやすくしたリボン形のブローチです。こぎん刺しの「目を数えて模様を作る」面白さを味わいながら、完成後はバッグや洋服のワンポイントとして使える作品になっています。

  • 伝統柄を使う:こぎん刺しらしい規則的な幾何学模様を生かす
  • 草木染めの色を楽しむ:角舘徳子さんらしい自然な色合いが見どころ
  • アクセサリーに仕立てる:大きな布作品より生活に取り入れやすい
  • 初心者のゲストが挑戦:片桐仁さんの手元を通して、初挑戦で迷いやすいポイントも見えやすい

リボンブローチの正確な布寸法、糸の長さ、図案、仕立て順は、公開されている番組紹介だけではすべて確認できません。同じ作品を作りたい場合は、放送の手元映像とNHKテキスト「すてきにハンドメイド」2026年8月号の材料表・図案を照らし合わせるのが確実です。

こぎん刺し初心者が用意したい材料と道具

今回の番組作品と同一仕様ではなく、一般的なこぎん刺しを始めるときに用意しやすいものは次の通りです。

  • 布:経糸が見やすく、目数を数えやすい布。初心者向けにはこぎん用布も便利
  • 糸:こぎん糸や刺しゅう糸。伝統的には木綿糸が使われる
  • 針:使用する糸と布に合う刺しゅう針・こぎん針
  • 糸切りばさみ:糸端を整えるために使用
  • 図案:方眼状の図を見ながら目数を数える
  • 仕立て用の副資材:ブローチの場合は裏布やブローチ金具など、作品に応じて準備

こぎん刺しは、刺しゅうの輪郭をフリーハンドで描くというより、布目を数えることが作業の中心です。最初は糸の色よりも「布目が見やすいか」「図案と今いる位置を見失わないか」を優先すると進めやすくなります。

図案でよく見る「モドコ」とは?

こぎん刺しを検索すると「モドコ」という言葉をよく見かけます。文化庁の国指定文化財等データベースでは、こぎん刺しは麻布の奇数の経糸を拾い、「モドコ」と呼ばれる縦菱形の単位模様を基本形にすると説明されています。

一つのモドコを覚えると、上下左右へ繰り返したり、別の模様と組み合わせたりして大きな図案へ展開できます。検索する人が気になりやすい「こぎん刺し 図案」「こぎん刺し 模様」というテーマは、このモドコの組み合わせ方を知ると理解しやすくなります。

ただし、番組のリボンブローチで使う図案を正確に再現する場合は、一般的な無料図案を代用するのではなく、番組・テキストの指定図案を確認してください。

こぎん刺しと南部菱刺しの違いは?

青森の刺し子文化を調べると、こぎん刺しと並んで南部菱刺しが出てきます。どちらも寒冷地の衣服を補強・保温する知恵から発達しましたが、代表的な違いは布目の拾い方と模様の向きです。

比較こぎん刺し南部菱刺し
主な地域弘前市を中心とする津軽地方八戸市を中心とする南部地方
拾う経糸奇数目偶数目
基本単位モドコカタコ
模様の印象縦菱形を基調横に長い菱形を基調

「刺し子=全部同じ」と思っていると違いを見落としやすいのですが、布目をどう拾うかというルール自体が異なります。番組を見る前にここを知っておくと、津軽のこぎん刺しならではの模様に注目しやすくなります。

講師・角舘徳子さんはどんなこぎん刺し作家?

角舘徳子(かくだて・のりこ)さんは、こぎん刺しと草木染めを組み合わせた作品を制作する作家です。弘前大学在学中にこぎん刺しと出会い、弘前こぎん研究所で経験を積んだ後に独立。伝統模様を大切にしながら、草木染めの糸や現代の暮らしに合わせた色使いを取り入れています。

NHKカルチャーでも、草木染めの糸を使ったこぎん刺し講座を担当しています。初心者向け講座では模様の製図や目数の考え方から扱っており、今回の番組でも「昔の柄をそのまま眺める」のではなく、伝統を今使える小物へつなぐ発想が大きな見どころです。

