チョイス@病気になったとき 股関節の痛み|変形性股関節症・関節唇損傷・治療法【8月14日】|8/14 12:00

2026年8月14日(金)12時からNHK Eテレで、「チョイス@病気になったとき『股関節の痛み 原因究明・徹底治療』」が放送されます。番組表には再放送の表示があり、2025年11月に放送された股関節特集をあらためて確認できる回です。

取り上げられるのは、関節唇損傷、変形性股関節症、大腿骨頭の壊死など。とくに「歩き始め」「立ち上がり」で脚の付け根が痛む人に多い変形性股関節症について、運動療法、薬、注射、骨切り術、人工股関節手術まで治療の選択肢を整理します。

この記事では、放送内容と出演者に加え、「股関節の痛みは何が原因?」「2021年から保険適用になった注射は何?」「関節唇損傷はどう調べる?」「手術になるのはどんなとき?」といった検索されやすい疑問を、公的機関・専門医療機関の情報をもとにまとめます。診断や治療の適否は症状や画像所見で異なるため、個別の判断は整形外科で相談してください。

8月14日「チョイス@病気になったとき」股関節回の要点

  • 放送:2026年8月14日(金)12:00~12:45、NHK Eテレ
  • テーマ:股関節の痛みの原因究明と治療の選び方
  • 主な病気:関節唇損傷、変形性股関節症、大腿骨頭壊死症
  • 変形性股関節症は歩き始め・立ち上がり時の痛みがヒントになることがある
  • 保存療法:運動療法、薬物療法、関節内注射など
  • 進行例:骨切り術や人工股関節手術が検討されることがある
  • 専門家:神奈川リハビリテーション病院 病院長・杉山肇医師
  • キャスター:八嶋智人、大和田美帆

股関節の痛みの原因|関節唇損傷・変形性股関節症・大腿骨頭壊死

「股関節が痛い」といっても、痛みの原因は一つではありません。今回の番組表で明記されているのは、関節唇損傷、変形性股関節症、骨頭の壊死です。日本整形外科学会も、股関節周辺の主な病気として変形性股関節症、発育性股関節形成不全、臼蓋形成不全、特発性大腿骨頭壊死症などを挙げています。

病気・状態検索されやすい症状・ポイント主な確認方法
変形性股関節症立ち上がり、歩き始め、長く歩いた後の脚の付け根の痛み診察、X線、必要に応じCT・MRI
関節唇損傷鼠径部痛、引っかかり感、特定の動きでの痛み診察、MRIなど
特発性大腿骨頭壊死症比較的急に出る股関節痛、歩きにくさ早期はMRIが重要

痛む場所が腰や太もも、膝に感じられることもあるため、自己判断で「筋肉痛」「年齢のせい」と決めつけないことが大切です。股関節だけでなく腰から脚へ症状が出るケースとの違いを知りたい方は、Gヘルスケア「腰痛」原因・ストレッチ・受診目安も参考になります。

変形性股関節症は「歩き始め・立ち上がり」の痛みに注目

番組表では、歩き始めや立ち上がりのときに股関節が痛む人は、軟骨のすり減りによる変形性股関節症の可能性があると案内されています。日本整形外科学会によると、診断には症状と診察に加えてX線を用い、必要に応じてCTやMRIを行います。

治療は、いきなり手術と決まるわけではありません。初期から中等度では、股関節への負担を調整しながら、薬物療法や運動療法、杖の活用などの保存療法が検討されます。運動は痛みを誘発することもあるため、強度を急に上げず、症状に合わせて行うことが重要です。

2021年から保険適用の「股関節の注射薬」は何?

今回の番組表では、変形性股関節症の保存療法として「2021年から保険適用となった新しい注射薬」が紹介されるとされています。商品名までは番組表に記載されていません。

一方、出演する杉山肇医師の神奈川リハビリテーション病院は、2021年6月から股関節疾患に適応を持つジョイクル関節注30mgを使用していると案内しています。ジョイクルは一般名「ジクロフェナクエタルヒアルロン酸ナトリウム」で、厚生労働省・PMDAの情報でも変形性関節症(膝関節、股関節)が効能・効果として確認できます。

そのため、番組表が示す「2021年から保険適用の注射薬」はジョイクルを指している可能性が高いと考えられます。ただし、注射が適するか、どの治療を優先するかは患者ごとに異なります。既往歴や薬のアレルギー、関節の状態を含め、医師の判断が必要です。

薬・運動・骨切り術・人工股関節|治療はどう選ぶ?

