池上彰の戦争を考えるSP2026|無言館「霜子」と戦没画学生の絵は?見逃し配信【8月11日】|8/11 12:55

2026年8月11日(火・祝)午後0時55分から、テレビ東京で「池上彰の戦争を考えるSP2026 戦没画学生が残した絵は何を語りかけるのか」が放送されます。シリーズ17回目となる今回は、戦後81年を迎え、戦争を自らの言葉で語れる人が少なくなるなかで、長野県上田市の無言館に残された戦没画学生の絵から「声なき声」を読み取ります。

番組では、愛する祖母や妹、身重の妻、故郷の風景、特攻へ向かう若者などを描いた作品が紹介される予定です。この記事では、池上彰さんが訪ねる無言館とはどんな場所なのか、番組公式が作品名まで明らかにしている中村萬平「霜子」の背景、放送時間・出演者・見逃し配信、無言館へのアクセスまで整理します。

池上彰の戦争を考えるSP2026の放送時間・出演者・配信

番組名池上彰の戦争を考えるSP2026 戦没画学生が残した絵は何を語りかけるのか
放送日2026年8月11日(火・祝)
放送時間12:55~13:55
放送局テレビ東京
出演池上彰、竹﨑由佳(テレビ東京アナウンサー)
ナレーション窪田等
主なテーマ長野県上田市「無言館」と戦没画学生が残した絵
見逃し配信TVer、ネットもテレ東、Leminoなど。テレ東BIZ、U-NEXTでも配信予定

テレビ東京の2026年版公式情報では、番組はシリーズ17回目。個人が抱えてきた戦争の「記憶」を、次の世代が共有できる「歴史」へどうつないでいくかが大きなテーマです。地上波の再放送については、8月8日時点の公式案内で具体的な日時は示されていませんが、見逃し配信先は複数案内されています。

2026年はなぜ「無言館」へ?戦没画学生の絵が伝えるもの

今回の舞台は、長野県上田市にある戦没画学生慰霊美術館「無言館」です。戦地へ赴き、若くして命を落とした画学生たちが残した作品や遺品を収蔵・展示しています。

番組表で予告されているのは、祖母、妹、身重の妻、好きだった風景、特攻に向かう若者などを描いた絵です。戦争画のように戦闘そのものを描いた作品だけではなく、出征前の日常や大切な人を描いた絵が残っていることが、無言館の大きな特徴です。

証言者の肉声を聞く機会が減るなか、絵に描かれた表情や風景、そして作者の人生をたどることで、「戦争で失われたもの」を具体的な一人ひとりの人生として考える内容になっています。

中村萬平「霜子」とは?番組公式が明かした妻と子供の物語

2026年版で、テレビ東京が事前に作品名まで明示している代表作が中村萬平(なかむら・まんぺい)の「霜子」です。無言館の公式収蔵作品ページによると、中村萬平は1916年に静岡県で生まれ、東京美術学校で油絵を学びました。戦地に赴き、1943年に26歳で病死しています。

「霜子」に描かれたのは妻です。テレビ東京の番組紹介では、萬平が戦地へ向かう時、妻のお腹には子どもがいたこと、その後に妻が出産し、産後に亡くなったことも紹介されています。夫婦は、生まれてくる子どもを含めた家族の未来を迎えることができませんでした。

池上彰さんがこの絵の前で足を止めたことも、番組プロデューサーのコメントで明かされています。作品だけでなく、描かれた人物と作者がどんな人生を送っていたのかを知ることが、今回の番組を見るうえで重要なポイントになりそうです。

祖母・妹・故郷・特攻の絵は誰の作品?現時点で分かる範囲

放送中に「この絵を描いた人は誰?」「祖母や妹の絵の作品名は?」と検索する人も多そうです。ただし、テレビ東京の事前情報では、すべての作品名と作者名までは公表されていません。

番組表で示された題材事前に確認できる情報
身重の妻中村萬平「霜子」は番組公式で作品名まで明示
祖母番組公式は作品名未記載。無言館関連資料には蜂谷清「祖母なつの像」がある
番組公式は作品名未記載。無言館関連資料には太田章「妹・和子の像」がある
大好きな風景番組公式では作品名・作者名は未記載
特攻に向かう若者番組公式では作品名・作者名は未記載

祖母や妹を描いた作品については、無言館に関連作品があるからといって、今回の放送作品だと断定はできません。現時点で2026年番組との対応が明確なのは「霜子」です。放送で作者名や作品名が表示された場合は、この区別を意識すると混同しにくくなります。

