ハッブルがとらえた宇宙絶景「南半球の空を見渡す」|αケンタウリ・大マゼラン雲を解説【9/3】|9/3 21:30
2026年9月3日(木)21時30分からNHK BS8Kで「ハッブルがとらえた宇宙絶景『南半球の空を見渡す』」が放送されます。放送局公式SI情報では、ハッブル宇宙望遠鏡の150万以上の観測から、南半球の空でとらえた選りすぐりの宇宙絶景を紹介する29分です。
今回のキーワードはみなみじゅうじ座、αケンタウリ、大マゼラン雲。単に美しい8K映像を見るだけでなく、「なぜ南半球でしか見えない星がある?」「大マゼラン雲で何が起きている?」という疑問を押さえると、映像の意味が分かりやすくなります。
「南半球の空を見渡す」の放送日時・内容
| 番組名 | ハッブルがとらえた宇宙絶景「南半球の空を見渡す」 |
| 放送日 | 2026年9月3日(木) |
| 放送時間 | 21:30~21:59 |
| 放送局 | NHK BS8K |
| 出演 | 出田奈々アナウンサー |
| 主なテーマ | みなみじゅうじ座/αケンタウリ/大マゼラン雲/星の誕生と死 |
公式SI情報では、南半球の空は天の川銀河の中心方向から外側まで広く見渡しやすく、ハッブルの高精細画像を通して普通の望遠鏡では見えにくい構造や現象を紹介すると案内されています。
αケンタウリは「太陽に最も近い恒星系」
番組予告で名前が挙がるαケンタウリは、太陽系に最も近い恒星系です。NASAによると、αケンタウリA・Bとプロキシマ・ケンタウリからなる三重星系で、プロキシマ・ケンタウリは太陽から約4.24光年の距離にあります。
日本の多くの地域ではαケンタウリを十分高い位置で見ることが難しく、南半球の空を代表する天体の一つです。「近い」といっても光で4年以上かかる距離であり、ハッブル画像を見るときは太陽系のすぐ隣にある星の世界として意識するとスケール感がつかみやすくなります。
大マゼラン雲では巨大な星が生まれ、やがて死んでいく
もう一つの中心が、天の川銀河の近くにある大マゼラン雲です。NASAは大マゼラン雲を天の川の伴銀河として紹介し、内部には活発な星形成領域が多数あると説明しています。
特に30 Doradus(タランチュラ星雲)には若く大質量の星が集まり、ハッブルは星が生まれるガス雲や、強烈な紫外線・恒星風が周囲を削る様子を細かく観測してきました。大質量星は寿命が短く、数百万年後には超新星になるものもあります。番組が予告する「巨大な星の誕生と死のドラマ」は、こうした天体現象につながります。
なぜハッブルの画像は「普通の望遠鏡では分からない秘密」まで見える?
ハッブル宇宙望遠鏡は地球大気の外側を周回するため、大気の揺らぎの影響を受けにくく、高い解像力で天体を観測できます。さらに紫外線・可視光・近赤外線など複数の波長を利用し、星形成領域のガスやちり、新しく生まれた星の姿を調べてきました。
8K放送では色や細部の美しさが目立ちますが、画像の色は「宇宙をそのまま目で見た色」だけを意味するわけではありません。観測した波長や科学情報を視覚化することで、ガスの構造や星の活動を分かりやすくしている画像もあります。
過去回と重複せず見るポイント|秋冬の夜空から南半球へ
当サイトでは、同シリーズの8月27日「秋・冬の夜空を旅する」と、8月31日放送回をすでに紹介しています。今回は季節の星座ではなく、北半球から見えにくい天体と隣の銀河へ視点を広げる回として見ると違いがはっきりします。
みなみじゅうじ座のような南天の星座から、太陽系の最寄りの恒星系、さらに16万~20万光年級の大マゼラン雲へと距離が一気に広がる構成が、今回の大きな魅力です。
よくある質問
「南半球の空を見渡す」はいつ放送?
2026年9月3日(木)21:30~21:59、NHK BS8Kで放送予定です。
αケンタウリはどんな星?
太陽系に最も近い恒星系で、αケンタウリA・Bとプロキシマ・ケンタウリからなる三重星系です。
大マゼラン雲では何が見られる?
活発な星形成領域があり、ハッブルは巨大な星の誕生、ガス雲、星の進化や死につながる現象を高精細に観測しています。
出演者は誰?
放送局公式SI情報では、出田奈々アナウンサーが出演者として掲載されています。
参考情報
- Gガイド「ハッブルがとらえた宇宙絶景」9月3日(公式SI情報)
- NASA Science「Sun: Facts」
- NASA Hubble「Large Magellanic Cloud」
- NASA Hubble「Hubble Views Grand Star-Forming Region」

