
美の壺「木桶」出演職人と工房は?湯桶・醤油大桶・シャンパンクーラー【8月9日】|8/9 23:00
2026年8月9日(日)のNHK Eテレ『美の壺』は、選「今昔つなぐ 木桶(おけ)」。放送時間は23時から23時30分です。
風呂で使う湯桶、しょうゆを仕込む巨大な大桶、カフェバーのバーカウンター、世界から注目されるシャンパンクーラーまで、同じ「桶」の技術が暮らし・発酵・建築・デザインへ広がる様子を紹介します。
この記事では、番組に登場する山本大輔さん、深谷允さん、青島和人さん、谷川清さん、中川周士さんと工房・蔵元、木桶の構造、木桶仕込み醤油の魅力、手入れ方法、見逃し配信の探し方までまとめます。
・放送:2026年8月9日(日)23:00~23:30
・放送局:NHK Eテレ
・File:589
・出演:草刈正雄
・語り:木村多江
・登場する人:山本大輔、深谷允、青島和人、谷川清、中川周士
・主な検索ポイント:木桶の職人、工房、木桶仕込み醤油、シャンパンクーラー、手入れ、見逃し配信
美の壺「今昔つなぐ 木桶」の放送日時・出演者
| 番組名 | 美の壺 選「今昔つなぐ 木桶(おけ)」 |
|---|---|
| 放送日 | 2026年8月9日(日) |
| 放送時間 | 23時00分~23時30分 |
| 放送局 | NHK Eテレ |
| File | 589 |
| 出演 | 草刈正雄 |
| 語り | 木村多江 |
| 初回放送 | 2023年10月4日 NHK BSプレミアム・BS4K |
今回の放送は、2023年に制作されたFile589の選集です。百年以上木桶を使う銭湯から、伝統の湯桶、木桶仕込み醤油、大桶職人、現代的な木桶作品まで、木桶が時代を越えて使われ続ける理由を3つの「美のツボ」からたどります。
番組で紹介される木桶の職人・工房一覧
| 人物 | 肩書・場所 | 番組の見どころ |
|---|---|---|
| 山本大輔 | 京都の桶専門店10代目 | 伝統的な湯桶の製作、木の合わせとタガ締め |
| 深谷允 | 栄醤油醸造8代目・静岡県掛川市 | 百年以上使う大桶と木桶仕込み醤油 |
| 青島和人 | 青島桶店3代目・静岡県藤枝市/焼津市 | 巨大な仕込み桶を作る緻密な手仕事 |
| 谷川清 | 谷川木工芸3代目・香川県三木町 | 桶の構造を応用したバーカウンター |
| 中川周士 | 中川木工芸比良工房3代目・滋賀県大津市 | 多角形・楕円形のシャンパンクーラー |
木桶は、板を円形に並べて竹や金属のタガで締める道具です。番組では、手のひらに収まる湯桶と、高さ約2メートル級の大桶、さらに曲線を生かした家具や酒器を同じ技術の連続として見せます。
京都の湯桶を作る山本大輔|200年以上続く桶専門店
京都で登場するのは、桶専門店の10代目・山本大輔さんです。店は200年以上続き、湯桶、寿司桶、おひつなど、用途に合わせた木桶を扱っています。
湯桶は単純な円筒に見えますが、側板一枚一枚の角度が合わなければ水が漏れます。木の癖を読み、かんなで接合面を整え、タガで均等に締めることで、釘に頼らず形と強度を保ちます。湯に触れた木がわずかに膨らみ、合わせ目をさらに密着させる点も木桶ならではです。
栄醤油醸造の深谷允|百年以上の大桶が味をつなぐ
木桶仕込み醤油の蔵元は、静岡県掛川市の栄醤油醸造。1795年創業で、8代目の深谷允(ふかや まこと)さんが昔ながらの天然醸造を受け継いでいます。
番組の主役になるのは、百年以上使われてきた巨大な木桶です。木桶の内側や蔵には微生物が棲みつき、その蔵ならではの発酵環境、いわゆる「蔵ぐせ」を形づくります。原料だけでなく、桶と蔵の時間まで味の一部になるところが見どころです。
2026年には蔵の建て替えに伴い、100年以上使う32本の大桶を新しい蔵へ移す大規模な作業が行われました。高さ約2メートル、重さ約1トンの桶をゆがませず移動し、使える桶を継承しながら傷んだ桶を新調する取り組みは、放送内容の「今昔つなぐ」を現在進行形で示しています。
大桶職人・青島和人|数千リットルを支える緻密な仕事
