TV

  • HOME
  • ブログ
  • TV
  • ブレイクスルー11月7日|空気から糖をつくる田畑裕とは?CO2を食料へ変える農業革命|11/7 22:30

ブレイクスルー11月7日|空気から糖をつくる田畑裕とは?CO2を食料へ変える農業革命|11/7 22:30

11月7日(土)22時30分からBBCびわ湖放送で放送される「ブレイクスルー」は、「空気から糖をつくる!?農業革命に挑む若き開拓者」がテーマです。登場する開拓者は、大阪大学大学院基礎工学研究科の田畑裕特任助教です。

「空気から糖」という言葉だけを見ると不思議ですが、出発点は空気中にある二酸化炭素です。田畑さんは二酸化炭素を原料にして合成糖をつくり、その糖で微生物を育て、将来的には家畜の飼料や食料生産につなげる研究を進めています。

ブレイクスルー11月7日の放送日時と出演者

項目内容
放送日2026年11月7日(土)
放送時間22:30〜23:00
放送局BBCびわ湖放送
テーマ空気から糖をつくる!?農業革命に挑む若き開拓者
MC相場英雄(作家)
進行佐々木明子(テレビ東京アナウンサー)
開拓者田畑裕(大阪大学大学院基礎工学研究科 特任助教)
ナレーター谷田歩(俳優)

テレビ東京ではこの回が2026年8月1日に放送され、公式サイトのラインナップにも「空気から糖をつくる!?農業革命に挑む若き開拓者」と掲載されています。11月7日のBBCびわ湖放送では、この内容が土曜22時30分枠で放送される予定です。

空気から糖をつくる田畑裕さんとは?

田畑裕さんは、大阪大学大学院基礎工学研究科・附属太陽エネルギー化学研究センターの特任助教です。J-GLOBALの研究者情報では、田畑さんの研究内容としてCO2資源化、糖合成、ホルモース反応、バイオプロセス、環境影響評価などが挙げられています。

大阪大学学術情報庫には、田畑さんの博士論文として「非天然糖の触媒化学的合成とバイオ物質生産への活用」が登録されています。単に糖を化学的につくるだけでなく、その糖を微生物によるものづくりにどうつなげるかまで研究していることが分かります。

番組では「若き開拓者」として紹介され、食料問題に化学の力で挑む研究者として相場英雄さんが現場を訪ねます。研究室の技術だけでなく、その技術が社会でどこまで役立つ可能性があるのかを見るのが「ブレイクスルー」らしいポイントです。

「空気から糖」はどういう仕組み?

テレビ東京公式の紹介では、田畑さんの研究は二酸化炭素を原料にホルムアルデヒドを生成し、そこから合成糖をつくる流れとして説明されています。

作った糖は、人がそのまま食べるための砂糖というより、微生物を育てるための原料として活用する構想です。合成糖と相性の良い微生物を選び、その微生物を増やして家畜の飼料につなげることで、最終的には食肉生産を支える可能性が検討されています。

つまり「空気から肉を直接つくる」わけではありません。空気中の二酸化炭素を化学反応で糖へ変え、その糖を微生物に与え、さらに家畜のタンパク源につなげるという複数段階の仕組みです。

なぜ「農業革命」なのか?食料問題との関係

番組公式では、世界的な人口増加や異常気象による農作物の不作が将来の食料難につながる可能性に触れています。通常、家畜を育てるための飼料にはトウモロコシや大豆などの農産物が必要ですが、その生産には広い農地、水、肥料、安定した天候など多くの条件が必要です。

もし二酸化炭素から合成した糖を使って微生物を増やし、それを飼料として活用できれば、従来の農地依存を減らせる可能性があります。天候や土地条件に左右されにくい食料生産の仕組みにつながれば、番組タイトルの「農業革命」という表現にも現実味が出てきます。

一方で、研究段階では糖を安定してつくることだけでなく、どの微生物が合成糖を利用しやすいか、エネルギーやコストを含めて実用化できるかなど、複数の課題があります。番組では、こうした学問分野を越えた試行錯誤も見どころです。

二酸化炭素はどうやって資源になる?

