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収入アップが難しいときの選択肢-新NISAのつみたて投資枠で始める少額の積立投資

「給与がなかなか上がらない」「今の収入だと将来が不安」と感じている方は少なくないでしょう。支出を見直したり、副業で収入そのものを増やしたりする方法もありますが、もうひとつの選択肢として「積立投資」があります。特に新NISAの「つみたて投資枠」を使えば、毎月少額からでも非課税で資産形成を始められます。この記事では、貯蓄だけでは資産が増えにくい理由と、積立投資の基本的な考え方について解説します。

貯蓄だけでは資産が増えにくい

毎月の給与の一部を積立貯蓄している方は多いと思います。給与から自動的に天引きされる仕組みにしておけば、計画的に貯蓄を続けやすくなるのは確かです。

しかし、現在の日本では預貯金の金利は非常に低い水準にとどまっており、貯蓄だけで大きな利益を生み出すことは難しいのが実情です。それどころか、物価が上昇する局面では、銀行に預けているお金の実質的な価値が目減りしてしまう可能性もあります。生活防衛のための貯蓄は大切にしつつも、それだけに頼り切るのは将来に向けて少し心もとない、と感じる方もいるのではないでしょうか。

積立貯蓄から積立投資へ

毎月決まった金額をコツコツ積み立てる、という習慣自体はとても良いものです。その積立先を「貯蓄」だけでなく「投資」にも広げることができれば、利益を生み出せる可能性が高まります。

積立投資とは、積立貯蓄と同じように毎月決まった日に決まった金額を、投資信託などの金融商品に投資していく方法です。一度設定してしまえば、あとは自動的に買い付けが行われるため、毎回タイミングを見て売買する必要はありません。「少額」「手間をかけない」「長期間続ける」という点は積立貯蓄と共通していますが、積み立てた資金が運用される点が大きく異なります。

新NISAのつみたて投資枠を使えばお得に始められる

積立投資を始めるなら、まず検討したいのが新NISA(少額投資非課税制度)の「つみたて投資枠」です。新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つがあり、つみたて投資枠は年間120万円まで投資でき、生涯で利用できる非課税保有限度額は合計1,800万円、非課税で保有できる期間に制限はありません。

つみたて投資枠の対象商品は、金融庁が「長期・積立・分散投資に適している」と認めた投資信託に限られています。商品数があらかじめ絞られているため、初心者にとっては「何を選べばよいかわからない」という悩みが少なくなるのもメリットです。月々1万円や3万円といった少額からでも、長く続けることで資産形成の効果が期待できます。通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかりますが、新NISAの枠内であればこの利益が非課税になる点も大きな魅力です。

投資にはリスクがある-不安なときは分散投資や専門家の力を借りる

資産を運用する以上、価格が下落して損をする可能性があることも忘れてはいけません。投資が初めての方であれば、こうしたリスクを不安に感じるのは当然のことです。

そのリスクを抑える代表的な方法のひとつが「分散投資」です。投資先や購入のタイミングを分散させることで、値動きの影響を緩和しやすくなります。また、つみたて投資枠の対象である投資信託は、運用のプロが資産配分や銘柄選定を行ってくれる商品でもあります。自分で個別株の銘柄を選んだり、株式市場の動きを毎日チェックしたりする必要がない点は、初心者にとって心強いポイントです。分散投資の考え方については、以下の記事もあわせてご覧ください。

収入そのものを増やす選択肢もあわせて検討する

積立投資はあくまで、すでにある収入の一部を将来のために育てていく方法です。今の収入そのものに不安がある場合は、支出の見直しや副業など、収入を増やす方法もあわせて検討してみるとよいでしょう。お金に対する不安との向き合い方については、以下の記事も参考になります。

まとめ

低金利が続く中、銀行への貯蓄だけで資産を増やすのは簡単ではありません。新NISAのつみたて投資枠を使えば、月々少額からでも非課税で積立投資を始めることができ、投資先も金融庁の基準を満たした商品に絞られているため、初心者でも選びやすくなっています。リスクが気になる場合は、分散投資の考え方を取り入れたり、投資信託のようにプロに運用を任せられる商品を選んだりすることで、無理のない範囲から資産形成をスタートできます。

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