FIND!GOOD!FOOD! Milk.中矢大弓の「イロドリ」とは?食品ロス削減の仕組み【8月12日】|8/12 21:54

2026年8月12日(水)21時54分からテレ東で放送される『FIND!GOOD!FOOD!ー未来を変える食の冒険ー』は、「廃棄ロス削減」がテーマです。

今回登場するのは、Milk.株式会社の中矢大弓(なかや・だいきゅう)さん。光の情報を読み取って食材の鮮度を可視化するハンディセンサー「irodori(イロドリ)」を開発し、「まだ食べられるのに捨てられる食品」を減らす仕組みに挑みます。

「イロドリとはどんな機械?」「どうやって鮮度を判定する?」「Milk.はどんな会社?」「食品ロス削減に本当に役立つの?」と気になった人向けに、番組情報と2026年時点の公式情報をもとに仕組みや注目ポイントを整理します。

今回の記事でわかること
・8月12日放送回の内容と出演者
・鮮度センサー「irodori(イロドリ)」の仕組み
・ハイパースペクトル技術が食品ロス削減につながる理由
・Milk.株式会社と中矢大弓さんのプロフィール
・2026年最新の日本の食品ロス量と削減目標

FIND!GOOD!FOOD!8月12日放送回の内容

項目内容
番組名FIND!GOOD!FOOD!ー未来を変える食の冒険ー
放送日時2026年8月12日(水)21:54~22:00
放送局テレビ東京
今回のテーマ廃棄ロス削減
挑戦者Milk.株式会社 中矢大弓さん
注目技術光センサー「irodori(イロドリ)」
ナレーター黒木華さん

番組表では、イロドリについて食材の表面の色から鮮度を識別・可視化する光技術と紹介されています。見た目だけでは判断しにくい食品の状態を数字やデータとして把握できれば、流通や小売の現場で「念のため廃棄する」という判断を減らせる可能性があります。

『FIND!GOOD!FOOD!』は毎週水曜21時54分から放送されている6分番組で、食の力を使って環境、地域、人手不足、未利用資源などの社会課題に挑む人を紹介しています。

イロドリ(irodori)とは?食材の鮮度を光で測るハンディセンサー

irodori(イロドリ)は、Milk.株式会社が開発するハンディタイプの光センサーです。人の目では見分けられない細かな色の違いを読み取り、食品の鮮度や品質などを可視化する用途が想定されています。

  • 食品の鮮度を非破壊で判定
  • 対象物にかざして短時間で計測
  • 18原色のLEDライトを内蔵
  • 重量は約250グラムの軽量設計
  • 計測データをWebアプリで管理
  • 鮮度だけでなく、品質評価、熟成度、糖度、真贋判定などにも応用

FOOMA JAPAN 2026の製品紹介では、計測時間は約2秒と案内されています。これまで専門設備が必要だった光学分析を、現場で扱いやすい小型端末へ落とし込もうとしている点が大きな特徴です。

ハイパースペクトル技術とは?

イロドリの基礎となるのがハイパースペクトル技術です。一般的なカメラが赤・緑・青など大まかな色として捉えるのに対し、より細かい波長ごとの光の違いを読み取ることで、人の目には同じように見える物体の差を分析します。

Milk.の公式情報では、この技術を食品だけでなく、医療、農業、製造、インフラなどにも応用しています。食品分野では、鮮度や酸化、熟成といった状態変化を「色の情報」として捉える発想がポイントです。

なぜイロドリで廃棄ロスを減らせる?「まだ食べられる」を数字で判断

食品が捨てられる理由は、賞味期限や消費期限だけではありません。流通や小売の現場では、鮮度を客観的に測る方法が十分に普及していないため、担当者の経験や安全側の判断によって廃棄されるケースがあります。

そこで、イロドリのようなセンサーで食品の状態を数値化できれば、「見た目は少し変化しているが、品質は保たれている」「同じ入荷日でも状態に差がある」といった判断を細かくできるようになります。

  • 必要以上に早い廃棄を減らす
  • 状態の良い商品から適切に販売する
  • 在庫や値引きの判断をデータ化する
  • 産地・物流・小売まで鮮度情報を共有する
  • 熟練者の経験だけに頼らない品質管理につなげる

Milk.は過去に5G通信を使った鮮度測定システムの実証も行っており、食品の状態を客観的に判断できる仕組みを、フードロス対策につなげる研究を続けています。

Milk.株式会社と中矢大弓さんは何者?

