50年でどう変わった?テレビ寺子屋「体育は学びの宝庫」為末大回と番組の歩み|11/1 5:30
11月1日(日)午前5時30分から、仙台放送と高知さんさんテレビで「テレビ寺子屋【体育は学びの宝庫である/為末大】#2503」が放送されます。講師は、元陸上選手で東京大学教授の為末大さんです。
今回のテーマは「体育は学びの宝庫である」。ただ運動が得意になるための授業としてではなく、自分の体を理解し、扱い方を学ぶことが人生の土台になるという視点で体育を捉え直す内容です。すでに同じテーマの放送を扱った記事があるため、ここでは「前回の為末大さん回と何が違うのか」「テレビ寺子屋はなぜ長く続いてきたのか」という角度から見ていきます。
11月1日の放送日時と今回の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日 | 2026年11月1日(日) |
| 放送時間 | 5:30〜6:00 |
| 放送局 | 仙台放送/高知さんさんテレビ |
| 番組 | テレビ寺子屋 |
| 回数 | 第2503回 |
| テーマ | 体育は学びの宝庫である |
| 講師 | 為末大(元陸上選手・東京大学教授) |
テレビ静岡の公式バックナンバーでは、この回は2026年10月11日に第2503回として放送された内容です。全国各地では放送局ごとに放送時期がずれるため、宮城・高知では11月1日朝に見る形になります。
番組公式の全国放送予定でも、仙台放送と高知さんさんテレビはいずれも日曜5時30分からの放送枠と案内されています。高知さんさんテレビの週間番組表にも11月1日5時30分から「体育は学びの宝庫である/為末大」と掲載されています。
「体育は学びの宝庫である」は何を語る回?
テレビ静岡の公式ページによると、為末大さんは陸上競技の選手としてオリンピックに3度出場し、2012年に引退した後は、身体を通して人間が学びを得るプロセスを探究してきました。2026年からは東京大学先端科学技術研究センターの教授として、身体と心のつながりについて研究しています。
今回の出発点は、為末さんが「体育嫌いの人が意外と多い」と知ったことです。一方で、大人になってから多くの人が抱える「痩せたい」「姿勢を良くしたい」「体の不調を改善したい」といった悩みは、すべて身体の扱い方と関係しています。
そこで為末さんは、体育を競技の得意・不得意だけで考えるのではなく、自分の体について理解し、育み、扱い方を学ぶ機会として考えます。走るのが速い、球技が得意といった評価だけではなく、自分の身体感覚を知り、健康や心の安定につなげる学びとして体育を見るのが今回のポイントです。
同じ内容を先に詳しく読みたい方は、「体育は学びの宝庫」体の扱い方が人生の土台になる理由でも紹介しています。こちらの記事では、今回とは切り口を変えて、為末さんが語る体育の意味そのものを中心にまとめています。
前回の為末大さん回との違いは?
為末大さんは第2503回だけでなく、その次の第2504回「為末家の子育て~AI時代に必要な力~」にも登場しています。2回続けて同じ講師ですが、話の中心はかなり異なります。
第2503回「体育は学びの宝庫である」は、自分の体をどう理解するか、体育を人生にどう生かすかが主題です。学校の体育という身近な入口から、健康、姿勢、身体感覚、心の安定まで視野を広げています。
一方、第2504回は子育てとAI時代がテーマです。為末さんが家庭で意識してきたことや、これからの時代に子どもに必要な力を考える内容で、身体の学びからさらに「子どもが変化の大きな社会でどう生きるか」という方向へ話が進みます。
つまり2回を続けて見ると、第2503回は自分自身の身体を扱う力、第2504回は変化する社会を生きる子どもの力という違いが見えてきます。どちらも「正解を教える」より、自分で感じ、考え、調整する力を大切にする点ではつながりがあります。
第2504回については、「為末家の子育て」AI時代に必要な3つの力で詳しく整理しています。今回の放送と読み比べると、為末さんの考え方が身体教育から子育てへどう広がっているのかが分かりやすくなります。
テレビ寺子屋はどんな歴史を持つ番組?
