ホンダF1新パワーユニットが初走行か|2026年復帰の理由・ドライバー・結果

Hondaが2026年F1で使用する新仕様パワーユニットが、ハンガロリンクでコースデビューしたとみられます。アストンマーティンは2027年用ピレリタイヤのテスト後も現地に残り、2026年7月29日にジャック・クロフォード選手を起用したフィルミングデー走行を実施した模様です。

注目されているのは、次戦オランダGPで実戦投入予定のHonda RA626H新仕様です。この記事では、今回の走行内容に加え、「ホンダF1復帰はなぜ?」「2026年のドライバーは誰?」「現在の結果は?」「以前の撤退理由は?」という検索で気になる点をまとめます。

ホンダF1新パワーユニットがハンガロリンクで初走行か

HondaはハンガリーGP終了後、アストンマーティンのAMR26に新仕様パワーユニットを搭載し、フィルミングデーで初走行させる計画を明らかにしていました。Honda RacingのハンガリーGP公式レポートでも、オランダGPでの新仕様投入に先立ち、水曜日のフィルミングデーでAMR26に載せて走らせる方針が説明されています。

7月30日朝の報道では、アストンマーティンがタイヤテスト翌日もハンガロリンクに残り、ジャック・クロフォード選手とフィルミングデーを行ったとされています。ただし、走行データやラップタイムなどの詳細は公表されていません。

走行日2026年7月29日
場所ハンガロリンク(ハンガリー)
マシンアストンマーティン AMR26
パワーユニットHonda RA626Hの新仕様
担当ドライバージャック・クロフォード
実戦投入予定第12戦オランダGP(8月21〜23日)

今回の走行は、本番レースに向けた最終確認として重要です。新しいシャシーと新仕様PUを組み合わせ、振動、冷却、エネルギーマネジメント、ドライバビリティなどに想定外の問題がないかを確認する機会になったと考えられます。

タイヤテストとフィルミングデーは何が違う?

ハンガロリンクでは7月28日と29日に、2027年シーズン用タイヤの開発テストが行われました。アウディのガブリエル・ボルトレート選手、アルピーヌのフランコ・コラピント選手、アストンマーティンのジャック・クロフォード選手が走行しています。

一方、フィルミングデーは本来、チームの宣伝映像や写真を撮影するための走行です。通常のテストとは異なり、走行距離や使用タイヤに制限があります。そのため、純粋な性能比較はできませんが、新しい部品を実車に搭載して基本動作を確認する「シェイクダウン」としても活用されます。

新仕様RA626Hで何が変わる?

RA626Hは、Hondaが2026年の新レギュレーションに合わせて開発した1.6リッターV6ターボ・ハイブリッドPUです。内燃機関と電動モーターの出力比がほぼ50対50となり、100%持続可能燃料を使用する新時代の設計になっています。

今回の新仕様は、シーズン開幕時とはまったく別のPUという意味ではなく、RA626Hの改良版です。Hondaは前半戦で集めた実走データを基に、出力だけでなく、信頼性、振動の抑制、エネルギー回生と放出の使いやすさなどを改善してきました。

ハンガリーGPでは大規模アップデートを受けたAMR26が、前戦までよりライバルと戦える状態になりました。次はHonda側の新仕様PUが加わることで、アストンマーティンの弱点とされてきた直線スピードや加速性能がどこまで改善するかが焦点です。

ホンダF1 2026年のドライバーは誰?

役割ドライバー国籍
レースドライバーフェルナンド・アロンソスペイン
レースドライバーランス・ストロールカナダ
リザーブ/サードドライバージャック・クロフォードアメリカ

Hondaが単独チームとして参戦しているわけではなく、2026年はアストンマーティン・アラムコF1チームのワークスパートナーとしてPUを供給しています。そのため「ホンダF1のドライバー」は、基本的にアストンマーティンのアロンソ選手とストロール選手を指します。

今回のフィルミングデーを担当したクロフォード選手は、実戦のレギュラードライバーではありません。2026年のサードドライバーとしてFP1やテスト走行を担い、チームの開発を支える立場です。

ホンダF1 2026年の最新結果

2026年7月30日時点で、アストンマーティン・ホンダは開幕から厳しい戦いが続いています。第11戦ハンガリーGP終了時点の状況は次の通りです。

  • コンストラクターズランキング:10位(11チーム中)
  • 獲得ポイント:1ポイント
  • ハンガリーGP決勝:ランス・ストロール13位、フェルナンド・アロンソ14位
  • ハンガリーGP予選:アロンソが今季初のQ2進出

順位だけを見ると上位争いには遠いものの、ハンガリーでは大幅改良されたAMR26によって、これまで届かなかった中団グループと戦える場面が増えました。新仕様PUが投入されるオランダGPは、後半戦の巻き返しを占う重要な一戦になります。

F1のレース日程や放送の基本を確認したい方は、当サイトの「F1イギリスGP2026はいつ?シルバーストンの特徴・賞金・放送を初心者向けに解説」も参考にしてください。

なぜホンダは2026年にF1復帰した?

