
ハートネットTV台湾手話の旅|SOMAは誰?日本手話と似ている理由・ろう学校【8/11】|8/11 5:55
2026年8月11日(火)朝5時55分から、NHK Eテレで『ハートネットTV #ろうなん 4月号 台湾 手話をめぐる旅』が放送されます。
旅をするのは、耳が聞こえないデフダンサーのSOMAさん。ろう者が集まる台北のカフェや、台湾のろう教育の歴史につながる学校を訪ね、日本の手話と台湾手話に共通点が多い理由をたどります。
「台湾の手話は日本手話とどれくらい似ている?」「SOMAさんはどんなダンサー?」「台北最古のろう学校とは?」と気になった人向けに、番組の見どころと背景を整理しました。手話そのものを学びたい方は、5分でみんなの手話(10)天気・季節もあわせてどうぞ。
ハートネットTV「台湾 手話をめぐる旅」の放送日時・内容
| 番組名 | ハートネットTV #ろうなん 4月号 台湾 手話をめぐる旅 |
|---|---|
| 放送日 | 2026年8月11日(火) |
| 放送時間 | 5:55~6:25 |
| 放送局 | NHK Eテレ |
| 主な出演 | デフダンサー・SOMA |
| 主なテーマ | 台湾手話、ろう教育、ろう者コミュニティ、日本手話との共通点 |
番組表では、SOMAさんがろう者が集まる人気のカフェや台北最古のろう学校を訪問。日本、台湾などの手話を使って交流し、現地のデフダンサーとの共演にも挑む内容と紹介されています。
この回は2026年4月8日に放送された企画の再放送です。3月に放送された『はじめましての2人旅』台湾編から続く流れで、今回は観光よりも「手話という言語」と「ろう者の文化」に焦点が当たっています。
SOMAは誰?台湾を旅するデフダンサー
SOMAさんは、番組でデフダンサーとして紹介されている人物です。2026年3月放送の『はじめましての2人旅』では、相手の口の動きを読んで言葉を理解するダンサーとして台湾を旅し、台湾人アクロバットダンサーのリョウさんと交流しました。
今回の『#ろうなん』では、その台湾旅をさらに掘り下げる形で、SOMAさん自身が手話の歴史や文化に触れていきます。公開されている番組情報では年齢や本名などの詳しいプロフィールは確認できないため、この記事では確認できる出演情報を中心に紹介しています。
台湾手話と日本手話はなぜ似ている?
台湾手話と日本手話に共通点が多い大きな理由は、台湾のろう教育の歴史にあります。言語学の研究では、台湾手話と韓国手話は日本手話と系統的な関係を持つ言語として扱われています。
台湾が日本統治下にあった時代、日本からろう教育の方法と手話が持ち込まれました。台北では東京系の手話、台南では大阪系の手話が使われたとされ、現在の台湾手話に見られる地域差にもその歴史が影響しています。
- 台湾手話と日本手話には歴史的な系統関係がある
- 数字や親族を表す語などに比較研究がある
- すべて同じではなく、台湾独自の語彙や地域差も発達している
- 手話は世界共通語ではなく、それぞれ独立した言語として発展している
台北最古のろう学校とは?木村謹吾と台湾ろう教育の歴史
番組で紹介される「台北最古のろう学校」は、公開情報からみると臺北市立啟聰學校(台北市立啓聰学校)につながる歴史がポイントです。
同校の前身は、日本人の木村謹吾が1917年に台北で始めた「木村盲啞教育所」。その後「私立臺北盲啞學校」「臺北州立臺北盲啞學校」などを経て、1975年に現在の臺北市立啟聰學校となりました。
台湾の文化資料では、創設初期の聴覚障害児教育に東京手話が使われたとされています。一方、台南の学校では大阪手話が使われ、台湾手話の南北差につながったと説明されています。番組で「日本の手話と似ている理由」を学校の歴史からひもとくのは、この背景があるためです。
台湾手話は「公式言語」?国家言語発展法を正確に整理
番組表では「2018年に手話が公式な言語のひとつとして定められた台湾」と紹介されています。制度を正確にたどると、台湾では2018年12月25日に国家言語発展法が立法院を通過し、2019年1月9日に施行されました。
この法律は、台湾の各民族が使う自然言語と台湾手話を「国家言語」として保護し、継承・復興・発展を支えるものです。ただし台湾文化部は、この法律について「公用語を定めるものではない」と説明しています。
