toi-toi「諦めるって悪いこと?」11月7日再放送|関口裕昭・枡野俊明と考える“諦める”の意味|11/7 22:30
11月7日(土)22時30分からNHK Eテレで放送される「toi-toi 諦めるって悪いこと?」は、11月5日に放送された回の再放送です。問いを立てるのは、発達性ディスレクシアの当事者であり、言語聴覚士として働く関口裕昭さんです。
今回の大きなポイントは、関口さんがかつて「読み書きを諦めることで前を向けた」と感じていた一方、子育てをする中で「諦めること」への考えが変わってきたことです。番組では、禅僧で庭園デザイナーの枡野俊明さんやメンバーとの対話を通して、「諦めるって悪いこと?」という問いを掘り下げます。
toi-toi「諦めるって悪いこと?」11月7日の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日 | 2026年11月7日(土) |
| 放送時間 | 22:30〜23:00 |
| 放送局 | NHK Eテレ |
| 番組名 | toi-toi 諦めるって悪いこと? |
| 語り | 稲垣吾郎 |
| 出演 | 関口裕昭、奥村安莉沙、中村珍晴、中村満、薮本舞、ライス-チョウ ノア ピンアン、枡野俊明 |
11月7日は土曜夜の再放送で、11月5日(木)20時から放送された内容をもう一度見る機会になります。木曜の本放送を見逃した方や、対話の内容を改めてじっくり確かめたい方にとって見やすい時間帯です。
11月5日本放送の基本情報は、toi-toi「諦めるって悪いこと?」11月5日の記事でもまとめています。今回は再放送に合わせて、関口さんがなぜこの問いを立てたのかを中心に見ていきます。
関口裕昭さんはなぜ「諦めるって悪いこと?」と問いかけるのか
関口裕昭さんは、読み書きに困難を伴う発達性ディスレクシアの当事者です。番組表の紹介では、高校生のときに障害が分かり、読み書きを諦めたことで前を向くことができた経験から、「諦めることはいいこと」と捉えていたことが示されています。
ただし、その考えは固定されたものではありません。関口さんは子育てに向き合う中で、「諦める」という言葉や選択を以前とは違う角度から考えるようになったとされています。自分にとって救いになった選択が、別の場面でも同じ意味を持つのか。そこに今回の問いの面白さがあります。
東海大学が2026年10月に開催した公開講演会でも、関口さんは発達性ディスレクシアの当事者として、自身の学生時代の困難や診断後の進路、仕事で受けている配慮について語っています。読み書きが苦手でも思考そのものができないわけではなく、音声読み上げや振り仮名など、その人に合った方法や周囲の理解が支えになるという話も紹介されました。
「できないから終わり」と決めるのではなく、「別の方法を選ぶ」「負担の大きい方法から離れる」という選択もあります。関口さんの経験を知ると、番組の「諦める」は単純な敗北や投げ出しではなく、自分に合う生き方を探すための判断としても見えてきます。
発達性ディスレクシアとは?関口裕昭さんの経験から見るポイント
発達性ディスレクシアは、読み書きに大きな困難が生じる一方、会話や考える力そのものとは別に捉える必要がある特性です。関口さんは言語聴覚士として支援に携わる立場でもあり、当事者と支援者の両方の視点を持っています。
東海大学の講演会では、読み書きが苦手な人にとって、漢字への振り仮名や音声読み上げアプリが、視力の弱い人にとっての眼鏡のような役割を果たすという趣旨の説明が紹介されています。困難を本人の努力不足だけで捉えず、必要な道具や環境を整えることの大切さが伝わる例です。
番組を見る際も、「読み書きを諦めた」という言葉だけを切り取るより、何を手放し、何を残し、どう前へ進んだのかを見ると理解しやすくなります。関口さんは読み書きそのものから人生を諦めたのではなく、苦手な方法に自分を合わせ続けることをやめたことで、別の可能性に進めたとも受け取れます。
枡野俊明さんとの対話で「諦める」の意味はどう変わる?
