NHK高校講座 地理探究「世界と日本の食料問題」食料自給率とは?献立から考える|8/24 10:40

2026年8月24日(月)10:40からNHK Eテレで放送予定の「NHK高校講座 地理探究 世界と日本の食料問題」では、人口が増え続ける世界で食料をどう安定して確保するかを探究します。

すでに当サイトには今回放送の概要記事があるため、本記事では切り口を変え、番組で示される「食料自給率」「栄養不足なのに穀物自給率が高い国がある理由」「献立の自給率」を中心に、放送を見ながら理解しやすいポイントを整理します。

8月24日「世界と日本の食料問題」の放送情報

番組NHK高校講座 地理探究 世界と日本の食料問題
放送日時2026年8月24日(月)10:40~11:00
放送局NHK Eテレ1・東京/大阪
司会松丸亮吾
講師永田淳嗣(東京大学教授)
出演川口和空、近藤結良、嶋原叶人
語り後藤彩佐

公式番組データでは、世界人口の増加を支える食料の安定確保に加え、「栄養不足の人口割合が多いのに穀物自給率が高い国があるのはなぜか」「日本のカロリーベース食料自給率はどのくらいか」「食べた献立の自給率を知る方法」といった問いが示されています。

食料自給率は「高ければ安心」とは限らない

食料自給率は、国内で消費する食料を国内生産でどの程度まかなえているかを見る指標です。ただし、番組の問いにあるように、穀物自給率が高い国でも栄養不足が深刻なケースはあります。

重要なのは、単に「国内で穀物を生産しているか」だけではありません。所得格差、流通、輸送、紛争、干ばつ、輸出向け作物の比率などが重なると、国全体の生産量が多くても必要な人へ十分な食料が届かないことがあります。地理探究では、数字を一つだけ見るのではなく、地域の社会・経済条件まで重ねて考えるのがポイントです。

日本の「カロリーベース食料自給率」は何を見る数字?

日本でよく使われるカロリーベース食料自給率は、私たちが食べるものの供給熱量のうち、国内生産でどれだけまかなえているかを示す考え方です。米のように国内生産の比率が高い食品もあれば、小麦や飼料原料など海外への依存が大きい品目もあります。

放送を見るときは、「日本の数字はいくつか」だけでなく、なぜその数字になるのかを品目別に考えると理解が深まります。食生活の変化、家畜飼料、加工食品の原料、輸入先との関係までつながって見えてきます。

献立の自給率を考えると身近になる

今回の放送では、食べた献立の自給率を知る方法もテーマです。たとえば、同じ一食でも「ごはん」「魚」「肉」「パン」「油」「調味料」では原料の産地や国内生産の割合が異なります。

食料問題は世界規模の話に見えますが、自分の昼食や夕食を材料ごとに分けると急に身近になります。どの食品が国内生産に支えられ、どの食品が海外からの輸入に支えられているのかを見ることが、探究の入り口になります。

人口増加と食料安定確保で見るべき4つの視点

  • 生産:農地・水・気候・技術でどれだけ作れるか
  • 流通:作った食料を必要な地域へ運べるか
  • 購入力:食料が市場にあっても人々が買える価格か
  • 持続可能性:環境負荷を抑えながら生産を続けられるか

松丸亮吾と考える今回の見どころ

司会の松丸亮吾さんと高校生たちが、正解を暗記するのではなく「なぜ?」を手がかりに考えていくのが「地理探究」の特徴です。今回の放送概要を先に確認したい方は、「世界と日本の食料問題」放送概要の記事もあわせてどうぞ。

同じ「地理探究」の環境テーマでは、アラル海と地球環境問題を扱った回も、自然条件と人間活動を結びつけて考える参考になります。

よくある質問

NHK高校講座「世界と日本の食料問題」はいつ放送?

2026年8月24日(月)10:40~11:00、NHK Eテレで放送予定です。

今回の中心テーマは?

人口増加の中で食料を安定確保する方法、栄養不足と穀物自給率の関係、日本のカロリーベース食料自給率、献立の自給率などです。

出演者は?

司会は松丸亮吾さん、講師は東京大学教授の永田淳嗣さん。川口和空さん、近藤結良さん、嶋原叶人さんが出演し、後藤彩佐さんが語りを担当します。

まとめ

8月24日の「NHK高校講座 地理探究」は、世界人口の増加と食料確保を、食料自給率や栄養不足、日々の献立までつなげて考える回です。数字を暗記するより、「生産できること」と「必要な人に届くこと」は同じではない、という視点を持つと内容がつかみやすくなります。

参考情報

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