ドラマ「メリーベリーラブ」脚本はイ・ジェユン|作風と過去作|10/7 22:00

日本テレビ系の水曜ドラマ「メリーベリーラブ」で脚本を担当するのは、韓国の脚本家イ・ジェユンです。日本テレビ公式のキャスト・スタッフ情報でも、韓国スタッフとして監督のキム・スジョン、ノ・ヨンソプと並び、脚本にイ・ジェユンの名前が掲載されています。

イ・ジェユンは、恋愛を軸にしながらコメディーや職業設定、時代劇、異文化の要素を組み合わせた作品に携わってきた脚本家です。この記事では、確認できた過去作をもとに作風の傾向を整理し、「メリーベリーラブ」に原作があるのか、脚本家のオリジナル要素をどう見ればよいのかまで分かりやすく解説します。

「メリーベリーラブ」の脚本はイ・ジェユン

「メリーベリーラブ」の脚本担当はイ・ジェユンです。日本テレビ公式は、韓国スタッフとして「監督 キム・スジョン、ノ・ヨンソプ」「脚本 イ・ジェユン」と明記しています。

本作は、韓国で成功していた空間プランナーのイ・ユビンと、日本の島でイチゴ栽培に打ち込む白浜夏凛が出会う国境を越えたロマンティック・ラブコメディーです。主演はチ・チャンウクと今田美桜。日韓それぞれの文化や生活感を背景に、価値観の異なる2人が関係を深めていく物語が中心になります。

作品全体のキャスト、放送日、配信、主題歌などをまとめて確認したい場合は、「メリーベリーラブ」まとめもあわせてチェックできます。

脚本家イ・ジェユンの経歴と過去作

イ・ジェユンは、韓国のテレビドラマや映画で脚本を手がけてきた作家です。日本で確認しやすい代表的な仕事として、2009年のドラマ「タムナ〜Love the Island」、2018年の「恋のトリセツ~フンナムとジョンウムの恋愛日誌~」、2021年の「御史<オサ>とジョイ~朝鮮捜査ショー~」などがあります。

SBSの公式系記事では、「恋のトリセツ~フンナムとジョンウムの恋愛日誌~」について、イ・ジェユンがドラマ「タムナ〜Love the Island」や映画「レッドカーペット」「喧嘩-ヴィーナスVS僕-」などを執筆した脚本家として紹介されています。つまりテレビの恋愛作品だけでなく、映画脚本も含めて幅広いジャンルを経験してきた作家だと分かります。

「御史<オサ>とジョイ~朝鮮捜査ショー~」は、ひょんなことから暗行御史になった人物と、自分の人生を切り開こうとする女性を中心にした明朗なコミカル時代劇です。恋愛だけに寄せず、事件や身分、人生の再出発を組み合わせる構成は、イ・ジェユン作品を考えるうえで参考になります。

イ・ジェユンの作風は?過去作から見える特徴

イ・ジェユンの作風を一言で固定するのは難しいものの、確認できる過去作からは、恋愛を中心に置きながら、人物の仕事・立場・社会環境を物語の仕掛けとして使う傾向が見えてきます。

「恋のトリセツ~フンナムとジョンウムの恋愛日誌~」では、恋愛に距離を置く男性と、現実の中で恋に悩む結婚相談所の女性を組み合わせ、恋愛そのものを職業や価値観の違いと結びつけました。「御史<オサ>とジョイ~朝鮮捜査ショー~」では時代劇と捜査、男女のバディ要素を掛け合わせています。

また、コメディーのテンポだけで進めるのではなく、登場人物が抱える失敗や喪失、再出発を物語の芯に置く点も注目できます。「メリーベリーラブ」でもユビンは韓国で築いた地位や財産を失い、夏凛は亡き祖父の思いを受け継いで農業を続けています。笑える出会いから始まりながら、2人がそれぞれの人生を立て直していく過程が重要になりそうです。

「メリーベリーラブ」に原作はある?韓国ドラマのリメイクではない?