大桶を作るのは、青島桶店3代目の青島和人さんです。青島桶店は1925年創業。海産物や飲料水を運ぶ桶、木製浴槽などを手がけ、現在も醤油・味噌などの仕込み桶を新調・修理しています。
番組で製作される大桶は、容量数千リットル規模。大きくなっても基本原理は湯桶と同じですが、側板のごく小さな角度差が全体では大きなずれになります。長い真竹を幾重にも巻いたタガで締め、内側までかんなで滑らかに仕上げる工程に注目です。
谷川木工芸のバーカウンター|桶の構造を家具へ
香川県三木町の谷川木工芸3代目・谷川清さんは、桶の技術を大型家具へ展開しています。番組に登場するのは、高松市・北浜alleyのカフェバー「salon blue」で使われる木桶構造のバーカウンターです。
何枚もの木を連ね、外側から締めることで形を保つ桶の仕組みを、長いカウンターの曲面へ応用。日用品だった木桶の構造が、店の象徴となるインテリアへ変わります。谷川木工芸は現在、おひつや寿司桶に加え、電子レンジに対応した木製調理器具など、現代の生活に合わせた製品も展開しています。
中川周士のシャンパンクーラー|世界が注目する新しい木桶
木桶のイメージを大きく変えるのが、中川木工芸比良工房3代目の中川周士さんが作るシャンパンクーラーです。
中川さんは2010年、フランスのシャンパンメーカーと独特なデザインのシャンパンクーラーを発表し、世界的に注目されました。円形だけでなく、楕円、三角、多角形、波形へ展開しながら、板をタガで締めるアーチ構造の原理を保っています。
| 作品例 | 主な木材 | 特徴 |
|---|---|---|
| このは | 檜・高野槇 | 葉のような曲線を持つ楕円形 |
| みすみ | 檜 | 三角形を思わせる造形 |
| しずく | 檜 | 雫のような非対称の曲線 |
さらに中川木工芸比良工房は、2024年に伝統的なタガ締めを建築へ広げた「木桶の茶室」にも挑戦しました。木桶は昔の生活道具として保存されるだけでなく、酒器、家具、空間へ進化しています。
木桶に使われる木材|椹・檜・高野槇・杉の違い
| 木材 | 特徴 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 椹(さわら) | 軽く、やさしい香り。水分を適度に吸う | おひつ、寿司桶、飯台 |
| 檜(ひのき) | 香りが強く、弾力と耐久性がある | 湯桶、浴槽、シャンパンクーラー |
| 高野槇(こうやまき) | 水に強く、白い木肌と爽やかな香り | 風呂桶、浴槽、ピッチャー |
| 杉 | 木目が美しく、時間とともに色が深まる | 酒樽、醸造用の大桶、調度品 |
用途によって木材を選ぶことも、木桶の美の一部です。水回りには水に強い木、米を入れる道具には香りや吸湿性に優れた木、醸造には大きな桶を組みやすい杉など、それぞれの性質が生かされます。
木桶の手入れ方法|カビ・黒ずみ・水漏れを防ぐには
- 使用前:一度水をくぐらせ、汚れが付きにくい状態にする
- 使用後:たわしなどで洗い、水分を拭き取る
- 乾燥:直射日光を避け、風通しのよい日陰で十分に乾かす
- 保管:紙などで包み、換気のよい場所へ置く
- 水漏れ:乾燥でタガが緩んだ場合は、しばらく水を張って木を膨らませる
木桶は乾燥不足だと黒ずみやカビが出やすく、乾燥しすぎるとタガが緩んで水漏れすることがあります。大切なのは、洗った後の水分を拭き、急激に乾かさず、通気を確保することです。修理しながら長く使える構造も、使い捨ての容器にはない魅力です。
美の壺 木桶回の見逃し配信・再放送の探し方
NHKの総合・Eテレ番組は、NHK ONEで同時配信・見逃し配信の対象になる場合があります。配信対象と期限は、サービス内で「美の壺」「木桶」「File589」などのキーワードを入力すると確認しやすくなります。
過去の『美の壺』はNHKオンデマンドで配信される回もあります。ただし、すべての回が常時配信されるとは限らないため、番組名とテーマの両方で検索するのがおすすめです。
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よくある質問
美の壺「今昔つなぐ 木桶」はいつ放送ですか?
