ETV特集「俚謡山脈のDIGの細道 北関東編」再放送のロケ地・ゆかりの地は?木崎・桐生・日光・十日町を巡る|10/15 0:00
10月15日(木)0時からNHK Eテレで再放送される「ETV特集 俚謡山脈のDIG(ディグ)の細道 北関東編」は、民謡DJユニット・俚謡山脈が群馬・栃木・茨城をめぐり、土地ごとに受け継がれてきた音を掘り起こす回です。
今回の旅を現地でたどりたい方に向けて、番組で扱われる新保広大寺節、木崎音頭、八木節、日光和楽踊りに結びつく場所を整理しました。NHK公式の今回放送ページはアクセス制限で本文を確認できなかったため、番組表の放送内容と自治体・観光協会・関連公式情報で裏付けできる範囲だけを掲載します。
ETV特集「俚謡山脈のDIGの細道 北関東編」10月15日の放送情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月15日(木)0:00〜1:00 |
| 放送局 | NHK Eテレ1・東京 |
| 番組 | ETV特集 俚謡山脈のDIG(ディグ)の細道 北関東編 |
| 出演 | 俚謡山脈 |
| 主なテーマ | 新保広大寺節、木崎音頭、八木節、日光の工場労働者の宴、茨城の商人の町・農村地帯・海 |
Gガイドの番組情報では、北関東民謡の源流として新保広大寺節を取り上げ、そこから木崎音頭、八木節へとつながる流れをたどる内容が示されています。さらに日光では工場労働者の宴、茨城では商人の町・農村地帯・海で異なるグルーヴに触れる構成です。
10月10日23時からの本放送に続く再放送なので、前回見逃した方だけでなく「番組に出た場所を調べてから見たい」という方にも確認しやすい時間帯です。同番組の全体像は10月10日放送のロケ地概略記事でも紹介しています。
新保広大寺節の土地は新潟県十日町市
番組の北関東編で最初の大きな鍵になるのが新保広大寺節(しんぼこうだいじぶし)です。十日町市は、新保広大寺節を市指定の無形民俗芸能文化財として紹介しており、保存会によって歌と踊りが伝承されています。
十日町市の解説では、越後瞽女が歌い広めた新保広大寺節が各地へ伝わり、関東方面では上州の風土に合う形で木崎音頭や八木節へ変化したとされています。北関東の民謡だけを点で見るのではなく、新潟から人の移動とともに歌が運ばれた流れを見ると、番組タイトルにある「DIG」の意味がより分かりやすくなります。
十日町市観光協会の案内でも、新保広大寺節は津軽じょんがら節や八木節の元唄となった民謡として紹介されています。特定の常設観光施設を見学するタイプのスポットではありませんが、民謡のルーツを追う旅なら十日町市そのものが重要な出発点です。
十日町へのアクセス
十日町市中心部へは、鉄道ならJR飯山線・北越急行ほくほく線の十日町駅が拠点になります。東京方面からは上越新幹線で越後湯沢駅へ向かい、ほくほく線に乗り換える方法が分かりやすいです。
新保広大寺節は保存会が伝承する芸能なので、現地で実演を見たい場合はイベント日程を事前に十日町市や観光協会の公式情報で確認するのがおすすめです。番組を見て「元唄の土地まで行きたい」と思った方は、単に名所を巡るより、地域の文化行事と日程を合わせると民謡の土地らしさを感じやすくなります。
木崎音頭の舞台は群馬県太田市新田木崎町
新保広大寺節から北関東へつながる代表的な民謡が木崎音頭です。俚謡山脈が監修した音源の解説では、木崎音頭が群馬県太田市新田木崎町に伝わる盆踊り唄であること、木崎が日光例幣使街道の宿場町として栄えたことが説明されています。
現在の木崎周辺を訪れるなら、最寄りの鉄道駅は東武伊勢崎線の木崎駅です。東京側からは浅草・北千住方面から東武線を利用し、太田方面へ向かうルートが基本になります。駅を起点に新田木崎町周辺を歩くと、現代の街並みの中に旧宿場の歴史を重ねて見ることができます。
ただし、今回の公開情報だけでは番組内で訪れた建物や個人宅、保存会の練習場所まで特定できませんでした。そのため、この記事では「番組に映った建物」と断定せず、木崎音頭が現在も伝わる地域として紹介しています。
木崎で注目したいのは宿場町と民謡の関係
木崎音頭を現地で考えるうえで大切なのは、単に「群馬の盆踊り」というだけではなく、日光例幣使街道の宿場として人の往来が多かった土地だった点です。人が移動すれば、言葉や生活習慣だけでなく歌も移動します。
番組では「人がさすらえば、音もさすらう」という視点が示されています。十日町から木崎、さらに八木節へという流れを意識して木崎を歩くと、民謡が固定された文化ではなく、移動しながら姿を変えてきたことが見えてきます。
八木節を現地で感じるなら群馬県桐生市
八木節は群馬を代表する民謡の一つで、桐生市は公式サイトで八木節の歴史や踊り、演奏を詳しく紹介しています。毎年夏の「桐生八木節まつり」は市内を代表する行事で、町なかにやぐらが立ち、複数の会場で八木節が演奏されます。
放送時期の10月でも、桐生市では「八木節交流広場」が開催される日があり、本町三丁目トポスや本町四丁目桐生鉾座で加盟団体の上演が行われます。公式ページでは2026年も秋まで上演日が設定されており、時期が合えば観光客でも生の八木節に触れられます。