無言館とは?場所・開館時間・料金・アクセス

無言館は、画家・作家の窪島誠一郎さんらによって1997年に開館した、戦没画学生の作品を集める美術館です。公式案内では、およそ130人の戦没画学生に関する作品を収蔵しています。

名称戦没画学生慰霊美術館 無言館
住所長野県上田市古安曽字山王山3462
開館時間9:00~17:00(最終入館は閉館30分前)
休館火曜日(祝祭日は開館)
共通券無言館+第二展示館:一般1,000円、高校・大学生・障がい者800円、小・中学生100円
電車上田駅から上田電鉄別所線で塩田町駅へ。駅から徒歩約30分
上信越自動車道・上田菅平ICから約35分が目安

2026年8月11日は火曜日ですが祝日にあたり、無言館公式サイトでは「火曜日は休館、祝祭日の場合は開館」と案内されています。開館情報や交通案内は変更される場合があるため、訪問時は無言館公式サイトの案内を確認するのが確実です。

窪島誠一郎と無言館|2026年6月には新刊「無言館」のうた

無言館の設立に関わり、長年作品と画学生たちの人生を伝えてきたのが窪島誠一郎さんです。番組では窪島さんの言葉を手がかりに、池上彰さんが絵の向こうにある「声なき声」をたどります。

番組放送の少し前、2026年6月には窪島さんの新刊『「無言館」のうた』も刊行されました。出版社の案内では、戦没画学生が残した家族、恋人、故郷、日常への思いを、カラー掲載された48点の作品とともにたどる内容です。番組をきっかけに「ほかにはどんな絵が残されているのか」と知りたくなった人にもつながる資料です。

前回2025年は「回天」|2019年にも無言館を取材

「池上彰の戦争を考えるSP」は毎年、戦争を現在につなげて考えるテーマを取り上げてきました。2025年の第16弾では、人間魚雷「回天」を軸に、若者が命を失った背景や命の尊さを考える内容が放送されています。

またテレビ東京の2019年版でも、学徒出陣や赤紙を扱うなかで無言館を訪ねています。2026年は無言館そのものを大きな軸に据え、作品に残された家族や日常を一人ひとりの人生から見つめる構成です。

池上彰さんの経歴や現在の活動を先に確認したい方は「池上彰のプロフィール|年齢・学歴・経歴・妻や子供、現在の活動まで解説」、直近の出演番組は「池上彰のニュースそうだったのか8月8日」もあわせてどうぞ。

見逃し配信はTVerなど|再放送は?

テレビ東京は2026年版について、TVer、ネットもテレ東、Leminoなどでの見逃し配信を案内しています。また、テレ東BIZとU-NEXTでの配信も予定されています。

一方、8月8日時点で地上波の再放送日時は公式ページに掲載されていません。放送時間に見られない場合は、まず公式に案内されている配信サービスを確認するのが分かりやすいでしょう。配信期間や視聴条件は各サービスの番組ページで確認してください。

「池上彰の戦争を考えるSP2026」で気になる疑問

放送はいつ、何時から?

2026年8月11日(火・祝)12:55~13:55、テレビ東京で放送予定です。

無言館はどこにある?

長野県上田市古安曽にあります。戦没画学生の作品や遺品を収蔵・展示する美術館です。

「霜子」を描いたのは誰?

中村萬平です。今回の2026年版で、テレビ東京が事前に作品名まで明示している作品の一つです。

祖母や妹を描いた絵の作者は?

番組表では「祖母」「妹」を描いた絵が登場すると案内されていますが、事前情報では作品名・作者名まで特定されていません。無言館関連資料には蜂谷清「祖母なつの像」、太田章「妹・和子の像」などがありますが、今回放送される作品と同一だとは断定できません。

見逃し配信はある?

テレビ東京はTVer、ネットもテレ東、Leminoなどでの見逃し配信を案内しています。テレ東BIZ、U-NEXTでも配信予定です。

戦後81年を考える関連記事

2026年は終戦から81年です。戦争を「数字」だけでなく、一人ひとりの人生から考えるという意味では、広島・長崎や戦時下の若者を扱う特集もつながっています。

まとめ

「池上彰の戦争を考えるSP2026」は、2026年8月11日12:55からテレビ東京で放送されます。舞台は長野県上田市の無言館。戦没画学生が残した祖母、妹、妻、故郷などの絵を通じて、証言者が減る時代に戦争の記憶をどう次世代へ渡すのかを考える1時間です。

特に番組公式が事前に詳しく紹介しているのが、中村萬平の「霜子」です。作品名だけでなく、描かれた妻と、生まれてくる子どもを待つはずだった家族の背景を知ることで、戦争が奪った「一人の若者の未来」がより具体的に見えてきます。

参考情報

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