つまり検索するときは「台湾手話 公式言語」だけでなく、「台湾手話 国家言語」「国家言語発展法 台湾手話」で調べると制度の位置づけをより正確につかめます。
ろう者が集まるカフェはどんな場所?台湾の交流拠点にも注目
番組では、SOMAさんがろう者が集まる人気のカフェを訪れ、日本や台湾など複数の手話を使って交流します。音声中心のコミュニケーションから離れ、手話が自然に飛び交う場所だからこそ見える文化も、この回の大きな見どころです。
台湾では2026年1月にも、台北101近くにあるろう者が営むカフェが、台湾内外のろう者が集まる交流の場として現地メディアに紹介されました。番組に登場する店と同一かどうかは公開情報だけでは確認できませんが、カフェが単なる飲食店ではなく、手話でつながるコミュニティスペースになっていることがわかります。
ハートネットTVで見るポイント|「似ている手話」だけではない
この回で注目したいのは、「日本と台湾の手話が似ている」という発見だけではありません。手話が学校教育、法律、地域コミュニティ、ダンスなどの表現活動とどう結びついているかを一つの旅で見られる点です。
- 言語:日本手話と台湾手話の共通点・違い
- 歴史:日本統治期のろう教育と学校の成り立ち
- 制度:台湾手話が国家言語として保護されるまで
- 文化:ろう者が集まるカフェや現地デフダンサーとの交流
- 表現:SOMAさんがダンスと手話を通して何を受け取るか
『ハートネットTV』が障害当事者の体験をどう伝えているかに関心がある方は、ハートネットTV「障害者の沖縄戦」とは?も関連テーマとして読めます。
見逃し配信・再放送の探し方
見逃し配信を探す場合は、NHK ONEで「ハートネットTV 台湾 手話」または「#ろうなん 台湾」と検索してください。配信対象や視聴期限は番組ページに表示される情報を確認するのが確実です。
- 番組名:ハートネットTV
- シリーズ:#ろうなん
- 回:4月号 台湾 手話をめぐる旅
- 再放送:2026年8月11日(火)5:55~6:25
- 検索語:ハートネットTV 台湾 手話 SOMA/台湾手話 日本手話/SOMA デフダンサー
よくある質問
「台湾 手話をめぐる旅」はいつ放送されますか?
2026年8月11日(火)5時55分~6時25分、NHK Eテレで放送されます。2026年4月8日に放送された回の再放送です。
SOMAさんは誰ですか?
番組でデフダンサーとして紹介されている人物です。2026年3月の『はじめましての2人旅』台湾編にも出演し、相手の口の動きを読んでコミュニケーションする姿が紹介されました。
台湾手話と日本手話は同じですか?
同じ言語ではありません。ただし、台湾のろう教育に日本の手話が持ち込まれた歴史があり、言語学的にも台湾手話と日本手話には系統関係があるとされています。
台湾手話は台湾の公用語ですか?
国家言語発展法の保護対象となる「国家言語」に含まれます。ただし台湾文化部は、この法律は公用語を定めるものではないと説明しています。
台北最古のろう学校はどこですか?
番組の背景として注目されるのが臺北市立啟聰學校です。前身は1917年に木村謹吾が設立した木村盲啞教育所で、台湾のろう教育と台湾手話の歴史を考える重要な学校です。
まとめ
- 放送は2026年8月11日(火)5:55~6:25、NHK Eテレ
- デフダンサーSOMAさんが台湾手話の歴史と文化を訪ねる
- 台湾手話と日本手話は、ろう教育の歴史を通じて系統的な関係がある
- 台北のろう教育は1917年創設の木村盲啞教育所から続く歴史を持つ
- 台湾手話は国家言語発展法で保護されているが、「公用語」を定める法律ではない
- カフェやダンスなど、日常の場で手話が文化として生きている様子も見どころ
「日本の手話と台湾の手話がなぜ似ているのか」という素朴な疑問から、学校教育、法制度、ろう者コミュニティまでつながって見えてくる回です。旅番組の感覚で見ながら、手話が一つの言語であり、歴史と文化を持つことを知る入口になります。
参考情報
- 番組表.Gガイド:ハートネットTV #ろうなん 台湾 手話をめぐる旅
- 台湾文化部:国家言語発展法
- 台湾・国家文化記憶庫:臺北市立啟聰學校
- 慶應義塾大学言語文化研究所:日本手話について
- 公共電視:台北のろう者カフェと国際交流