今回の対話相手として注目したいのが、禅僧で庭園デザイナーの枡野俊明さんです。番組では「諦めるって悪いこと?」だけでなく、「そもそも諦めるとは?」というところまで問いを広げます。
日常では「諦める」という言葉に、夢を捨てる、努力をやめる、負けを認めるといった否定的な印象が付きやすいものです。しかし、関口さんの経験では、読み書きへの向き合い方を変えたことが前進につながりました。そのため、番組では「続けることが正しい」「諦めないことが美徳」と一つに決めつけず、どのような諦め方なら人を楽にするのかを考える流れになりそうです。
さらに子育てを通じて考えが変わったという点も重要です。自分自身には有効だった「諦める」という選択を、子どもや他者にも同じように当てはめてよいのか。誰かを守るために諦めないことと、自分を守るために手放すことの間には、簡単には答えの出ない違いがあります。
出演者は誰?稲垣吾郎は語りで参加
番組の語りを担当するのは稲垣吾郎さんです。所属する「新しい地図」の公式プロフィールでも、「toi-toi」はNHK Eテレのレギュラー番組として掲載され、稲垣さんはナレーション出演と案内されています。
稲垣さんについては、稲垣吾郎さんのプロフィール記事でも詳しく紹介しています。「toi-toi」では出演者の議論を前に出しつつ、語りとして番組全体をつなぐ役割に注目です。
今回の出演者には、問いを立てる関口裕昭さんのほか、奥村安莉沙さん、中村珍晴さん、中村満さん、薮本舞さん、ライス-チョウ ノア ピンアンさん、枡野俊明さんが名を連ねています。異なる立場の人が一つの問いを持ち寄って考えるのが「toi-toi」の特徴です。
11月7日再放送の見どころ
再放送で特に見ておきたいのは、関口さんの中で「諦める=いいこと」という考えがどこで揺らいだのかです。高校生の頃から現在までの経験を一本の線として見ることで、同じ言葉の意味が人生の段階によって変わることが分かります。
もう一つは、「諦める」と「工夫する」の境目でしょう。苦手な読み書きを無理に続けるのではなく、音声や支援ツールを使うことは、何かを諦めたことになるのか。それとも、自分に合う方法へ切り替えただけなのか。発達性ディスレクシアの話題に限らず、仕事や勉強、家族関係などにも重なる問いです。
番組は答えを一つに決めるより、問いそのものを深めていく構成です。そのため「結局、諦めるのは良いのか悪いのか」という結論だけを求めるより、出演者それぞれの言葉がどの場面で自分に重なるかを考えながら見ると、より印象に残りそうです。
視聴方法
11月7日(土)22時30分からNHK Eテレで放送されます。全国のEテレ各局で同時間帯の放送予定が確認されています。
NHKの公式番組ページは今回この環境から本文を直接開けなかったため、放送日時と出演者、番組内容はNHK番組情報を掲載する番組表と、出演者側の公式情報で確認しています。
参考にした情報
よくある質問
toi-toi「諦めるって悪いこと?」11月7日の放送時間は?
2026年11月7日(土)22時30分から23時まで、NHK Eテレで放送予定です。11月5日20時から放送された回の再放送です。
関口裕昭さんはどんな人ですか?
発達性ディスレクシアの当事者で、言語聴覚士として読み書きなどの支援に携わっています。高校生のときに発達性ディスレクシアと分かり、自身の経験を講演などでも伝えています。
稲垣吾郎さんは出演しますか?
稲垣吾郎さんは「toi-toi」の語り・ナレーションを担当しています。今回も番組表に出演者として掲載されています。
まとめ
11月7日22時30分放送の「toi-toi 諦めるって悪いこと?」は、発達性ディスレクシアの当事者で言語聴覚士の関口裕昭さんが、自分を前向きにした「諦める」という選択を改めて問い直す回です。
読み書きを諦めた経験は関口さんを救った一方、子育てを通してその考えに変化が生まれました。枡野俊明さんやメンバーとの対話を通して、「続けること」と「手放すこと」のどちらがその人を前へ進ませるのかを考える30分です。