桐生へのアクセスと歩き方
桐生観光の鉄道拠点はJR両毛線の桐生駅と、上毛電気鉄道の西桐生駅です。八木節交流広場の会場になる本町三丁目・四丁目は中心市街地にあり、まちなか散策と組み合わせやすいエリアです。
八木節だけを目的に短時間で訪れるなら、開催日を市公式サイトで確認して上演時間に合わせるのが効率的です。一方、通常日に訪れる場合は、桐生の織物文化や重伝建地区などと一緒に回ると、民謡が生まれ育った町の歴史を立体的に感じられます。
日光の「工場労働者の宴」は日光和楽踊りにつながる
番組案内には「日光では、工場労働者の宴に潜入」とあります。関連するNHKラジオ「民謡をどうぞ」の俚謡山脈特集では、北関東の民謡として日光和楽踊りが取り上げられ、演奏は古河電工日光事業所舞楽部とされています。
日光市観光協会によると、日光和楽踊りは大正2年、日光電気精銅所で会社・所員の祝賀の席から自然発生的に歌い踊られたことが始まりです。現在も古河電気工業 日光事業所を会場に行われる夏の風物詩で、地域の人々も参加する行事へ育っています。
会場所在地は栃木県日光市清滝町500。公共交通ではJR日光駅または東武日光駅から中禅寺温泉方面行きのバスに乗り、「清滝駐在所前」または「清滝三丁目」から徒歩約5分です。車なら清滝ICから約5分と案内されています。
古河電工日光事業所そのものは通常の観光施設ではない
ここで注意したいのは、古河電気工業日光事業所は企業の事業所であり、普段から観光客が自由に見学できる施設ではないことです。日光和楽踊りの開催時は地域に開かれますが、通常日に番組のロケ地巡りとして敷地内へ入るのは避け、イベント開催情報に従ってください。
周辺の清滝地区は、東照宮などの社寺が集まる中心部から中禅寺湖方面へ向かう途中にあります。日光観光と組み合わせる場合は、清滝の位置関係を先に把握しておくと移動しやすいです。
茨城のロケ地は商人の町・農村地帯・海まで確認
今回の番組案内では、茨城について「商人の町、農村地帯、海」を訪ね、それぞれのグルーヴの違いを味わうことが紹介されています。一方、公開されている番組表情報では、町名や施設名までは示されていません。
すでに同番組については茨城パートを整理した記事がありますが、今回の再放送向け記事では、裏付けの取れない地名を新たに推測することはしません。海沿いのどの港か、商人の町がどこかを断定すると、ロケ地記事としてかえって誤解を招くためです。
番組を見ながら地名表示や建物名が出た場合は、その名称を手がかりに自治体や施設の公式情報を確認するのが確実です。現地訪問を考える場合も、個人宅や保存会の活動場所など、一般公開を前提としていない場所への立ち入りは避けましょう。
前回10月10日放送から見えてくる北関東編の楽しみ方
10月15日の放送は10月10日23時放送回の再放送です。前回の番組情報を見ると、北関東編は観光名所を順番に訪れる一般的な旅番組というより、民謡の伝播を人と土地の歴史からたどる音楽ドキュメンタリーとして見ると理解しやすい構成です。
新保広大寺節が越後から関東へ運ばれ、木崎音頭や八木節へ姿を変える。一方の日光では、工場という近代的な労働の場から地域の踊りが生まれています。民謡は古いものを保存するだけではなく、その土地の働き方や人の移動と結びついて変化してきたことが、複数の場所を巡ることで浮かび上がります。
出演する俚謡山脈については、俚謡山脈のプロフィール・メンバー紹介で活動内容をまとめています。番組を見る前に2人がなぜ民謡を「DIG」しているのかを知っておくと、旅先でレコードや古い録音を探す場面も理解しやすくなります。
参考にした情報
- Gガイド「ETV特集 俚謡山脈のDIG(ディグ)の細道 北関東編」
- 十日町市観光協会「新保広大寺節」
- 十日町市「市指定文化財 新保広大寺節」
- 日光市観光協会「日光和楽踊り」
- 桐生市「八木節」
- radiko「民謡をどうぞ トークスペシャル 俚謡山脈 前編」
よくある質問
ETV特集「俚謡山脈のDIGの細道 北関東編」の再放送はいつですか?
東京地区では2026年10月15日(木)0:00〜1:00にNHK Eテレ1で放送予定です。
木崎音頭の土地へ行くならどこですか?
木崎音頭は群馬県太田市新田木崎町に伝わる盆踊り唄です。鉄道では東武伊勢崎線の木崎駅が地域を訪ねる際の拠点になります。
日光の工場労働者の宴に関係する場所はどこですか?
関連情報からは日光和楽踊りと古河電気工業日光事業所の結びつきが確認できます。会場は栃木県日光市清滝町500ですが、通常は観光施設ではないため、訪問は公式イベントの案内に従ってください。
まとめ
「ETV特集 俚謡山脈のDIGの細道 北関東編」を現地の場所からたどるなら、十日町の新保広大寺節、太田市木崎の木崎音頭、桐生の八木節、日光清滝の日光和楽踊りが大きな手がかりになります。
一方、茨城パートは公開情報で具体的な町名・施設名まで確認できなかったため、推測では補っていません。再放送では、土地の景色だけでなく「人の移動や仕事が、どのように音を変えてきたのか」という視点で見ると、北関東を巡る旅がより立体的に楽しめます。

