N響第2000回はなぜ「一千人の交響曲」?ファン投票・出演者・8K放送の見どころ【9月29日】|9/29 11:00
2026年9月29日11時からNHK BS8Kで「N響演奏会 第2000回定期公演」が放送予定です。曲目はマーラーの交響曲第8番 変ホ長調「一千人の交響曲」。ファビオ・ルイージさん指揮、NHK交響楽団による2023年12月16日NHKホール収録の記念公演です。
第2000回という節目にこの大曲が選ばれたのは、N響が聴衆による曲目ファン投票を実施したためです。総計2523票のうちマーラー8番が1367票を獲得し、第1位となりました。放送前にこの背景を知っておくと、単なる再放送ではなく「N響の歴史的節目を記録した公演」として楽しめます。
9月29日の放送内容
| 項目 | 内容 |
| 放送日 | 2026年9月29日(火) |
| 放送開始 | 11:00 |
| チャンネル | NHK BS8K |
| 曲目 | マーラー/交響曲第8番 変ホ長調「一千人の交響曲」 |
| 指揮 | ファビオ・ルイージ |
| 管弦楽 | NHK交響楽団 |
| 収録 | 2023年12月16日 NHKホール |
NHKの番組ページは検索環境から直接取得できなかったため、放送日時は提供された番組情報を基準とし、公演内容・出演者・曲目についてはNHK交響楽団の公式ページ本文で照合しています。
なぜ第2000回に「一千人の交響曲」が選ばれた?
N響は第2000回定期公演の曲目を聴衆投票で決定しました。候補はマーラーの交響曲第8番、フランツ・シュミットのオラトリオ「7つの封印の書」、シューマンのオラトリオ「楽園とペリ」の3作品でした。
総計2523票の結果、マーラー8番が1367票で1位。ファビオ・ルイージさん自身もこの作品を愛する一曲として挙げており、節目の公演にふさわしい巨大編成作品が選ばれました。
「一千人の交響曲」は本当に1000人で演奏する?
「一千人の交響曲」という呼び名は、1910年の初演時に非常に大規模な演奏者が参加したことに由来します。N響公式解説では、初演にオーケストラ170名、合唱850名規模が参加したと紹介されています。
作品自体も大編成オーケストラ、8人の独唱、混声合唱、児童合唱を必要とするため、通常の交響曲とは舞台上のスケールが大きく異なります。8K放送では、音だけでなく舞台全体の配置や表情も見どころです。
第1部と第2部は何が違う?
第1部はラテン語の賛歌「来たれ、創造主である聖霊よ」、第2部はゲーテ「ファウスト」第2部の最終場面を用いています。宗教的な賛歌と文学作品という異なるテキストを、マーラーが巨大な交響作品の中で結び付けているのが特徴です。
初めて聴く場合は、細かな主題を追うよりも、第1部の圧倒的な合唱の立ち上がりと、第2部で静かな場面から終盤へ向けて音響が積み上がっていく流れに注目すると分かりやすいです。
ファビオ・ルイージとN響の関係
ファビオ・ルイージさんは2022年9月にN響首席指揮者へ就任し、その任期は2028年8月まで延長されています。第2000回定期公演は、ルイージ体制を象徴する大きなプロジェクトの一つです。
当サイトでは、ルイージ就任記念のヴェルディ「レクイエム」を扱ったN響第1962回定期公演の記事もあります。ルイージ×N響の大編成作品を比較したい人におすすめです。
マーラーをもっと聴きたい人へ
N響のマーラー演奏はほかにも放送されており、当サイトではブロムシュテット指揮のマーラー交響曲第9番、エッシェンバッハ指揮のマーラー交響曲第5番も紹介しています。
第8番は合唱と独唱を伴う巨大作品、第9番は晩年の内省的な作品、第5番は「アダージェット」で知られる器楽交響曲です。聴き比べるとマーラーの作風の幅が見えてきます。
よくある質問
N響第2000回定期公演の曲目は?
マーラーの交響曲第8番 変ホ長調「一千人の交響曲」です。
なぜこの曲が選ばれた?
N響が実施したファン投票で1367票を獲得し、第1位になったためです。
収録はいつどこで行われた?
2023年12月16日にNHKホールで収録された公演です。
まとめ
この記事では、9月29日の放送に合わせて、公式情報で確認できる内容と検索されやすいポイントを整理しました。放送日時だけでなく、今回ならではの見どころや背景まで押さえておくと、番組をより理解しやすくなります。