日本テレビの公式発表では、「メリーベリーラブ」は日本テレビとCJ ENMによる初の共同プロジェクトとして制作される作品と説明されています。既存の韓国ドラマを日本向けに作り直したリメイク作品としては紹介されていません。

また、公式の番組概要やスタッフ情報には、漫画・小説などの「原作」クレジットは掲載されていません。現時点で確認できる公式情報からは、特定の漫画や小説を実写化した作品というより、日韓共同制作のオリジナルドラマとして捉えるのが自然です。

原作の有無や「韓国ドラマのリメイクなのか」という点を詳しく整理した記事は、「メリーベリーラブ」は原作あり?韓国ドラマのリメイク?で確認できます。

日韓共同制作だからこそ脚本で注目したいポイント

本作の大きな特徴は、物語の設定そのものに韓国と日本の距離が組み込まれていることです。主人公のユビンは韓国人の空間プランナー、夏凛は日本の島で農業を営む女性。単に国籍が違うだけでなく、仕事、生活リズム、家族との関係、言葉や文化の感覚まで、2人が持つ背景は大きく異なります。

こうした違いをラブコメとしてどう衝突させ、どの場面で共感へ変えていくのかは脚本の見どころです。イ・ジェユンが過去作で描いてきた「最初は噛み合わない男女」「職業や立場の違い」「コミカルなやり取りの中にある人生の問題」といった要素とも相性がよい設定です。

演出面ではキム・スジョンとノ・ヨンソプが監督を担当しています。脚本と演出をあわせて制作陣を知りたい場合は、「メリーベリーラブ」監督はキム・スジョン・ノ・ヨンソプ|演出陣の経歴も参考になります。

過去作から考える「メリーベリーラブ」の見どころ

イ・ジェユンの過去作を踏まえると、「メリーベリーラブ」では恋愛の成就だけでなく、登場人物が何を失い、何を取り戻すのかにも注目したいところです。ユビンは一夜にして転落した状態から島へ来て、夏凛は祖父から受け継いだイチゴを守りながら品種認定という目標に挑みます。

2人の関係は「最悪の出会い」から始まりますが、単なるケンカップルの面白さだけではなく、互いの仕事や生き方を知ることで印象が変わっていく流れが物語の軸になりそうです。恋愛と仕事を切り離さず、人物の選択として描くかどうかが、脚本を味わうポイントになります。

制作全体はCJ ENM Japanと日本テレビが担い、韓国側と日本側のプロデューサー陣も参加しています。脚本家だけでなくプロデューサーや日本スタッフまで確認したい場合は、「メリーベリーラブ」制作スタッフ|プロデューサー・日本スタッフまとめに整理しています。

イ・ジェユン作品が好きな人に向いている?

これまでのイ・ジェユン作品で、テンポのよい男女の掛け合い、仕事や事件と恋愛が並行する構成、少し変わった設定から人間関係が広がっていくドラマが好きだった人には、「メリーベリーラブ」も注目しやすい作品です。

一方で、本作は日韓共同制作という新しい条件が加わっています。そのため過去作と同じ作風がそのまま再現されると断定するより、イ・ジェユンが得意としてきたラブコメの要素を、国境を越えた共同制作でどう変化させるのかを見るのがよいでしょう。

よくある質問

「メリーベリーラブ」の脚本家は誰ですか?

脚本は韓国の脚本家イ・ジェユンです。日本テレビ公式のキャスト・スタッフページで確認できます。

イ・ジェユンの代表作は何ですか?

ドラマ「タムナ〜Love the Island」「恋のトリセツ~フンナムとジョンウムの恋愛日誌~」「御史<オサ>とジョイ~朝鮮捜査ショー~」などがあります。映画「レッドカーペット」「喧嘩-ヴィーナスVS僕-」などの脚本歴も確認できます。

「メリーベリーラブ」は韓国ドラマのリメイクですか?

日本テレビ公式は本作を日テレとCJ ENMの初の共同プロジェクトとして発表しており、既存の韓国ドラマのリメイク作品としては紹介していません。

「メリーベリーラブ」に漫画や小説の原作はありますか?

公式の番組概要やスタッフ情報では、漫画・小説などの原作クレジットは確認できません。現時点では日韓共同制作のオリジナルドラマとして見るのが自然です。

まとめ|「メリーベリーラブ」はイ・ジェユンの脚本力にも注目

ドラマ「メリーベリーラブ」の脚本はイ・ジェユンが担当します。過去には「タムナ〜Love the Island」「恋のトリセツ~フンナムとジョンウムの恋愛日誌~」「御史<オサ>とジョイ~朝鮮捜査ショー~」などに携わり、恋愛に仕事や立場、コメディー、事件性を組み合わせた作品を手がけてきました。

「メリーベリーラブ」は、日テレとCJ ENMによる初の共同制作として発表された国境を越えるラブコメです。原作クレジットが公式に示されていない点も含め、既存作品の再現ではなく、日韓の制作陣がどんなオリジナルの人物関係と物語を組み立てるのかが大きな見どころです。

このテーマの関連記事はこちら