赤い風船(字幕版)のロケ地は今も歩ける?パリの現存スポットと消えた路地・アクセス|10/21 9:30
1956年のフランス短編映画『赤い風船』は、パリの街角で少年パスカルと不思議な赤い風船が友情を育む物語です。2026年10月21日(水)午前9時30分からWOWOWプライムで字幕版が放送予定です。
作品の舞台として知られるのは、パリ東部のメニルモンタンやベルヴィル周辺です。ただし、映画に登場した路地がすべて当時のまま残っているわけではありません。
現在の街並みを訪ねるなら、現存する通りと、再開発などで姿を変えた場所を分けて考えると歩きやすくなります。
『赤い風船』の放送日時と作品情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月21日(水)9:30〜 |
| 放送局 | WOWOWプライム |
| 作品名 | 赤い風船(字幕版) |
| 原題 | Le ballon rouge |
| 制作年・国 | 1956年・フランス |
| 内容時間 | 字幕版35分 |
| 監督・脚本 | アルベール・ラモリス |
WOWOWの作品紹介では、少年パスカルが学校へ向かう途中で赤い風船を見つけ、風船がまるで意思を持つかのように後を追ってくる物語として紹介されています。台詞だけに頼らず、風船の動きとパリの街並みで物語を見せるところが、この作品ならではの魅力です。
ロケ地はパリのどこ?
作品の撮影地として知られるエリアは、パリ20区のメニルモンタンとベルヴィル周辺です。ロケ地記録サイトReelstreetsでは、少年が学校へ向かう場面に登場するRue PiatとRue des Enviergesの交差点や、Rue de Ménilmontant、かつてのPassage Julien-Lacroixなどが紹介されています。
一方、これらは映画の撮影地を記録した資料であり、現在の公式観光ルートとして整備されたものではありません。建物の外観や道路の形が撮影当時と変わっている場所もあるため、映画の画面と現地を完全に同じ景色として期待するより、街の地形や雰囲気をたどる散策として訪れるのがおすすめです。
メニルモンタンは今も歩ける?
メニルモンタンの街区は現在も歩いて巡れます。パリ観光局は、Rue de Ménilmontant周辺を、曲がりくねった坂道や石畳、古い家並み、アトリエ、ビストロなどがある散策向きのエリアとして紹介しています。
アクセスの目安として、観光局の案内にはメトロ2号線のCouronnes駅、メトロ3号線のRue Saint-Maur駅、バス96系統のBelleville–Ménilmontant停留所などが挙げられています。坂や階段が多い地域なので、撮影地を探しながら歩く場合は歩きやすい靴を選び、時間に余裕を持つと安心です。
Rue PiatとRue des Enviergesの周辺
Rue PiatとRue des Enviergesの交差点は、映画の冒頭で少年が通りを歩く場面に関するロケ地記録に登場します。パリ観光局も、Rue PiatやRue des Enviergesを含むベルヴィル高台のエリアを、細い路地や石段、小さな広場が残る散策地域として案内しています。
この周辺は急な坂道が続くため、地図上の距離だけで歩行時間を判断しないようにしましょう。また、住宅地の道路や建物は地域の人々の生活空間です。
映画の場面を確認したい場合も、敷地内へ入らず、道路から静かに景観を楽しむのが基本です。
消えた路地Passage Julien-Lacroixとベルヴィル公園
『赤い風船』のロケ地を巡るうえで知っておきたいのが、現在は当時の道の形をそのまま残していない場所があることです。Reelstreetsの撮影地記録では、Passage Julien-Lacroixは現在のベルヴィル公園の一部になった場所として説明されています。
映画の中の階段や路地を、今も同じ通路として歩けるとは限りません。
現在その周辺を訪ねるなら、パリ市が案内するベルヴィル公園が目印になります。公園の住所は47 rue des Couronnes, Paris 20eです。
パリ市公式ページにはRue des Couronnes、Rue Piat、Rue Julien-Lacroix、Rue Jouye-Rouveからのアクセスが掲載されています。最寄りのアクセス案内にはCouronnes、Pyrénées、Julien Lacroixの各停留所・駅が挙げられています。
公園は、消失した街路の歴史と今の街並みを見比べる散策拠点として便利です。映画のロケ地そのものが残っているかを確認するだけでなく、旧市街の地形が公園や坂道の中にどうつながっているのかを感じられます。
ロケ地巡りのおすすめ順路とアクセス
初めて訪れるなら、ベルヴィル公園を起点に、Rue PiatやRue des Envierges周辺を歩き、Rue de Ménilmontantへ向かう流れが考えられます。公園には複数の出入口があるため、出発駅と帰着駅を同じにするより、訪問したい通りに合わせて入口を選ぶと無駄な往復を減らせます。
