ドラマ「メリーベリーラブ」は原作あり?韓国ドラマのリメイク?|10/7 22:00

日本テレビ系の2026年10月期水曜ドラマ「メリーベリーラブ」を見て、「韓国ドラマのリメイクなの?」「原作漫画や小説があるの?」と気になった人も多いのではないでしょうか。チ・チャンウクと今田美桜がW主演し、韓国のCJ ENMと日本テレビが初めて共同制作する作品だけに、既存の韓国ドラマを日本向けに作り直した作品のようにも見えます。

結論からいうと、2026年10月7日時点で日本テレビなどの公式発表には、原作となる漫画・小説・既存韓国ドラマの作品名や、リメイク元の記載は確認できません。一方、海外向けの日本テレビ公式発表では本作を「new cross-cultural romantic comedy series」として紹介し、CJ ENMが開発・制作、日本テレビが共同制作すると説明しています。そのため、現時点では既存作品のリメイクではなく、日韓のスタッフが作るオリジナル企画として見るのが自然です。

この記事では、「原作はあるのか」「韓国ドラマのリメイクなのか」「なぜ韓国ドラマっぽく見えるのか」「原作・脚本という見出しなのに脚本家だけが掲載されているのはなぜか」という疑問を、公式情報をもとに整理します。

「メリーベリーラブ」に原作はある?公式発表を確認

まず押さえておきたいのは、公式サイトのキャスト・スタッフ欄に「原作」の作品名が掲載されていないことです。日本テレビ公式のスタッフ情報では、韓国スタッフとして監督のキム・スジョン、ノ・ヨンソプ、脚本のイ・ジェユン、エグゼクティブ・プロデューサーやプロデューサーの名前が紹介されていますが、漫画・小説・ウェブトゥーンなどの原作名は示されていません。

また、2025年11月13日に日本テレビが海外向けに発表したプレスリリースでは、「Merry Berry Love(working title)」を日韓の新しいクロスカルチャー・ロマンティックコメディシリーズとして紹介しています。同リリースでは「written by Lee Jaeyoon」「developed and produced by CJ ENM」「co-produced by Nippon TV」と制作体制が明記されています。

つまり、現時点の一次情報から確認できるのは「脚本家がイ・ジェユンである」「CJ ENMが企画開発と制作を担い、日本テレビが共同制作する」という点までです。原作タイトルや原作者の記載がない以上、漫画・小説・韓国ドラマを原作としていると断定する根拠はありません。

確認項目2026年10月7日時点の公式情報
原作漫画・小説作品名・原作者の記載は確認できず
韓国ドラマのリメイク元既存作品名の記載は確認できず
脚本イ・ジェユン
企画・制作CJ ENMがdeveloped and produced
共同制作日本テレビ
位置づけ日韓クロスカルチャー・ロマンティックコメディ

したがって「原作なし」と完全に言い切るよりも、「公式には原作・リメイク元が発表されていない。現在公表されている制作情報からはオリジナル企画とみるのが妥当」という表現が最も正確です。

韓国ドラマのリメイクではない?そう見える理由

「メリーベリーラブ」が韓国ドラマのリメイクに見える最大の理由は、制作の中心にCJ ENMが入り、主演の一人に韓国俳優チ・チャンウク、さらに韓国側の監督・脚本家・プロデューサーが参加していることです。物語も「韓国で成功した空間プランナーが日本の島へ渡り、日本の農業女子と出会う」という、日韓双方の登場人物が交差する設定になっています。

ただし、韓国スタッフが多数参加していることと、韓国ドラマのリメイクであることは別です。リメイクであれば通常、元になった作品名、原作権・フォーマット権、リメイク版であることなどが作品紹介やプレス資料で明示されます。しかし、今回の公式発表ではそのような既存タイトルは示されていません。

むしろ日本テレビ公式は、CJ ENMとの「初の共同プロジェクト」であることを繰り返し強調しています。2026年7月24日の発表でも、CJ ENMと日本テレビが初めてタッグを組んで制作する作品と説明されており、過去のヒット韓国ドラマを日本版に置き換えるという紹介ではありません。

この違いを簡単に整理すると、「リメイク」はすでに存在する物語を別の国・キャスト・設定などで再制作するもの。一方「メリーベリーラブ」は、公式情報上は最初から日韓の人物・スタッフ・市場を意識して企画された共同制作ドラマとして発表されています。

作品の概要や主要キャストを先に確認したい場合は、ドラマ「メリーベリーラブ」まとめ|あらすじ・キャスト・放送日・主題歌もあわせて読むと全体像をつかみやすいでしょう。

企画の経緯は?CJ ENM×日本テレビ初の共同プロジェクト

「メリーベリーラブ」の企画を理解するうえで重要なのが、CJ ENMと日本テレビによる初の共同制作プロジェクトという位置づけです。日本テレビは2025年11月に、CJ ENMとの初のパートナーシップとして本作を発表しました。放送は日本テレビ、世界配信はディズニープラスを予定するグローバル企画としてスタートしています。

2026年7月の日本テレビ公式発表では、CJ ENMを「『愛の不時着』『涙の女王』など数々の世界的ヒット作を生み出してきた」と紹介し、その制作ノウハウと日本テレビのドラマ制作力を組み合わせる大型プロジェクトとして説明しています。

物語の舞台は日本の小さな島「茶呂島」。韓国で成功していた空間プランナーのイ・ユビンと、亡き祖父の遺志を継いでイチゴを育てる白浜夏凛が出会い、最悪の第一印象から関係を変化させていきます。つまり「韓国ドラマを日本に移植した」というより、韓国人男性と日本人女性の出会い自体が作品の根幹に組み込まれているのが特徴です。

