映画『赤い風船』ロケ地散歩|メニルモンタンで1956年のパリを探す見どころ【WOWOW 10月3日】|10/3 06:50
2026年10月3日(土)午前6時50分からWOWOWプライムで放送される『赤い風船』(字幕版)は、少年と一つの赤い風船の友情を描いた35分のフランス映画です。WOWOW公式では1956年製作、アルベール・ラモリス監督、パスカル・ラモリス出演と案内されています。
当サイトにはすでにメニルモンタン・ベルヴィルのロケ地を整理した記事があります。今回は内容を重ねず、映画を見たあとに現地を歩きたい人向けに、1956年の街の面影をどう探すか、ロケ地散歩の視点でまとめます。
WOWOW『赤い風船』10月3日の放送情報
| 項目 | 内容 |
| 作品 | 赤い風船(字幕版) |
| 放送 | 2026年10月3日(土)6:50~/WOWOWプライム |
| 原題 | Le ballon rouge |
| 製作 | 1956年・フランス |
| 上映時間 | 35分 |
| 監督・脚本 | アルベール・ラモリス |
| 出演 | パスカル・ラモリス、サビーヌ・ラモリスほか |
WOWOW公式のあらすじでは、少年パスカルが学校へ向かう途中で街灯に引っかかった赤い風船を見つけるところから物語が始まります。風船はまるで意思を持つように少年を追い、パリの通り、学校、住宅街を移動します。台詞が少ないからこそ、街そのものが登場人物のように見える作品です。
『赤い風船』のロケ地はパリのどこ?
撮影地として特に知られるのは、パリ20区のメニルモンタン周辺です。映画公開から約70年がたち、再開発で変わった場所も多い一方、坂道や階段、路地の高低差には当時の地形を感じられる場所があります。
映画を見ながら「同じ建物を完全一致で探す」ことだけを目的にすると、変化の大きい都市では難しくなります。それよりも、坂の上から屋根が重なる景色、細い道が交差する雰囲気、古い石段といった映画の空気をつくった地形に注目すると、ロケ地散歩がぐっと面白くなります。
メニルモンタンとベルヴィルは坂道が鍵
メニルモンタンと隣接するベルヴィル一帯は、高低差のある東パリらしい街並みが特徴です。少年が風船と移動する場面では、坂や階段によって画面の奥行きが強調され、赤い風船が灰色がかった街の中で鮮烈に見えます。
現地を歩くなら、短時間で名所を点々とするより、坂を上り下りしながら視界が変わる感覚を味わう方が作品世界に近づけます。
ロケ地散歩で注目したい3つの見方
1. 赤い色と街の色のコントラスト
本作の象徴は当然ながら赤い風船です。石造りの建物や曇天、落ち着いた色の服が多い画面の中で赤が際立つため、現地でも看板や壁の色ではなく、まず街全体のトーンを見ると撮影意図を想像しやすくなります。
2. 子どもの目線で見える高さ
カメラは大人の観光映画のように名所を俯瞰するのではなく、少年の行動に寄り添います。路地、学校の門、バス、窓といった日常の高さが中心です。ロケ地散歩でも有名建築を追うより、生活の通りをゆっくり見るのが似合います。
3. 1950年代パリと現在の違い
当時のメニルモンタンには、現在より荒々しい空き地や古い建物が残っていました。現在はカフェやショップも増えています。映画と同じ景色が残っていないこと自体が、都市の変化を感じる材料になります。
35分なのに名作と呼ばれる理由
WOWOW公式は、本作が第9回カンヌ国際映画祭で短編パルムドール、第29回アカデミー賞で脚本賞を受賞した作品と紹介しています。短編ながら、説明的な台詞を増やさず、少年と風船の動きだけで友情、孤独、いじめ、解放感を伝える構成が特徴です。
風船を「物」ではなく友達のように見せる撮影も大きな見どころです。仕掛けを知るより、どの瞬間から観客が風船に感情を感じ始めるかを意識して見ると、映像の巧さが分かりやすくなります。
放送後にロケ地を調べるなら既存記事も便利
具体的な通りやメニルモンタン・ベルヴィルの位置関係を先に確認したい人は、『赤い風船』ロケ地はパリのどこ?で詳しく整理しています。本記事は現地散歩の楽しみ方に寄せ、既存記事を地名確認用の補助線として使える構成にしています。
WOWOWで見るときのポイント
10月3日の放送は字幕版です。作品は35分と短いため、朝の放送でも最後まで見やすい長さです。WOWOW公式ではアーカイブ配信も案内されています。放送・配信状況はサービス画面で最新情報を確認してください。
【映画・スポーツ・海外ドラマみるなら】WOWOWオンデマンドウェブの声|“風船が生きているように見える”が魅力
作品紹介や映画ファンの感想では、物語の単純さ以上に「風船が本当に意思を持っているように感じる」「昔のパリの街並みそのものが美しい」といった点が繰り返し語られています。ロケ地に興味を持つ人が多いのも、背景の街が単なる舞台ではなく、作品の感情を支える存在になっているからでしょう。
よくある質問
『赤い風船』はいつWOWOWで放送?
2026年10月3日(土)午前6時50分からWOWOWプライムで放送予定です。
『赤い風船』のロケ地はどこ?
フランス・パリ20区のメニルモンタン周辺が代表的な撮影地として知られています。ベルヴィル周辺も作品の街歩きと相性のよいエリアです。
上映時間は何分?
WOWOW公式では字幕版の内容時間は35分と案内されています。
まとめ
『赤い風船』は、少年と風船の小さな物語を通して1956年のパリの坂道や路地まで記憶に残る映画です。10月3日のWOWOW放送で見たあとにメニルモンタンを歩くなら、完全一致する建物だけを探すのではなく、坂・階段・屋根の重なりといった街の骨格に目を向けると作品世界を追体験しやすくなります。

