NHK高校講座 世界史探究「大交易の時代」|キリンと日本産銀を資料から探究【8月26日】|8/26 10:40

2026年8月26日(水)10時40分からNHK Eテレで放送される「NHK高校講座 世界史探究 大交易の時代」は、世界各地を結んだ交易を、地図や歴史資料から読み解く20分の講座です。東京・大阪・愛知などで同時ネットされます。

司会は山崎怜奈さん、講師は東京大学名誉教授の羽田正さん。今回の焦点は、明の皇帝に贈られたアフリカの動物と、大交易の時代に日本から世界へ流れた品です。答えを暗記するより、資料のどこを見れば推理できるのかが見どころになります。

NHK高校講座 世界史探究「大交易の時代」の放送日時・出演者

番組名NHK高校講座 世界史探究 大交易の時代
放送日時2026年8月26日(水)10:40~11:00
放送局NHK Eテレ1・東京/大阪/愛知ほか
司会山崎怜奈
講師羽田正(東京大学名誉教授)
出演胡桃沢はな、高岡ミロ、森﨑美月
語り小村将

今回のテーマ「大交易の時代」とは?

「大交易の時代」は、ヨーロッパの海外進出だけでなく、すでに存在していたアジア・インド洋・東アジアの交易網が結びつき、銀や香辛料、生糸、陶磁器などが広い範囲を動いた時代として捉えると理解しやすくなります。世界史探究では、こうした動きを年号の暗記ではなく、地図やモノの移動から考えるのがポイントです。

同番組の前回系統の記事では、宗教画や建築から歴史を読み解く回もありました。資料を比較して考える番組の特徴を知りたい方は、世界史探究「西アジアのイスラーム政権」も参考になります。

明の皇帝に贈られたアフリカの動物は?

番組の問いになっている「明の皇帝に贈られた、アフリカに生息する動物」は、歴史資料ではキリンが重要な手がかりになります。台北・国立故宮博物院の解説では、1414年にベンガルの使者が明の永楽帝へ「麒麟」として献上した動物が、図像から実在のキリンだったことが示されています。

ここで面白いのは、単に珍しい動物が贈られたという話ではありません。アフリカ・インド洋・南アジア・中国が海上交易でつながっていたからこそ、遠い地域に生息する動物が明の宮廷まで届きました。キリンの移動そのものが、当時の国際交流の広さを示す資料になります。

日本から輸出されていたものは?地図で注目したい「銀」

番組では「日本が輸出していたあるもの」を1枚の地図から読み解きます。放送前の予習として押さえておきたいのが日本産の銀です。世界史教材では、16~17世紀の交易で日本産銀が東アジアの国際交易に大量に供給されたことが重要ポイントとして扱われます。

石見銀山などで産出された銀は、中国の生糸や絹織物などとの交換を通じて海外へ流れました。番組では、地図に描かれた交易ルートや産地・輸送先をどう読むかに注目すると、「なぜ日本の銀が世界史の話につながるのか」が見えやすくなります。

山崎怜奈と10代の生徒が「資料から仮説」を立てる

山崎怜奈さんは日本史への関心でも知られ、番組では生徒たちと同じ目線で「この資料から何が言える?」と考えていきます。人物情報を詳しく知りたい方は山崎怜奈さんのプロフィールもあわせてどうぞ。

今回の回は、キリンの献上と日本産銀という、一見離れた話題を「交易で世界がつながる」という一本の線で結べるのが魅力です。地図の矢印、港の位置、輸出品の種類を意識して見ると、学校の世界史がぐっと立体的になります。

よくある質問(FAQ)

「大交易の時代」の放送時間は?

2026年8月26日(水)10:40~11:00、NHK Eテレで放送予定です。

出演者は?

司会は山崎怜奈さん、講師は羽田正さん。胡桃沢はなさん、高岡ミロさん、森﨑美月さんが出演し、語りは小村将さんです。

明の皇帝に贈られたアフリカの動物は?

歴史資料ではキリンが重要です。明の永楽帝に「麒麟」として献上された実在のキリンが知られています。

日本から輸出されたものとして何に注目?

大交易時代の東アジア交易では日本産銀が重要です。番組では地図から輸出品を読み解く構成になっています。

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