ただし、映画に登場する場所のすべてが観光施設として案内されているわけではありません。正確な撮影位置について資料間に差がある場合や、現在の建物が当時と変わっている場合もあります。
訪問前に地図で住所を確認し、現地では通行の妨げにならないよう配慮してください。
散策の途中で教会建築も見たい場合は、メニルモンタンのノートルダム・ド・ラ・クロワ教会も候補になります。パリ観光局の街歩き案内では、教会前の広場や大きな階段が地域の見どころとして紹介されています。
ただし、教会が映画の特定シーンに映っているかどうかは、今回参照した資料だけでは断定できません。映画のロケ地としてではなく、同じ街区の景観を楽しむ立ち寄り先として考えてください。
現地で撮影地を探すときのコツ
映画の一場面を手がかりにする場合は、通りの名前だけでなく、坂の向きや階段の位置、周辺の道路とのつながりも見比べると場所を探しやすくなります。ただし、1956年当時から道路や建物が変化している可能性があるため、現在の景色が画面と一致しないことだけで、撮影地の記録を否定することはできません。
また、撮影地の記録サイトは、作品を見ながら場所を探すための参考資料として活用し、現在のアクセスや公園の入口はパリ市・観光局の案内で確認するのが安心です。
ロケ地の歴史と現地の交通情報を分けて調べると、作品の舞台を無理なく巡れます。公園や坂道を歩く予定なら、休憩時間も含めて行程を組むと安心です。
作品の見どころはパリの街並みと風船の動き
WOWOWの紹介によると、少年がひもを手放しても赤い風船が空中を漂い、パスカルの後を追う様子が、映像技術とユーモアを交えて描かれます。1956年制作の作品でありながら、風船の動きに命が宿ったように感じられる演出が、物語を印象深いものにしています。
また、WOWOWは本作が第29回アカデミー賞で脚本賞を受賞したことも紹介しています。短い作品ながら、少年と風船の関係、周囲の大人や子どもたちの反応、そしてパリの坂道や路地が物語の流れに深く関わります。
ロケ地を先に知ってから鑑賞すると、坂道や階段の連なり、街角の距離感にも目が向きます。逆に、まず作品を見てから地図を開けば、少年が風船を追いかけた街の広がりを想像しやすくなります。
作品を見てから実際の街を歩く、あるいは街の歴史を知ってから映像を見直す、どちらの楽しみ方もできます。
前回(10月3日放送)のロケ地ガイドとの違い
10月3日のWOWOW放送に合わせた既存記事では、メニルモンタンを歩きながら1956年当時のパリの面影を探す散策を紹介しています。今回はその内容を繰り返すのではなく、当時の路地が現在どうなっているか、ベルヴィル公園から周辺へどうアクセスするかに重点を置きました。
撮影場所の一覧や街歩きの全体像を知りたい方は、既存の『赤い風船』ロケ地散歩ガイドも参考になります。
関連するロケ地ガイド
『赤い風船』の撮影場所の全体像を先に把握したい方は、『赤い風船』ロケ地はパリのどこ?メニルモンタン・ベルヴィルを巡るも参考になります。今回の記事では、撮影場所の一覧よりも、今も歩ける街区と姿を変えた路地、アクセスに重点を置きました。
現地を訪れる際は、撮影位置の記録と現在の地図・公園情報を照らし合わせて計画するのがポイントです。
【映画・スポーツ・海外ドラマみるなら】WOWOWオンデマンド参考にした情報
- WOWOW「赤い風船」作品紹介
- Gガイド「2026年10月21日のBS番組表」
- Janus Films「The Red Balloon」
- Paris je t’aime(パリ観光局)「Quartier de Ménilmontant」
- パリ市公式「Parc de Belleville」
- Reelstreets「Red Balloon, The」撮影地記録
よくある質問
『赤い風船』の放送日時はいつですか?
2026年10月21日(水)午前9時30分からWOWOWプライムで字幕版が放送予定です。作品紹介では字幕版の内容時間は35分とされています。
ロケ地のメニルモンタンは今も訪問できますか?
はい。メニルモンタンやベルヴィル周辺の通りは現在も歩けます。
ただし、映画に登場した路地の一部は姿を変えているため、撮影当時と同じ景色が残っているとは限りません。
Passage Julien-Lacroixは現存していますか?
撮影地記録サイトでは、かつてのPassage Julien-Lacroixは現在のベルヴィル公園の一部になった場所として紹介されています。映画の階段や路地を、当時と同じ通路として歩けるわけではありません。
ベルヴィル公園へはどこから入れますか?
パリ市公式ページには、Rue des Couronnes、Rue Piat、Rue Julien-Lacroix、Rue Jouye-Rouveからのアクセスが案内されています。公園の住所は47 rue des Couronnes, Paris 20eです。
まとめ
『赤い風船』の舞台となったメニルモンタンとベルヴィル周辺は、現在もパリの街歩きを楽しめるエリアです。一方、Passage Julien-Lacroixのように当時の路地が姿を変えた場所もあります。
現存する通りとベルヴィル公園を組み合わせ、映画の景色と現在の街並みを照らし合わせながら歩くと、作品の魅力を別の角度から味わえます。

