美の壺「心そのもの 禅」|相国寺・白隠・禅画の丸・遺偈を解説【8/31】|8/31 13:00
2026年8月31日(月)13時からNHK BSP4Kで放送される「美の壺『心そのもの 禅』」は、禅寺の庭、ダルマ、禅画の「丸」、頂相、遺偈を通して、形にしにくい「禅の心」がどのように美として現れるのかを読み解く回です。
NHKの番組ページは取得時にアクセス制限がありましたが、NHKの公式SI情報を利用する番組表、出演者・玄侑宗久さんの公式サイト、制作会社の掲載内容を照合し、File588の内容と出演者を確認しました。
美の壺「心そのもの 禅」の放送日時・出演者
| 番組 | 美の壺「心そのもの 禅」 |
|---|---|
| 放送局 | NHK BSP4K |
| 放送日時 | 2026年8月31日(月)13:00~ |
| File | 588 |
| 出演 | 草刈正雄、紫舟、玄侑宗久 |
| 語り | 木村多江 |
見どころ1|相国寺の枯山水は「心模様」で姿を変える
番組では京都・相国寺の枯山水庭園が登場します。石、砂、余白という限られた要素で構成される禅寺の庭は、見る側の心や時間、光によって印象が変わります。
派手な装飾を足すのではなく、削ぎ落とした空間に意味を感じるのが禅の美の大きな特徴です。「何が描かれているか」より「何を感じるか」に目を向けると、庭の見え方が変わります。
見どころ2|瑞龍寺の七堂伽藍と雑巾がけ
人の形になぞらえられる瑞龍寺の七堂伽藍も紹介されます。番組情報では、住職が伽藍を雑巾がけする日課に注目しています。
禅では、掃除のような日々の作務も修行と深く結びつきます。建築そのものの美しさだけでなく、空間を整える行為がどう心を整えることにつながるのかを見るのがポイントです。
見どころ3|白隠のダルマ画と「白隠マンガ」
迫力のあるダルマ画で知られる禅僧・白隠の作品も登場します。白隠の絵は、宗教画という堅いイメージだけでなく、親しみやユーモアを感じさせる表現が魅力です。
番組では「白隠マンガ」という切り口から、禅の教えが難解な言葉だけではなく、絵や笑いによって人々へ伝えられてきたことを読み解きます。表情や線の勢いを細かく見ると、書画が持つ身体性も感じられます。
見どころ4|禅画の「丸」は何を意味する?
多くの禅僧が描いてきた「丸」は、禅画でよく知られるモチーフです。番組では作家で禅僧の玄侑宗久さんが、その意味を読み解きます。
丸は単純な形だからこそ、見る側が意味を一つに固定しにくい図像です。完全、無、宇宙、心などさまざまな連想が生まれますが、番組では「正解を暗記する」より、なぜ禅僧が何度も丸を描いたのかという問いを楽しむと理解が深まります。
見どころ5|頂相と「遺偈」に書家・紫舟が向き合う
禅僧の肖像である「頂相(ちんそう)」と、死の直前に記す「遺偈(ゆいげ)」も重要なテーマです。書家の紫舟さんが遺偈と対面し、最後の言葉に宿る筆の力を見つめます。
文字は内容だけでなく、線の太さ、運筆、間、余白からも書き手の気配が伝わります。遺偈は人生の最後に書かれるため、書の美と生死観が重なる場面として、この回の核心になりそうです。
出演者|草刈正雄・紫舟・玄侑宗久・木村多江
案内役は草刈正雄さん。書家の紫舟さん、作家・禅僧の玄侑宗久さんがテーマを掘り下げ、木村多江さんが語りを担当します。
草刈正雄さんのNHK出演をさらに読みたい方は、サイト内の草刈正雄さんの家族史を扱った記事もあります。
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今回は禅をテーマにしたFile588です。サイト内では、「美の壺 木桶」、「美の壺 京の味 夏」、「美の壺 戦国の美」も紹介しています。素材や技法から日本文化を読み解く流れで続けて見ると、番組の面白さがつながります。
よくある質問
「心そのもの 禅」は何が出る?
相国寺の枯山水、瑞龍寺の七堂伽藍、白隠のダルマ画、禅画の丸、頂相、遺偈などが紹介されます。
紫舟さんは何を見る?
禅僧が死の直前に書いた「遺偈」と対面し、書家の視点からその書に向き合います。
玄侑宗久さんは何を解説する?
多くの禅僧が描いてきた「丸」の意味を読み解きます。
まとめ
「心そのもの 禅」は、庭、建築、絵、書という異なる表現を一本の「禅」の線でつなぐ回です。相国寺の余白、白隠の大胆な線、禅画の丸、そして遺偈の一筆まで、形を見ながら形の向こうにある心を読むことが最大の見どころです。