片桐仁さんがこぎん刺しに初挑戦

ゲストの片桐仁さんは、スタジオでこぎん刺しに初挑戦します。こぎん刺しは同じリズムで刺し進めるように見えて、実際には「何目拾ったか」「次はどこから始めるか」を見失わない集中力が必要です。初めての人がどこで迷うのかを見るうえでも、片桐さんの挑戦は参考になりそうです。

片桐仁さんはEテレ番組への出演も多く、2026年8月4日には声の出演をした「謎解きGPS追跡団 お茶」回も放送されました。今回とは違う番組ですが、片桐さんのEテレ出演を追いたい人はこちらもどうぞ。

2026年の最新トピック|津軽・南部の刺し子技術が文化財の記録対象に

こぎん刺しを取り巻く2026年の大きな動きとして、文化庁の国指定文化財等データベースでは、「津軽・南部の刺し子技術」が2026年3月24日付で「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択されています。

これは、津軽地方のこぎん刺しと南部地方の菱刺しが、東北の衣生活や縫製技術の変遷を理解するうえで重要であり、地域的な特色を持つ技術として記録・継承の必要性が認められたものです。テレビの手芸番組で小さなブローチを作る企画ですが、その背景には今まさに記録して次世代へ残すことが求められている手仕事があります。

日本各地の手仕事に興味がある人は、同じく伝統技術を扱った美の壺「木桶」職人と工房のまとめもあわせて読むと、生活道具へ受け継がれる技術の違いを楽しめます。

再放送・見逃し配信・テキストの確認方法

  • Eテレ再放送:2026年8月12日(水)14:45~15:10
  • 初回放送:2026年8月8日(土)13:50~14:14(高校野球の影響で時間変更)
  • 見逃し配信:NHK ONEで「すてきにハンドメイド」「こぎん刺し」を検索し、配信対象・終了日時を確認
  • 詳しい材料・図案:NHKテキスト「すてきにハンドメイド」2026年8月号を確認

今回のような手元作業は、刺す位置や糸の渡し方を一度見ただけでは分かりにくいことがあります。見逃し配信が利用できる場合は、図案と手元を止めながら確認すると追いやすくなります。

よくある質問

8月12日の「すてきにハンドメイド」は何時から?

NHK Eテレ1・東京で2026年8月12日(水)14時45分から15時10分まで放送予定です。「日本の伝統工芸 こぎん刺し」の再放送です。

番組では何を作りますか?

伝統的なこぎん刺しの柄を使い、現代風に仕立てたリボン形のブローチを作ります。講師は角舘徳子さんです。

リボンブローチの無料図案はありますか?

公開されている番組紹介では、今回の作品と同じ無料図案の配布は確認できません。正確な目数、寸法、材料は放送とNHKテキスト2026年8月号で確認するのが確実です。

こぎん刺しと普通の刺し子は何が違いますか?

こぎん刺しは布の経糸を数え、基本的に奇数目を拾いながら規則的な幾何学模様を作る津軽地方の刺し子技術です。自由に線を描く刺しゅうとは違い、布目と目数のルールが模様の骨格になります。

角舘徳子さんのこぎん刺しはどこで学べますか?

角舘さんはNHKカルチャーなどでこぎん刺し講座を担当しています。開講状況や受講方法は教室ごとに変わるため、受講を検討する場合はNHKカルチャーの最新ページを確認してください。

まとめ

「すてきにハンドメイド 日本の伝統工芸 こぎん刺し」は、津軽の暮らしから生まれた実用の針仕事を、リボン形のブローチという現代的な小物で楽しめる回です。

  • 2026年8月12日(水)14:45からNHK Eテレで再放送
  • 講師は草木染め・こぎん刺し作家の角舘徳子さん
  • ゲストの片桐仁さんがこぎん刺しに初挑戦
  • こぎん刺しは奇数の経糸を拾い、モドコを基本に幾何学模様を作る
  • 2026年3月には「津軽・南部の刺し子技術」が文化財の記録対象として選択
  • リボンブローチの正確な図案・寸法は放送と2026年8月号テキストで確認

完成した小物だけでなく、「なぜこの模様が津軽で生まれたのか」という背景まで知ると、ひと針ごとの見え方が変わります。初心者はまず小さな図案から、布目を数えるリズムを楽しんでみるとよいでしょう。

参考情報

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