顔を捨てた男|あらすじ・キャストと「新しい顔」が突きつけるテーマ【8/27 WOWOW】|8/27 15:00

2026年8月27日(木)15:00からWOWOWライブで、映画『顔を捨てた男』(字幕版・PG12)が放送されます。原題は『A Different Man』。セバスチャン・スタン演じる俳優志望のエドワードが、外見を大きく変える医療を受けたことから人生と自己像を揺さぶられていく作品です。

「顔を変えれば人生も変わるのか」という分かりやすい問いから始まりながら、物語は成功、恋愛、嫉妬、演技、他人から見られる自分と自分自身が感じる自分のズレへ広がっていきます。WOWOW公式も、人間と外見の関係を考えさせる不条理劇として紹介しています。

顔を捨てた男の放送日時・作品データ

邦題顔を捨てた男
原題A Different Man
放送局WOWOWライブ
放送日時2026年8月27日(木)15:00
放送形態字幕版
年齢区分PG12
制作年・国2024年/アメリカ
内容時間112分
ジャンルコメディ・サスペンス/ミステリー
監督・脚本アーロン・シンバーグ

WOWOW公式作品ページでは、8月27日午後3:00を次回放送として掲載しています。作品データは2024年製作、アメリカ、字幕版112分。監督と脚本はいずれもアーロン・シンバーグです。

あらすじ|新しい顔を得たエドワードの人生が逆転

エドワードは顔に極端な変形があり、俳優を志しながら暮らしています。隣人で劇作家志望のイングリッドに好意を抱いていますが、その気持ちをうまく伝えられません。

やがてエドワードは最新医療によって外見を大きく変えます。新しい顔を得た後は不動産営業で成功し、以前とはまるで違う人生を歩み始めます。ところが、イングリッドが手掛ける舞台のオーディションをきっかけに、過去の自分をモデルにしたような役と向き合うことになります。

さらに、かつての自分に似た顔を持つオズワルドが現れます。エドワードが欲しかったものを、オズワルドは外見を変えずに自然と手にしていくように見える。この対比が物語を一気に不穏にしていきます。

セバスチャン・スタン演じるエドワードの見どころ

セバスチャン・スタンは、外見が変わる前後で単に別人になるのではなく、エドワードの内面に残り続ける不安や執着を演じます。新しい顔を手にした後も、自己肯定感まで自動的に変わるわけではありません。

WOWOW公式では、スタンが第74回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(主演賞)を受賞したことも紹介されています。特殊メイクのインパクトだけでなく、顔が変わった後の視線や身振りに注目すると、作品のテーマがより見えやすくなります。

オズワルドは何者?アダム・ピアソンとの対比

オズワルドを演じるのはアダム・ピアソンです。彼は神経線維腫症1型の当事者でもあり、作品の中ではエドワードが「かつての自分」を投影せずにいられない存在として登場します。

重要なのは、オズワルドが単なるライバルとして置かれているわけではない点です。周囲と自然に関係を築き、舞台でも存在感を示す彼を前に、エドワードは「自分が苦しかった理由は本当に顔だけだったのか」という問いを突きつけられます。

イングリッド役レナーテ・レインスヴェと舞台劇の意味

イングリッドは劇作家を目指しており、エドワードの人生を思わせる物語を舞台化します。エドワードは、自分自身の経験が他人の作品として再構成される状況に入り込むことになります。

レナーテ・レインスヴェはWOWOW公式でも主要共演者として紹介されています。恋愛相手というだけではなく、エドワードの人生を「見る側」「書く側」の人物として、物語の自己言及的な仕掛けを支えています。

作品が描くテーマ|外見を変えれば自分は変わるのか

A24公式のあらすじでは、エドワードが外見を大きく変える医療を受けた後、理想の顔が悪夢へ変わり、失ったものを取り戻そうと執着していく流れが示されています。

この作品で問われるのは、外見の優劣そのものより、他人の視線をどう自分の価値と結びつけてしまうのかという問題です。エドワードは「顔さえ変われば」という期待を持ちますが、その前提自体が少しずつ崩れていきます。

ブラックユーモアを交えながら進むため、重いテーマだけに寄り過ぎないのも特徴です。劇中劇、役者という職業、他人が自分を演じる状況が重なり、「本当の自分とは何か」という問いが何層にもなっていきます。

キャスト・スタッフ

エドワードセバスチャン・スタン
イングリッドレナーテ・レインスヴェ
オズワルドアダム・ピアソン
カールC・メイソン・ウェルズ
本人役マイケル・シャノン
監督・脚本アーロン・シンバーグ
撮影ワイアット・ガーフィールド
音楽ウンベルト・スメリッリ

映画の脚本や構造そのものに興味がある人は、サイト内の映画「カラスの親指」の脚本解説も関連記事として読めます。

受賞・評価で注目したいポイント

WOWOW公式は、本作が第97回アカデミー賞のメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされたこと、セバスチャン・スタンがベルリン国際映画祭で主演賞にあたる銀熊賞を受賞したことを紹介しています。

特殊メイクは物語の入口ですが、評価の中心は俳優の演技と、外見・自己認識・他者からの評価を反転させていく脚本にもあります。放送を見るときは、エドワードが「新しい顔」を得る前後で周囲の視線だけでなく、本人の態度がどう変わるかを追うと理解しやすいです。

よくある質問

『顔を捨てた男』はいつWOWOWで放送?

2026年8月27日(木)15:00からWOWOWライブで字幕版が放送予定です。WOWOW公式では次回放送として同日時を案内しています。

原題は?

原題は『A Different Man』です。2024年製作のアメリカ映画です。

主演は誰?

主人公エドワードをセバスチャン・スタンが演じます。レナーテ・レインスヴェ、アダム・ピアソンらが共演します。

どんな映画?

外見を大きく変える治療を受けた男性が、理想の人生を得たはずなのに、かつての自分に似た男性との出会いをきっかけに自己像を揺さぶられていくブラックユーモアを含む不条理劇です。

参考・公式情報

放送日時・作品データ・キャスト・あらすじはWOWOW公式作品ページ、作品の基本クレジットと英語版シノプシスはA24公式ページで確認しています。

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