Hondaが2026年からF1に新たに参戦した大きな理由は、新しいPU規則が同社の技術開発の方向性と一致したためです。2026年規則では電動出力の比率が大きく高まり、100%持続可能燃料も導入されました。

Hondaは電動化技術、バッテリー、エネルギーマネジメント、燃焼技術を競争の中で磨ける点を評価し、アストンマーティンとワークス契約を締結しました。単に昔の体制へ戻ったのではなく、HRCがPUの開発・製造・運用を担う新しい参戦形態です。

また、アストンマーティンはHondaのPUを独占的に使用するワークスチームであり、シャシーとPUを密接に設計できるメリットがあります。2026年は苦戦しているものの、長期的にはこの一体開発が競争力につながると期待されています。

ホンダF1撤退の本当の理由は?

Hondaは2020年10月、2021年シーズン限りでF1のPUサプライヤーとしての参戦を終了すると発表しました。公式に説明された理由は、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、技術者や研究開発費などの経営資源を将来のパワーユニット・エネルギー技術へ集中するためです。

そのため、「成績が悪かったから撤退した」という説明だけでは正確ではありません。むしろ2021年にはレッドブルのマックス・フェルスタッペン選手がドライバーズタイトルを獲得しており、競争力を高めた時期に会社全体の技術戦略を理由として区切りをつけました。

さらに、2022年以降もHRCはレッドブル・グループへの技術支援を継続しました。つまりHondaブランドの「F1参戦」は一度終了したものの、Hondaの技術が完全にF1から消えていたわけではありません。

ホンダF1の歴史を簡単に整理

時期主な動き
第1期(1964〜1968年)1964年ドイツGPで初参戦。1965年メキシコGPで初優勝
第2期(1983〜1992年)ウイリアムズ、マクラーレンなどへエンジン供給。黄金時代を築く
第3期(2000〜2008年)BARへの供給から始まり、Hondaワークスチームとして参戦
第4期(2015〜2021年)マクラーレン、トロロッソ/アルファタウリ、レッドブルと提携
技術支援(2022〜2025年)HRCがレッドブル・グループを支援
2026年〜アストンマーティンのワークスパートナーとして新たに参戦

Hondaは1964年の初参戦から、撤退と復帰を繰り返しながら技術を磨いてきました。2026年のアストンマーティンとのプロジェクトは、同社にとって新しい時代の挑戦です。

Honda HRCのモータースポーツ活動に関心がある方は、「鈴鹿8耐2026結果|Honda HRCが5連覇!優勝賞金・順位・なぜ8時間走るか解説」もあわせてご覧ください。

今後の注目はオランダGPでの実戦性能

フィルミングデーでは他チームとのタイム比較ができないため、新仕様PUの効果が本当に分かるのはオランダGPです。特に注目したいのは、予選での最高速、レース中のエネルギー配分、信頼性、そして新シャシーとの組み合わせです。

  • 直線スピード不足が改善するか
  • アロンソ選手とストロール選手がQ2、Q3へ進めるか
  • レースで中団チームと安定して争えるか
  • 振動や冷却、電気系のトラブルを抑えられるか
  • シーズン2点目以降のポイントを獲得できるか

ハンガリーでシャシーが一歩前進し、オランダではPU側のアップデートが加わります。アストンマーティン・ホンダが後半戦でどこまで順位を上げられるか、新仕様RA626Hの実戦デビューが大きな分岐点になりそうです。

ホンダF1 2026に関するよくある質問

ホンダF1は2026年に本当に復帰したのですか?

はい。Hondaはアストンマーティン・アラムコF1チームへワークスパートナーとしてPUを供給し、2026年シーズンから新たにF1へ参戦しています。

ホンダF1の2026年ドライバーは誰ですか?

レースドライバーはフェルナンド・アロンソ選手とランス・ストロール選手です。ジャック・クロフォード選手はサード/リザーブドライバーとしてテストやFP1を担当します。

新仕様パワーユニットはいつレースで使われますか?

Hondaは2026年8月21〜23日のオランダGPで新仕様PUを投入する方針を示しています。ハンガロリンクのフィルミングデーは、その事前確認にあたります。

ホンダが2021年限りで撤退した本当の理由は何ですか?

Hondaの公式発表では、2050年カーボンニュートラルに向け、研究開発の人材や資金を将来のパワーユニット・エネルギー技術へ集中するためと説明されています。

まとめ

HondaのRA626H新仕様は、2026年7月29日にハンガロリンクで行われたアストンマーティンのフィルミングデーで初走行したとみられます。担当はサードドライバーのジャック・クロフォード選手で、実戦投入はオランダGPの予定です。

2026年のホンダF1は、アロンソ選手とストロール選手を擁するアストンマーティンとのワークス体制です。前半戦は1ポイントと苦戦していますが、ハンガリーでのシャシー改良に新仕様PUが加わることで、後半戦の巻き返しが期待されます。

参考にした公式情報

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