
なんでも鑑定団8月11日|不染鉄90万円の絵は本物?越前焼3点・円山応挙の鑑定額は?|8/11 20:54
2026年8月11日(火)放送の「開運!なんでも鑑定団」は、家族に内緒で90万円で落札した不染鉄(ふせん・てつ)の絵と、100万円で購入した越前焼3点が大きな見どころです。さらに円山応挙の掛軸、王地山焼の花生、合わせ貝146組など、絵画・陶磁器・婚礼調度まで幅広いお宝が登場します。
とくに不染鉄の依頼人は、2026年4月7日の「出張鑑定in阿波」で、フリマアプリで13万5000円で購入した不染鉄の絵が35万円になった人物。今回はその成功体験をきっかけに、ネットオークションでさらに立派に見えた1枚を90万円で落札しています。「今度も本物なのか」「前回35万円を超えるのか」が気になる人に向けて、番組情報と公的資料から鑑定の注目点を整理します。
なんでも鑑定団8月11日の放送内容・出演者
| 番組名 | 開運!なんでも鑑定団 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年8月11日(火)20時54分~21時55分 |
| 放送局 | テレビ東京系列 |
| MC | 今田耕司、福澤朗、菅井友香 |
| ゲスト | ゆめぽて(川端結愛) |
| 出張鑑定 | 兵庫県丹波篠山市 |
| 出張リポーター | 福田充徳(チュートリアル) |
| 出張アシスタント | 北川彩 |
| 主な鑑定品 | 不染鉄の絵、越前焼の壺3点、円山応挙の掛軸、王地山焼の花生、合わせ貝146組など |
番組表の公式SI情報では、鑑定士軍団として中島誠之助さん、北原照久さん、安河内眞美さん、山村浩一さん、川瀬友和さん、金子朋裕さん、林直輝さん、森由美さんが案内されています。番組の基本情報はテレビ東京「開運!なんでも鑑定団」公式サイトでも確認できます。
不染鉄の絵を90万円で落札|前回13万5000円→35万円の続編
今回もっともストーリー性があるのが、不染鉄の絵です。依頼人は以前、徳島県阿波市で行われた出張鑑定に参加。フリマアプリで13万5000円で買った作品が真筆と判定され、番組情報では35万円の評価になったと紹介されています。
テレビ東京の2026年4月7日「不染鉄の絵」公式データでは、依頼人は森健祐さん、鑑定士は安河内眞美さん。本人評価額は15万円で、作品は真筆とされ、古色を帯びた金色や、塔と山々の描き分けが評価されています。
その祝勝会で勢いがつき、ネットオークションに出ていた別の不染鉄作品に入札を重ね、最終的に90万円で落札したのが今回のお宝です。購入額は前回の約6.7倍。前回以上に大きな金額を投じただけに、真贋・作品の出来・制作時期・保存状態・来歴がどこまで評価されるかが焦点になります。
不染鉄とは誰?「幻の画家」と呼ばれる理由
不染鉄は1891年に東京・小石川で生まれ、1976年に亡くなった日本画家です。文化庁のアートプラットフォームジャパンにも作家情報が登録され、奈良県立美術館や京都国立近代美術館などに作品が所蔵されています。
「幻の画家」という呼び名は、2017年に東京ステーションギャラリーと奈良県立美術館で開かれた「不染鉄―没後40年 幻の画家―」などの展覧会名でも使われています。奈良県は2024年にも「漂泊の画家 不染鉄 ~理想郷を求めて」を開催しており、近年あらためて画業が紹介されている作家です。
不染鉄の絵の価値を左右しそうなポイント
- 真筆か:署名、落款、筆致、画材などが既知の作品と一致するか
- 題材と作風:山、海、塔、集落など、不染鉄らしい世界観が表れているか
- 制作時期:初期・中期・晩年のどの時期にあたるか
- 状態:シミ、折れ、剥落、修復、表装の状態
- 来歴:旧蔵者や箱書き、オークション以前の履歴が確認できるか
100万円で購入した越前焼の壺3点|価値はどこで決まる?
