持続可能な社会のための財政学 第15回|財政民主主義とは?SDG17との関係を整理|8/28 9:45

2026年8月28日(金)午前9時45分から放送大学テレビ1(BS231)で放送される「持続可能な社会のための財政学 第15回」は、「財政民主主義(SDG 17)」がテーマです。講師は東京経済大学教授の佐藤一光さんです。

放送大学公式では、この科目を「持続可能な社会を実現するために、役に立つ学問としての財政学を学ぶ」授業と説明しています。最終回に当たる第15回では、税や予算などの公共のお金を誰が決め、どのように社会の合意と結び付けるのかを考えるうえで重要な「財政民主主義」がキーワードになります。

放送日時と授業情報

科目持続可能な社会のための財政学(’26) 第15回
今回の授業内容財政民主主義(SDG 17)
講師佐藤一光(東京経済大学教授)
放送2026年8月28日(金)9:45/BS231
区分専門科目/社会と産業

財政民主主義とは?

財政民主主義とは、国や自治体がお金を集め、使い、借りるときに、国民の意思を反映する民主的な手続きが必要だという考え方です。税金や社会保障、公共事業、教育、防災などは生活に直結するため、財政は行政だけに任せる技術的な問題ではなく、社会が何を優先するかという政治的な選択でもあります。

そのため授業を見る際は、「誰が負担するのか」「誰がサービスを受けるのか」「将来世代へどの程度の負担を残すのか」「決定過程を市民が検証できるか」という視点を持つと、財政民主主義の意味をつかみやすくなります。

なぜSDG 17と財政民主主義が結び付く?

SDG 17は「パートナーシップで目標を達成しよう」を掲げ、持続可能な開発を実現するための資金、制度、協力、データ、官民・市民社会の連携などを重視する目標です。外務省のSDGsプラットフォームでも、国内資源の動員や課税・徴税能力の向上、公的・官民・市民社会のパートナーシップがターゲットとして示されています。

持続可能な政策を実行するには、理念だけでなく財源が必要です。一方で、財源を確保するための税や公債、予算配分には負担と優先順位の問題が伴います。だからこそ、「必要な資源をどう集めるか」と「その決定をどう民主的に行うか」は切り離せません。

授業を見るときの4つの注目点

  • 税と歳出の決定に、議会や市民の意思がどう反映されるか
  • 現在のサービスと将来世代の負担をどうバランスさせるか
  • 持続可能な政策に必要な財源をどう確保するか
  • 政府・企業・市民社会など複数主体の協力をどう設計するか

第15回は、これまで学んだ財政学の知識を制度と民主主義の問題へ戻して考える回として見ると理解しやすいでしょう。数字の大小だけでなく、「誰が決めるのか」「説明責任は果たされているか」を考えることがポイントです。

「逆引き」で学ぶ科目という特徴

放送大学公式の講義概要では、財政学の体系を最初から順番に学ぶだけでなく、特定の社会問題から逆引きして、必要な財政学の知識を補う方法を採用すると説明しています。現実の課題と理論を往復しながら理解する設計です。

第15回の「財政民主主義」も、税制や予算の制度名を覚えるだけではなく、持続可能な社会のために公共のお金をどう統治するかという現実の問いにつながっています。

SDGsを別の身近なテーマから見るなら

SDGsは財政や国際協力だけでなく、地域産業や伝統工芸、環境、働き方などにも広がるテーマです。身近な産業とSDGsの関係を知りたい場合は、「全力イノベーターズ」東京銀器回も関連記事として参考になります。

よくある質問

第15回はいつ放送?

2026年8月28日(金)午前9時45分からBS231で放送されます。

第15回のテーマは?

「財政民主主義(SDG 17)」です。

講師は誰?

東京経済大学教授の佐藤一光さんです。

SDG 17は何を目指す?

持続可能な開発の実施手段を強化し、政府・企業・市民社会などのパートナーシップを活性化することを目指します。

参考となる公式情報

放送大学の番組ページで第15回のテーマ、講師、放送日時、講義概要を確認できます。SDG 17の説明は外務省「JAPAN SDGs Action Platform」と国連のGoal 17情報を参照できます。

このテーマの関連記事はこちら