美の壺「千年の焼き物 瀬戸焼」8月28日再放送|眞窯の染付・釉薬・磁器の見どころ|8/28 12:00

2026年8月28日(金)12時からNHK BSで「美の壺『千年の焼き物 瀬戸焼』」が再放送されます。日本の焼き物の代名詞にもなった「せともの」の語源・瀬戸焼を、千年以上の歴史と現代の器づくりからたどる回です。

番組情報では、平安時代に他産地に先駆けて使われた釉薬、江戸時代に広がった磁器、可憐でモダンな絵柄、そして現代工房の繊細な絵付けが取り上げられます。瀬戸染付焼の窯元眞窯(しんがま)も公式サイトで番組撮影を受けたことを発表しています。

美の壺「千年の焼き物 瀬戸焼」8月28日の放送情報

番組名美の壺「千年の焼き物 瀬戸焼」
放送局NHK BS
放送日時2026年8月28日(金)12:00~12:30
放送区分再放送
File666
出演草刈正雄、木村多江

眞窯の公式告知では、NHK BSで8月18日に本放送、8月28日12時から再放送と案内されています。Gガイドの公式SI番組情報でも8月28日12時からの再放送と、草刈正雄さん・木村多江さんの出演が確認できます。

瀬戸焼はなぜ「せともの」の語源になった?

瀬戸は長い歴史の中で陶器づくりを発展させ、日本各地へ器を送り出してきた代表的な産地です。その存在感の大きさから、焼き物全般を指す言葉として「せともの」が広く使われるようになりました。

今回の「美の壺」は、単に古い産地を紹介するのではなく、時代ごとに新しい技法を取り込みながら暮らしの器として定着してきた「革新を続ける伝統」に焦点を当てています。

見どころ1|平安時代から続く釉薬の深み

番組では、平安時代に他の産地に先駆けて使い始めたとされる釉薬(ゆうやく)の表情が紹介されます。釉薬は器の表面を覆うガラス質の層で、色や光沢だけでなく、焼成条件によって景色が変わります。

均一すぎない色合いや、使い込むほど愛着が増す風合いは、瀬戸焼の「欠けでさえ愛でたくなる」という番組の切り口にもつながります。

見どころ2|江戸時代に陶器と磁器を生産した産地

番組情報では、江戸時代に瀬戸が陶器だけでなく磁器も生産できる稀有な産地になった点が取り上げられます。白く滑らかな磁器の素地は、絵付けを際立たせるキャンバスにもなりました。

瀬戸市の陶磁史資料でも、尾張藩政下の瀬戸窯業から磁器生産が隆盛を迎えるまでの展開がまとめられています。長い陶器の歴史に磁器という新しい技術が加わったことが、瀬戸焼の多彩さを生みました。

見どころ3|眞窯の瀬戸染付焼と繊細な絵付け

眞窯は公式オンラインストアで、今回の「美の壺」に瀬戸染付焼の窯元として撮影されたと発表しています。放送では現代工房を訪ね、可憐でモダンな絵柄と繊細な絵付けに密着する内容です。

染付は白い器面に青の文様が映えるのが大きな魅力です。伝統的な技法を土台にしながら、今の食卓に合わせやすい図柄や形へ展開されている点を見ると、「千年の焼き物」が現代の暮らしに残り続ける理由が分かります。

瀬戸焼の「欠け」も美しい?暮らしの器としての見方

今回の予告では「“欠け”でさえ愛でたくなる不思議な魅力」と紹介されています。器の評価を新品時の完璧さだけで決めず、使う人の時間が刻まれた姿まで含めて楽しむ視点です。

毎日使う茶碗や皿は、手触り、重さ、料理との相性、経年変化によって印象が変わります。「美の壺」らしく、博物館の名品だけでなく暮らしの中で使ってこそ見える美が重要なテーマになりそうです。

サイト内の瀬戸焼・工芸関連記事

瀬戸焼を別番組の視点から見たい方は、吉田類さんが瀬戸焼の窯元で酒器の絵付けに挑戦した「吉田類の酒場放浪記」瀬戸焼・陶芸回もおすすめです。器が実際に「酒を楽しむ道具」として使われる場面までつながります。

また、伝統工芸の技と暮らしの道具という共通テーマでは、美の壺「木桶」職人と工房の記事もあわせて読むと、素材や技法が違っても受け継がれる日本のものづくりの考え方を比較できます。

まとめ|瀬戸焼の千年は「変わらない伝統」ではなく革新の歴史

「美の壺『千年の焼き物 瀬戸焼』」は、釉薬の深み、陶器と磁器の両方を育てた産地の歴史、現代の染付までを一本につなぐ回です。

8月28日の再放送では、眞窯の繊細な絵付けをはじめ、瀬戸焼がなぜ「せともの」という一般名詞になるほど暮らしに浸透したのかに注目すると、器を見る目がさらに広がります。

よくある質問

美の壺「千年の焼き物 瀬戸焼」はいつ再放送?

2026年8月28日(金)12:00~12:30、NHK BSで再放送予定です。

今回の「美の壺」のFile番号は?

「千年の焼き物 瀬戸焼」はFile666です。

番組に登場する瀬戸焼の窯元は?

眞窯が公式サイトで、瀬戸染付焼の窯元として番組撮影を受けたことを発表しています。

瀬戸焼の何が紹介される?

平安時代からの釉薬、江戸時代の磁器生産、現代の工房による繊細な染付の絵付けなどが紹介されます。

このテーマの関連記事はこちら