もう一つの大きな注目品が、100万円で購入した越前焼3点です。越前焼は福井県越前町を中心に作られる焼き物で、公式サイトによると約850年前の平安時代末期に始まりました。越前・瀬戸・常滑・信楽・丹波・備前からなる「日本六古窯」の一つで、1986年には国の伝統的工芸品に指定されています。
越前焼工業協同組合によると、古くは壺・甕・すり鉢などの日用品が多く、鉄分を含む越前の土による渋い焼き上がりや、薪窯で灰が溶けて生まれる自然釉も大きな魅力です。古越前の場合は、時代、器形、焼成、自然釉の景色、窯跡との関連などが評価の手掛かりになります。
番組では過去にも越前焼が登場しています。2012年放送の「越前焼の壺」は江戸時代前期から中期の品とされ、2024年には16世紀から江戸時代にかけての「越前焼のお歯黒壺5点」が紹介されました。同じ越前焼でも年代や用途、姿、自然釉、保存状態で評価が変わるため、今回の3点がどの時代の作品なのかが重要です。
円山応挙の掛軸・王地山焼の花生・合わせ貝146組も登場
円山応挙の掛軸|写生を重視した江戸絵画の巨匠
円山応挙は18世紀の京都画壇を代表する画家です。京都国立博物館は、動植物などをありのままに観察する「写生」を絵画表現に強く反映させた人物として紹介しています。掛軸の鑑定では、筆致だけでなく署名・印章、紙や絹、表装、箱書き、伝来なども重要になります。
王地山焼の花生|丹波篠山の藩窯
王地山焼は、文政元年(1818年)に篠山藩主・青山忠裕が京焼の陶工を招いて始めた藩窯とされます。中国風の青磁、染付、赤絵などが作られ、明治2年(1869年)に廃窯。丹波篠山市は1988年に王地山陶器所を再興しました。詳しい歴史は丹波篠山市の王地山焼紹介でも確認できます。
合わせ貝146組|貝合わせと婚礼道具の歴史
合わせ貝は、左右に分けたハマグリの殻から同じ一対を探し当てる「貝合わせ」に使われる道具です。文化遺産オンラインによると、ハマグリは本来の組み合わせ以外とは合わないことから貞節の象徴とされ、江戸時代には貝桶とともに武家の婚礼を象徴する調度になりました。
今回の146組は数の多さも目を引きます。鑑定では、貝の内側の絵付けの質、制作年代、絵師や工房、貝桶の有無、組数がどこまで揃っているか、保存状態などが見どころになりそうです。
出張鑑定は兵庫県丹波篠山市|王地山焼とのつながりにも注目
8月11日回の出張鑑定は兵庫県丹波篠山市で行われます。丹波篠山は日本六古窯の一つ「丹波焼」の産地として知られる一方、今回スタジオのお宝にも登場する王地山焼の発祥地でもあります。焼き物の歴史が深い地域で、どのようなお宝が持ち込まれるのかも楽しみなポイントです。
出張リポーターはチュートリアルの福田充徳さん、出張アシスタントは北川彩さん。ゲストは「ゆめぽて」の愛称で知られる川端結愛さんです。
不染鉄・越前焼の鑑定額が気になる人が確認したいポイント
番組告知では最終的な鑑定額そのものを伏せ、「90万円で落札」「100万円で購入」「衝撃値」といった購入時の金額と結果のギャップが強く打ち出されています。放送を見る前後に検索されやすい疑問を整理すると、次のようになります。
- 不染鉄の90万円の絵は本物なのか
- 不染鉄の絵は前回35万円より高いのか
- 不染鉄の作品はなぜ「幻の画家」と呼ばれるのか
- 越前焼の壺3点は100万円以上の価値があるのか
- 古い越前焼と現代の越前焼はどう見分けるのか
- 円山応挙の掛軸は真筆ならどこが評価されるのか
- 王地山焼とは何で、古い作品はどのような特徴があるのか
- 合わせ貝146組はそろっているほど価値が上がるのか
骨董・美術品は「買った値段=鑑定額」ではありません。市場での希少性だけでなく、真贋、年代、出来、状態、来歴がそろって初めて評価につながります。今回は前回鑑定で成功した依頼人の再挑戦という物語があるため、不染鉄の結果はとくに注目を集めやすい回です。
見逃し配信と、なんでも鑑定団の関連記事
「開運!なんでも鑑定団」は、テレビ東京公式サイトからTVerや「ネットもテレ東」の配信導線が案内されています。配信の有無や視聴期限は各サービスの番組ページで確認してください。
最近の「なんでも鑑定団」では、当サイトで8月4日放送の大谷翔平・西浦焼・柳沢淇園の見どころ、黄金バット原画・本草綱目・東郷青児の鑑定記事、ムートン・ロートシルト1945年と再興九谷の記事も紹介しています。番組の過去回をまとめて読みたい場合はテレビ・ドラマカテゴリーもどうぞ。
よくある質問
なんでも鑑定団の8月11日放送は何時から?
2026年8月11日(火)20時54分から21時55分まで、テレビ東京系列で放送されます。
不染鉄の90万円の絵は前回と同じ依頼人?
はい。番組情報では、2026年4月7日の出張鑑定in阿波で不染鉄の絵を鑑定してもらった依頼人が再登場します。前回は13万5000円で買った作品が35万円になったことが、今回の90万円落札につながっています。
不染鉄はどんな画家?
1891年東京生まれ、1976年没の日本画家です。奈良県立美術館や京都国立近代美術館などに作品が所蔵され、2017年には「没後40年 幻の画家 不染鉄」展、2024年には奈良県立美術館で「漂泊の画家 不染鉄」展が開かれました。
越前焼はなぜ価値がある?
越前焼は約850年の歴史を持つ日本六古窯の一つです。古い作品では年代、器形、越前らしい土味、自然釉、保存状態、来歴などが評価材料になります。単に「古い越前焼」というだけで価格が決まるわけではありません。
王地山焼とは?
1818年に篠山藩主・青山忠裕が京都から陶工を招いて始めた藩窯です。青磁、染付、赤絵などが作られ、1869年に廃窯。1988年に丹波篠山で再興されました。
まとめ
8月11日の「開運!なんでも鑑定団」は、前回の成功をきっかけに90万円で落札した不染鉄の絵と、100万円で購入した越前焼3点が二大注目品です。不染鉄は前回の真筆35万円という結果があるだけに、今回は「さらに良い作品なのか、それとも高値づかみなのか」というドラマがあります。
円山応挙の掛軸、王地山焼の花生、合わせ貝146組も、それぞれ日本美術・陶磁器・婚礼文化の背景を知ると鑑定がさらに面白くなります。購入額だけでなく、専門家がどこを見て真贋や年代を判断するのかにも注目したい回です。