共同制作の詳しい意味や、CJ ENMと日本テレビがどのように役割を分担しているのかは、ドラマ「メリーベリーラブ」はCJ ENM×日テレ初の共同プロジェクト|日韓共同制作とはで詳しく整理しています。

さらに制作会社そのものを知りたい場合は、ドラマ「メリーベリーラブ」制作はCJ ENM Japanと日本テレビ|過去の代表作も参考になります。

「原作・脚本」の見出しなのに脚本だけ?公式ページの表記をどう読む

今回の検索で少し紛らわしいのが、番組情報や検索結果で「原作・脚本」というまとまり方をしているケースです。実際の日本テレビ公式「キャスト・スタッフ」ページを確認すると、スタッフ欄には「脚本 イ・ジェユン」と記載されていますが、その直前・直後に原作作品名は掲載されていません。

このため、「原作・脚本」という見出しがあるから原作が存在する、と受け取るのは早計です。テレビドラマの番組データや外部サービスでは、「原作・脚本」を一つの情報項目としてまとめるテンプレートが使われることがあります。原作がない作品では脚本家だけが表示される場合もあります。

重要なのは、見出し名ではなく公式本文に何が実際に記載されているかです。「メリーベリーラブ」について現在確認できるのは脚本家イ・ジェユンの名前であり、原作漫画・原作小説・原作韓国ドラマのタイトルではありません。

脚本家イ・ジェユンの作風やこれまでの作品については、ドラマ「メリーベリーラブ」脚本はイ・ジェユン|作風と過去作で詳しく紹介しています。原作が見当たらない作品だからこそ、脚本家がどのようなラブコメや人物関係を描いてきたのかを知ると、本作の見どころを考えやすくなります。

原作なしのオリジナル企画として見ると何が面白い?

既存作品の結末や原作ストーリーが公表されていない「メリーベリーラブ」は、視聴者側にとって先の展開を原作で確認できないことも魅力になります。ユビンがなぜ一夜にして地位も財産も失ったのか、茶呂島に残された父の遺産が何なのか、夏凛のイチゴの品種認定がどうなるのかなど、第1話の時点から複数の軸が用意されています。

さらに、主人公2人の恋愛だけでなく、ナム・ユンス演じるパク・クナムと久間田琳加演じる水野麻理の関係も並行して描かれます。韓国人男性と日本人女性という組み合わせが一組だけではないため、文化や価値観の違いを一つのカップルに集約せず、異なる温度感の恋愛として描ける構成です。

日本テレビ公式のイントロダクションには「植えれば育つ。植えてこそ実る。人生も、愛も、きっと同じ。」という作品を象徴するメッセージがあります。イチゴ栽培と恋愛・人生の再生を重ねる設計は、茶呂島という舞台や夏凛の仕事と密接に結び付いています。単なる国際恋愛ドラマではなく、「失ったものをどう育て直すか」というテーマにも注目したい作品です。

「メリーベリーラブ」の雰囲気が好みで、似たテイストの作品も探したい人は、ドラマ「メリーベリーラブ」が好きな人におすすめの日韓ラブコメ・韓国ドラマもチェックしてみてください。

「メリーベリーラブ」原作・リメイクに関するよくある質問

「メリーベリーラブ」に原作漫画や小説はありますか?

2026年10月7日時点で、日本テレビ公式サイトや公式制作発表には原作漫画・小説の作品名や原作者の記載は確認できません。公式に発表されているのは、脚本がイ・ジェユンであることや、CJ ENMと日本テレビによる共同制作であることです。

韓国ドラマの日本リメイクですか?

公式発表では既存韓国ドラマのリメイク元は示されていません。日本テレビ海外向けリリースでは本作を新しい日韓クロスカルチャー・ロマンティックコメディとして紹介し、CJ ENMが企画開発・制作、日本テレビが共同制作するとしています。

なぜ韓国ドラマのリメイクに見えるのですか?

チ・チャンウクら韓国人キャストが出演し、韓国側の監督・脚本家・プロデューサーが参加しているためです。また、CJ ENMが制作の中心を担っていることも韓国ドラマらしい印象につながっています。ただし、韓国スタッフの参加と既存作品のリメイクは同じ意味ではありません。

脚本は誰が担当していますか?

脚本は韓国の脚本家イ・ジェユンです。日本テレビ公式のキャスト・スタッフページでも脚本担当として掲載されています。

まとめ|「メリーベリーラブ」は原作・リメイク元の公式記載なし

ドラマ「メリーベリーラブ」は、2026年10月7日時点の公式情報では、原作漫画・小説・既存韓国ドラマのタイトルや、リメイク元は公表されていません。日本テレビ公式のスタッフ欄に掲載されているのは脚本家イ・ジェユンで、海外向け発表ではCJ ENMが企画開発・制作、日本テレビが共同制作する「新しい日韓クロスカルチャー・ロマンティックコメディ」と説明されています。

そのため現状では、「韓国ドラマを日本向けにリメイクした作品」ではなく、CJ ENMと日本テレビが共同で立ち上げたオリジナル企画とみるのが自然です。韓国の制作ノウハウと日本の地上波ドラマ制作、韓国人キャストと日本人キャストが最初から交差する設計こそ、本作ならではのポイントといえるでしょう。

原作の結末を先に知るタイプの作品ではないからこそ、ユビンと夏凛の関係、父の遺産、イチゴの品種認定、茶呂島で生まれる人間関係がどのように展開していくのかを、放送とともに追える作品です。

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