二酸化炭素は温室効果ガスとして語られることが多い一方、炭素を含む物質でもあります。田畑さんの研究は、この炭素を廃棄物のように扱うのではなく、化学反応の原料として利用するCO2資源化の一例です。

J-GLOBALでも田畑さんの研究分野には触媒プロセス、資源化学プロセス、バイオプロセス工学、エネルギー化学、環境影響評価が並んでいます。化学反応で糖をつくる技術だけで完結せず、その糖を生物が使える形にし、社会全体で見た環境負荷まで考える必要がある研究だと分かります。

番組を見るときは、「本当に糖ができるのか」だけでなく、「できた糖を何に使えるのか」「従来の農業や飼料生産と比べて何が変わるのか」に注目すると理解しやすいでしょう。

田畑裕さんの研究はプラスチックにもつながる

「ブレイクスルー」では8月1日の「空気から糖」に続き、8月8日に「空気からプラスチックをつくる!?」という回も放送されました。田畑さんはそこでも再び登場しています。

次の回では、微生物が合成糖を分解する過程で生まれる乳酸を集め、プラスチックへつなげる構想が紹介されました。食料と素材という一見別のテーマが、「二酸化炭素から糖をつくる」という同じ出発点から広がっている点が興味深いところです。

関連内容は、ブレイクスルー「空気からプラスチック」とは?の記事でも紹介しています。11月7日の「空気から糖」回を見たあとに読むと、研究の先にどんな応用が考えられているのかつながりが分かります。

出演者・相場英雄と佐々木明子の役割

MCの相場英雄さんは作家で、番組では研究者や起業家の現場へ出向いて話を聞きます。テレビ東京公式の番組概要では、元経済記者としての取材力と、作家ならではの洞察力や言葉の力で、技術と開拓者の情熱に迫る番組と説明されています。

進行はテレビ東京アナウンサーの佐々木明子さん、ナレーターは俳優の谷田歩さんです。技術の仕組みが難しくなりやすいテーマだけに、研究者の説明をどうかみ砕いて伝えるかも番組の見どころです。

11月7日放送の見どころ

最大の見どころは、「二酸化炭素=減らすべきもの」という発想から一歩進み、「原料として使う」という発想に転換していることです。空気中の二酸化炭素から糖を合成し、それを微生物や飼料へつなげる研究は、食料生産の入口そのものを変える可能性があります。

また、田畑さんの研究は化学だけでなく、微生物、農業、畜産、環境評価まで関係します。一つの技術を発明すれば終わりではなく、社会で使える形にするために異分野をつなぐ必要がある点も、若い研究者の挑戦として注目したいところです。

視聴方法

11月7日(土)22時30分からBBCびわ湖放送で放送予定です。BBCびわ湖放送では「ブレイクスルー」を土曜22時30分の枠で編成しています。

テレビ東京での本放送後は、公式記事で「TVer」「ネットもテレ東」「テレ東BIZ」で配信されていたことが案内されています。配信期間はサービスごとに異なるため、視聴時点の各サービスで対象回が残っているか確認するのが確実です。

参考にした情報

よくある質問

ブレイクスルー11月7日の「空気から糖」を研究しているのは誰ですか?

大阪大学大学院基礎工学研究科の田畑裕特任助教です。二酸化炭素の資源化や糖合成、バイオプロセスなどを研究しています。

空気から糖をつくるとはどういう意味ですか?

空気中の二酸化炭素を原料に化学反応でホルムアルデヒドをつくり、そこから合成糖をつくる研究です。合成糖を微生物の原料にし、将来的には飼料などへの活用が考えられています。

11月7日の放送時間は何時ですか?

BBCびわ湖放送で2026年11月7日(土)22時30分から23時まで放送予定です。

まとめ

11月7日の「ブレイクスルー」は、大阪大学の田畑裕特任助教が挑む「空気から糖をつくる」研究がテーマです。二酸化炭素を糖へ変え、その糖で微生物を育て、飼料や食料生産へつなげようとしています。

食料不足と脱炭素という二つの大きな課題に、化学とバイオの両方から挑む研究です。二酸化炭素を「減らす対象」だけでなく「使える資源」として捉える発想が、どこまで農業の常識を変えられるのかに注目です。

このテーマの関連記事はこちら