Milk.株式会社は、ハイパースペクトル技術を医療、食品、インフラなどへ応用するディープテック企業です。2019年に創業し、現在は中矢大弓さんが代表取締役CEOを務めています。

中矢さんは高校卒業後に渡米して天文物理を学び、その後、北里大学とハイパースペクトルカメラを使ったがん細胞研究に約8年間取り組みました。そこで培った「人の目では見えないわずかな色の違いを解析する技術」を、食品の鮮度判定などへ広げています。

2026年6月には東京ビッグサイトで開かれたFOOMA JAPAN 2026にイロドリを出展。中矢さん自身も「宇宙技術ハイパースペクトルによるフードロス革命」をテーマに登壇しました。8月12日の『FIND!GOOD!FOOD!』は、こうした技術開発の背景と、中矢さんが目指す未来を短時間で知る回になりそうです。

2026年最新の食品ロス量は461万トン|事業系は237万トン

2026年6月30日に政府が公表した2024年度推計では、日本の食品ロス量は461万トンでした。内訳は、食品関連事業者から出る事業系食品ロスが237万トン、家庭から出る家庭系食品ロスが224万トンです。

区分2024年度推計前年度
食品ロス全体461万トン464万トン
事業系食品ロス237万トン231万トン
家庭系食品ロス224万トン233万トン

全体では前年度から3万トン減りましたが、事業系は6万トン増えています。政府は2030年度までに、事業系食品ロスを2000年度比で60%削減する目標を掲げています。

イロドリが狙う「鮮度の客観化」は、まさに事業系ロスの現場に関わるテーマです。値引き、出荷、加工への転用、廃棄といった判断を感覚だけでなくデータで支援できるかが、今後の普及を見るうえで重要になります。

食品ロスを減らす別の方法|規格外品の加工・地域食材の活用

食品ロス削減は、鮮度を測る技術だけでなく、規格外品や未利用食材に新しい価値を付ける方法でも進んでいます。

たとえば横浜ブランド梨「浜なし」では、見た目やサイズなどの理由で青果販売に向かない果実を、ジャム、たれ、飲料などへ加工する取り組みがあります。詳しくはかながわ旬菜ナビ「浜なし」の直売所・規格外品活用まとめで紹介しています。

また、GELATERIA SANTiでは地域の果物や野菜をジェラートに生かし、地産地消や食品ロス削減につなげています。食材の価値を「捨てる前に別の形へ変える」例として、GELATERIA SANTi松本愛子さんの記事もあわせてご覧ください。

イロドリは「捨てるかどうかを正確に判断する」技術、規格外品の加工は「販売しにくい食材に別の価値をつける」方法です。アプローチは違いますが、どちらも食材を最後まで生かすという目的は共通しています。

イロドリについて検索で気になりやすい疑問

イロドリは普通のカメラと何が違う?

普通のカメラが主に人の目に近い色を撮影するのに対し、イロドリはハイパースペクトル技術を応用し、より細かな光の違いを分析します。見た目だけではわからない鮮度や品質の差を数値化することが狙いです。

食材を切らずに鮮度を測れる?

Milk.公式では、食品の鮮度を非破壊で判定する用途を案内しています。食材を壊さずに測定できるため、流通や売り場での品質管理にも応用しやすい点が特徴です。

イロドリは一般家庭でも買える?価格は?

2026年8月時点の公式情報では、一般向け家電として量販店で販売する形ではなく、企業や研究・品質管理の現場向けの製品・サービスとして紹介されています。FOOMA JAPANの製品ページではカタログ請求や製品問い合わせが案内されており、導入価格は用途や構成を含めて確認する形です。

黒木華さんは番組に出演する?

黒木華さんは『FIND!GOOD!FOOD!』のナレーターです。8月12日放送回でも、番組表の出演者欄にナレーターとして記載されています。

まとめ|8月12日は「見えない鮮度」を可視化するイロドリに注目

2026年8月12日の『FIND!GOOD!FOOD!』は、Milk.株式会社の中矢大弓さんが開発する「irodori(イロドリ)」を通して、廃棄ロス削減に挑む取り組みを紹介します。

人の目だけでは判断しにくい食品の鮮度を光で可視化し、まだ使える食材を必要以上に捨てない仕組みをつくることが大きな狙いです。日本の食品ロスは2024年度推計で461万トンにのぼるため、こうした現場の判断を変える技術がどこまで広がるのか注目されます。

6分間のミニ番組ですが、「食品ロス」「鮮度判定」「宇宙技術」「AI・光センサー」という複数のテーマがつながる回です。普段何気なく目にする食材が、どの段階で「廃棄」と判断されているのかを考えるきっかけにもなりそうです。

参考情報

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