「テレビ寺子屋」は、2026年に放送2500回を迎えた長寿教育番組です。公式の「テレビ寺子屋の歩み」を見ると、その始まりは独立番組になる前までさかのぼります。
1976年4月、ローカルワイドショー「マイしずおか」の1コーナーとして教育講座が始まりました。翌1977年4月に30分番組「テレビ寺子屋」として独立し、全国16局でネット放送を開始しています。
1979年には手話通訳付き放送を開始。1981年には放送250回、1986年には500回を迎えました。その後も1992年に800回、1996年に1000回、2006年に1500回、2016年に2000回と節目を重ねています。
番組公式は、子育てや家庭のあり方をテーマにしながら、時代に合わせて「生き方」のヒントも発信してきたと説明しています。初期から一貫しているのは、ひとつの正解を押しつけるのではなく、さまざまな分野の講師の話を通じて、家庭や人生を考える材料を届けることです。
そのため、2026年の「体育は学びの宝庫である」のように、学校教育の話から大人の健康や心までテーマが広がる回も、番組の長い流れの中では自然なものといえます。
2500回を超えてもテーマが古くならない理由
番組が長く続くと、昔と今では子育てを取り巻く環境も大きく変わります。1970年代にはスマートフォンや現在のような高度なAI技術はありませんでしたが、今は子どもも大人もデジタル機器と向き合う時間が増えています。
それでも「テレビ寺子屋」が扱ってきたのは、親子の関係、自分との向き合い方、失敗への考え方、心と身体の整え方など、時代が変わっても繰り返し問われるテーマです。
第2503回の「体育」もその一つです。学校を卒業すれば体育の授業は終わりますが、身体と付き合うこと自体は一生続きます。為末さんが、体育を「体の扱い方を学ぶもの」と広く捉えるのは、番組が長く扱ってきた「生き方のヒント」という方向とも重なります。
2026年の2500回記念では、山中伸弥さんと田中ウルヴェ京さんを迎え、これまでの50年、現在、さらに50年後の未来まで考える3週連続企画も放送されました。節目を振り返るだけでなく、先の時代へテーマをつなげている点も、長寿番組らしい特徴です。
為末大さんはどんな人?
為末大さんは1978年生まれ。公式プロフィールでは、世界陸上の男子400メートルハードルで2度銅メダルを獲得し、オリンピックには3度出場したと紹介されています。
競技引退後は「為末大学」の学長を務めるなど、スポーツと社会をつなぐ活動を続けてきました。2026年からは東京大学先端科学技術研究センター教授に就任し、身体と心のつながりを研究しています。
今回の話に説得力があるのは、為末さんが競技者として身体を限界まで使ってきただけでなく、引退後も「人間は身体から何を学べるのか」を考え続けているからです。体育が苦手だった人にも届くよう、競技成績ではなく日常生活との接点から話を組み立てている点が見どころです。
前回放送と番組史を知って見ると注目したいところ
今回の放送では、為末さんが体育をどこまで広く捉えているのかに注目すると内容を理解しやすくなります。単に運動不足を解消する話ではなく、身体感覚を知ることが生活や心にどう関係するのかという視点が中心です。
また、第2504回のAI時代の子育てと合わせて見ると、為末さんが「自分で感じて調整する力」をどのように考えているかがより立体的に見えてきます。
さらに、番組そのものが1970年代から続いてきた歴史を知ると、今回のテーマも「体育の授業の話」だけではなく、長年続くテレビ寺子屋が今の時代に選んだ生き方のテーマの一つとして見ることができます。
番組の長い歴史の中では、講師や題材が変わっても、毎日の暮らしに持ち帰れる考え方を届ける姿勢が続いています。今回も、体育が得意だったかどうかにかかわらず、自分の体との付き合い方を考えるきっかけになる回です。
参考にした情報
- テレビ静岡「テレビ寺子屋 体育は学びの宝庫である」
- テレビ静岡「テレビ寺子屋の歩み」
- テレビ静岡「全国の放送予定」
- 高知さんさんテレビ 週間番組表
- 仙台放送 番組情報
- Wasabee テレビ寺子屋記事一覧
よくある質問
11月1日のテレビ寺子屋は何時から放送されますか?
仙台放送と高知さんさんテレビでは、2026年11月1日(日)午前5時30分から放送予定です。番組公式の全国放送予定でも、両局は日曜5時30分の放送枠と案内されています。
「体育は学びの宝庫である」は何回目の放送ですか?
テレビ静岡の公式バックナンバーでは第2503回です。テレビ静岡では2026年10月11日に放送され、宮城・高知では11月1日に放送されます。
前回の為末大さん回とは何が違いますか?
第2503回は体育を通じた身体の扱い方が中心です。続く第2504回「為末家の子育て」は、AI時代の子育てと子どもに必要な力が中心で、テーマが身体教育から家庭教育へ広がっています。
まとめ
11月1日5時30分から仙台放送・高知さんさんテレビで放送される「テレビ寺子屋【体育は学びの宝庫である/為末大】#2503」は、体育を競技の得意不得意ではなく、自分の体を理解して扱うための学びとして捉える回です。
前回の為末大さん回「為末家の子育て」と比べると、今回は身体そのものが中心。さらに、1976年の教育講座開始から2500回を超えて続いてきた「テレビ寺子屋」の歴史を知ると、体育というテーマが長年の「生き方を考える番組」の延長にあることも見えてきます。
同じテーマを扱った既存記事とは違い、今回は前後の放送と番組史を軸に整理しました。朝の放送を見る前に背景を知っておくと、為末さんの言葉をより広い意味で受け取りやすくなります。