2026年8月9日(日)23時から23時30分まで、NHK Eテレで放送されます。初回は2023年10月4日にNHK BSプレミアム・BS4Kで放送されたFile589です。
美の壺の木桶回に出演する職人・蔵元は誰ですか?
京都の桶専門店10代目・山本大輔さん、栄醤油醸造8代目・深谷允さん、青島桶店3代目・青島和人さん、谷川木工芸3代目・谷川清さん、中川木工芸比良工房3代目・中川周士さんです。
番組の木桶仕込み醤油の蔵元はどこですか?
静岡県掛川市の栄醤油醸造です。1795年創業で、木桶を使った天然醸造を続けています。
木桶のシャンパンクーラーを作るのは誰ですか?
中川木工芸比良工房の中川周士さんです。伝統的なタガ締めの構造を生かしながら、楕円形や雫形など新しい形のシャンパンクーラーを制作しています。
木桶はどう手入れしますか?
使用前に水をくぐらせ、使用後はたわしなどで洗って水分を拭き、風通しのよい日陰で十分に乾かします。乾燥しすぎて水漏れする場合は、しばらく水を張ると木が膨らんで改善することがあります。
見逃し配信はどこで確認できますか?
NHKの総合・Eテレ番組はNHK ONEで同時・見逃し配信の対象になる場合があります。番組名「美の壺」または「木桶」で検索し、配信期限を確認してください。
まとめ
2026年8月9日の『美の壺』は、選「今昔つなぐ 木桶」。京都の湯桶、掛川の木桶仕込み醤油、巨大な大桶、香川のバーカウンター、滋賀のシャンパンクーラーを通して、木桶の技術が暮らしから発酵、家具、建築へ広がる姿を紹介します。
注目したいのは、形の美しさだけではありません。木が水を吸って締まる性質、タガで支える構造、修理しながら長く使える仕組み、蔵に棲む微生物まで、木桶は素材と時間を味方にする道具です。2026年に栄醤油醸造で進んだ大桶の移設も、受け継いだ技を次の百年へ渡す営みといえます。
参考にした公式・関連情報
- 番組表.Gガイド「美の壺 選 今昔つなぐ 木桶」
- テレビマンユニオン「美の壺 今昔つなぐ 木桶」
- KBS京都「桶専門店 店主 山本大輔さん」
- 静岡県ガストロノミーツーリズム「栄醤油醸造」
- 農林水産省関連「木桶醤油で世界とつながる 栄醤油・深谷允さん」
- 青島桶店 公式サイト
- 谷川木工芸 公式サイト
- salon blue「美の壺で紹介された木桶バーカウンター」
- 中川木工芸 比良工房「工房について」
- 中川木工芸 比良工房「桶製品の取り扱い」
- 静岡朝日テレビ「栄醤油 木桶の引っ越し」

