
きょうの健康「中耳炎」8月11日再放送|大人の症状・何日で治る?真珠腫性中耳炎も解説|8/11 12:00
2026年8月11日(火)12時00分からNHK Eテレで放送される『きょうの健康』は、これで解消!耳の不快な症状「中耳炎」の再放送です。中耳炎というと子どもの病気のイメージがありますが、番組では大人にも起こる中耳炎、タイプごとの症状、慢性化した場合の治療、特に注意したい真珠腫性中耳炎を取り上げます。
「大人の中耳炎はどんな症状?」「何日で治る?」「耳が詰まるのも中耳炎?」「抗菌薬は必要?」「真珠腫性中耳炎はなぜ危険?」と調べている人向けに、8月11日の放送内容と専門機関の情報を整理しました。
突然片耳が聞こえにくくなった、強い耳痛や高熱が続く、激しいめまい、顔の動かしにくさ、耳の後ろの強い腫れなどがある場合は、中耳炎と決めつけず早めに耳鼻咽喉科などの医療機関へ相談してください。
この記事の要点
- 放送は2026年8月11日(火)12:00~12:15、NHK Eテレ1・東京
- 講師は自治医科大学附属さいたま医療センター教授・科長の吉田尚弘医師
- 急性中耳炎は耳痛・発熱など、滲出性中耳炎は耳の詰まり・聞こえにくさなどが中心
- 慢性中耳炎では鼓膜の穴や繰り返す耳だれ、難聴が問題になることがある
- 真珠腫性中耳炎は周囲の骨を壊しながら進むことがあり、手術が治療の基本
- 抗菌薬は中耳炎なら必ず必要というわけではなく、種類・年齢・重症度などで判断される
『きょうの健康』中耳炎回|8月11日の放送日時・出演者
| 番組名 | きょうの健康 これで解消!耳の不快な症状「中耳炎」 |
|---|---|
| 放送局 | NHK Eテレ1・東京 |
| 放送日時 | 2026年8月11日(火)12:00~12:15 |
| 放送種別 | 再放送 |
| 講師 | 吉田尚弘(自治医科大学附属さいたま医療センター教授・科長) |
| キャスター | 岩田まこ都、小郷知子 |
| 主な内容 | 急性中耳炎、慢性化、真珠腫性中耳炎、大人の中耳炎、最新治療 |
番組表では、急性中耳炎は抗菌薬治療で1週間程度で治ることが多い一方、慢性化すると鼓膜に穴が開いて聴力が低下することがあると紹介されています。また、真珠腫性中耳炎では周囲の骨が障害され、顔面神経や三半規管などに影響する可能性があるため、早期の治療が重要なポイントです。
このテーマは2026年3月3日にも放送され、自治医科大学は吉田尚弘教授が外耳炎・中耳炎の原因や対策、治療法を解説したと案内しています。8月11日は同テーマを昼の時間帯に確認できる再放送です。
中耳炎の種類|急性・滲出性・慢性・真珠腫性は何が違う?
「中耳炎」は一つの病気だけを指す言葉ではありません。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会の用語解説では、中耳に炎症が生じた状態を中耳炎とし、急性中耳炎、滲出性中耳炎、慢性中耳炎などに分けています。
| タイプ | 気づきやすい症状 | 治療の考え方 |
|---|---|---|
| 急性中耳炎 | 耳の痛み、発熱、耳だれ、聞こえにくさ | 痛みへの対応、重症度などに応じた抗菌薬、必要に応じ鼓膜切開など |
| 滲出性中耳炎 | 耳が詰まる、聞こえにくい。痛みが目立たないことも | 経過観察や聴力評価、長引く場合は換気を改善する治療など |
| 慢性中耳炎 | 耳だれを繰り返す、鼓膜の穴、難聴 | 耳の処置や薬物治療、状態により鼓膜・鼓室の手術 |
| 真珠腫性中耳炎 | 耳だれ、徐々に進む難聴。進行時はめまい・顔面神経症状など | 病変の広がりを評価し、手術による摘出が基本 |
同じ「耳が聞こえにくい」でも原因はさまざまです。耳の痛みが弱くても、中耳に液体がたまる滲出性中耳炎や慢性中耳炎のことがあります。
大人の中耳炎はどんな症状?子どもだけの病気ではない
急性中耳炎は幼い子どもに多い病気ですが、大人にも起こります。風邪などの上気道炎に続いて耳の奥が痛む、発熱する、耳だれが出る、聞こえにくくなるといった症状がみられることがあります。
一方、滲出性中耳炎では、強い痛みよりも「耳に水が入ったような感じ」「音がこもる」「自分の声が響く」「片耳だけ聞こえにくい」といった耳閉感や難聴が中心になる場合があります。
耳の症状は外耳炎、耳垢の詰まり、突発性難聴などでも起こります。特に突然の難聴は原因の見極めが大切なので、「中耳炎だろう」と自己判断せず、耳鼻咽喉科で鼓膜や聴力を確認してもらうのが基本です。
急性中耳炎は何日で治る?抗菌薬は必ず必要?