番組の大きなテーマは「徹底治療」ですが、重要なのは病気の進み方と生活への支障に応じて治療を選ぶことです。

  • 薬物療法:痛みや炎症を抑え、日常生活を保ちやすくする
  • 運動療法:股関節周囲の筋力や動きを保つ。痛みを強めない範囲で行う
  • 関節内注射:変形性股関節症で選択肢になる薬剤がある
  • 骨切り術:比較的若く、自分の関節を生かせる条件で検討されることがある
  • 人工股関節手術:変形が進み、保存療法で痛みや生活障害が十分改善しない場合に検討される

日本整形外科学会は、保存療法で症状が取れない場合に手術療法を考え、初期には骨切り術、変形が進んだ場合には人工股関節手術が適応になることがあると説明しています。手術を避けること自体を目的にするのではなく、痛み・年齢・関節の変形・仕事や生活スタイルを含めて選ぶのがポイントです。

関節唇損傷はMRIで分かる?引っかかり感や鼠径部痛の原因

股関節唇は、股関節の受け皿側の縁にある組織です。損傷すると、脚の付け根の痛みや特定動作での引っかかり感などが出ることがあります。通常のX線だけでは軟部組織の損傷を直接確認しにくいため、症状や診察所見に応じてMRIなどが検討されます。

国内の整形外科領域の研究でも、MRIを用いた股関節唇損傷の診断能が検討されています。ただし、MRI画像に異常があれば必ず手術が必要という意味ではありません。痛みの原因が関節唇なのか、骨の形態や変形性股関節症など別の要因なのかを合わせて判断します。

大腿骨頭壊死症は急な痛みも|早期はMRIが重要

番組で取り上げられる「骨頭の壊死」は、特発性大腿骨頭壊死症が代表的です。日本整形外科学会によると、変形性股関節症が比較的ゆっくり進むのに対し、特発性大腿骨頭壊死症は比較的急に股関節痛や跛行が始まることがあります。

早期はX線で変化が見えない場合があるため、疑われるとMRIが用いられます。厚生労働省の指定難病一覧では、特発性大腿骨頭壊死症は指定難病71番として掲載されています。ステロイド治療歴や多量飲酒との関連が知られていますが、発症の仕組みは完全には解明されていません。

出演者|八嶋智人・大和田美帆・専門医の杉山肇

キャスター八嶋智人、大和田美帆
講師杉山肇(神奈川リハビリテーション病院 病院長)
リポーター角谷直也
語り江越彬紀、佐藤真由美

杉山肇医師は日本整形外科学会専門医で、日本股関節学会、日本人工関節学会などに所属。神奈川リハビリテーション病院の現行外来案内でも「股関節・一般」を担当しており、変形性股関節症の保存療法から人工股関節まで扱っています。

腰や股関節まわりのセルフケア番組を合わせて確認したい方は、有働由美子の健康案内人|夏の腰痛・ぎっくり腰予防と対処法もあわせてどうぞ。

よくある質問|股関節の痛みと8月14日放送

チョイス@病気になったときの股関節回はいつ放送?

2026年8月14日(金)12:00~12:45、NHK Eテレ1・東京で放送予定です。番組表には再放送の表示があります。

股関節の痛みで取り上げる病気は?

関節唇損傷、変形性股関節症、大腿骨頭の壊死などです。症状が似ることもあるため、原因を見極めて治療を選ぶことがテーマです。

2021年から保険適用になった股関節の注射は?

番組表は商品名を明記していませんが、出演医師の所属病院が2021年6月から使用している股関節適応の注射薬としてジョイクル関節注30mgがあり、厚生労働省・PMDAでも変形性股関節症への適応が確認できます。

変形性股関節症は必ず手術になりますか?

必ずではありません。症状や進行度に応じ、生活調整、運動療法、薬、注射などの保存療法を行い、十分な改善が得られない場合や変形が進んだ場合に手術が検討されます。

股関節が痛いときは何科を受診する?

骨・関節・筋肉を扱う整形外科が基本です。急な強い痛み、歩けないほどの症状、発熱を伴う場合などは早めの受診が必要です。

まとめ

2026年8月14日の「チョイス@病気になったとき」は、股関節の痛みについて、原因を見極めて治療を選ぶことが中心です。関節唇損傷、変形性股関節症、大腿骨頭壊死症はそれぞれ検査や治療の考え方が異なります。

変形性股関節症では、薬や運動、2021年から股関節にも適応された注射薬などの保存療法から、骨切り術・人工股関節手術まで幅広い選択肢があります。痛みの場所や出るタイミングだけで自己診断せず、症状が続く場合は整形外科で原因を確認することが大切です。

参考リンク

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