8月11日の番組紹介では、急性中耳炎は抗菌薬治療により1週間程度で治ることが多いとされています。ただし、治療期間は年齢、症状の強さ、鼓膜の状態、原因菌、合併症の有無などで変わります。
特に小児では、日本耳科学会が2024年版の「小児急性中耳炎診療ガイドライン」を公開しており、重症度に応じて治療方針を決めます。すべてのケースで同じ抗菌薬を同じ期間使うわけではありません。
厚生労働省も2026年1月に「抗微生物薬適正使用の手引き 第四版」を公表しており、抗菌薬は必要性を見極めて適切に使うことが基本です。家族に残っている抗菌薬を使ったり、自己判断で処方薬を中断したりせず、診察を受けた医師の指示に従ってください。
耳の痛みや熱が良くなっても、中耳に液体が残ると聞こえにくさだけが続くことがあります。「痛くない=完全に治った」とは限らないため、再診を指示されている場合は鼓膜の状態を確認してもらいましょう。
真珠腫性中耳炎はなぜ危険?手術が基本になる理由
番組が最も注意すべきタイプとして取り上げるのが「真珠腫性中耳炎」です。真珠腫は、鼓膜付近から入り込んだ皮膚の角化物などが中耳にたまり、周囲へ広がっていく病変です。
日本耳鼻咽喉科学会の用語解説では、中耳真珠腫は周囲の骨組織を破壊し、半規管瘻孔、顔面神経麻痺、まれに頭蓋内合併症を起こすことがあるとされています。薬だけで真珠腫そのものを取り除くことは難しく、手術による完全摘出が基本です。
- 耳だれを何度も繰り返す
- 片耳の聞こえが徐々に悪くなる
- 耳だれのにおいが強い
- めまい・ふらつきが加わる
- 顔の片側が動かしにくい
こうした症状が続く場合は、痛みの強さだけで判断せず耳鼻咽喉科で相談することが大切です。
耳が詰まる・聞こえにくいときは中耳炎?外耳炎との違い
耳が詰まる、聞こえにくいという症状だけでは、中耳炎かどうかは判断できません。外耳道が腫れる外耳炎、耳垢の詰まり、内耳の病気などでも似た症状が出ます。
前日の8月10日には同じ『きょうの健康』で「外耳炎」が再放送されます。耳掃除のあとから痛い・かゆい、耳を引っぱると痛いといった症状が気になる場合は、関連記事「きょうの健康『外耳炎』原因・治療・正しい耳掃除」も参考になります。
中耳炎についてさらに詳しく、急性・滲出性・慢性・真珠腫性の違いや受診目安を確認したい場合は、サイト内の詳説記事「きょうの健康『中耳炎』大人の症状・種類・治療」にまとめています。
見逃し配信はNHK ONEで確認|放送後1週間が目安
NHK ONEでは、総合テレビ・Eテレの番組について同時配信と見逃し配信を提供しています。見逃し配信は原則として放送後1週間が目安です。
8月11日の「きょうの健康 中耳炎」が配信対象になっているか、配信終了日時はNHK ONEの番組ページまたは検索画面で「きょうの健康」「中耳炎」と入力して確認してください。
『きょうの健康』中耳炎についてよくある質問
8月11日の「中耳炎」は新作ですか?
番組表では再放送として案内されています。2026年3月3日に放送された「これで解消!耳の不快な症状『中耳炎』」と同テーマで、吉田尚弘教授が解説します。
中耳炎は大人でもなりますか?
大人にも起こります。耳の痛みや発熱だけでなく、耳の詰まり、聞こえにくさ、耳だれなどが主な症状になることがあります。
急性中耳炎は何日くらいで治りますか?
番組紹介では抗菌薬治療で1週間程度で治ることが多いとされていますが、年齢や重症度で異なります。痛みや熱が治まっても中耳に液体が残り、聞こえにくさが続く場合があります。
中耳炎は抗菌薬を飲めば治りますか?
すべての中耳炎に抗菌薬が必要とは限りません。特に小児急性中耳炎では重症度などに応じて治療方針を決めます。滲出性、慢性、真珠腫性などでは治療方法が異なります。
真珠腫性中耳炎は自然に治りますか?
自然に消えることは期待しにくく、周囲の骨を壊して広がる可能性があるため、手術による摘出が基本です。耳だれや難聴が続く場合は耳鼻咽喉科で確認してもらってください。
まとめ|8月11日は大人の中耳炎と真珠腫性中耳炎に注目
2026年8月11日12時からの『きょうの健康』は、中耳炎の再放送です。耳の痛みや発熱が目立つ急性中耳炎だけでなく、痛みが少なく聞こえにくさが中心となる滲出性中耳炎、耳だれや難聴を繰り返す慢性中耳炎、周囲の骨を壊して進行する真珠腫性中耳炎まで、タイプごとの違いを押さえておくと番組を理解しやすくなります。
特に「大人だから中耳炎ではない」「痛くないから大丈夫」とは限りません。症状が続く場合や急な聞こえの変化がある場合は、番組情報を参考にしつつ、医療機関で原因を確認してください。
あわせて読みたい
参考リンク
- 番組表.Gガイド|きょうの健康「中耳炎」8月11日放送情報
- 自治医科大学|NHK「きょうの健康」に吉田教授が出演
- 日本耳鼻咽喉科学会 Web用語解説集|中耳炎
- 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会|滲出性中耳炎
- 日本耳鼻咽喉科学会 Web用語解説集|中耳真珠腫
- 日本耳科学会|中耳炎関連ガイドライン
- 厚生労働省|薬剤耐性(AMR)対策・抗微生物薬適正使用の手引き
- NHK ONE
※本記事は番組情報と公的・専門機関の一般向け情報を整理したもので、個別の診断や治療を目的とするものではありません。症状がある場合は医療機関へ相談してください。

