明日から使える あかるい終活(2)デジタルをあなどるな|スマホ・サブスク・ネット銀行の整理法|8/10 21:30

2026年8月10日(月)放送のNHK Eテレ『明日から使える あかるい終活(2)デジタルをあなどるな』は、スマホやネットサービスの中に残る「デジタル遺品」がテーマです。

親のスマホが開けず、遺影に使いたい写真を探せない。契約していたサブスクが分からず、支払いが続く。ネット銀行やネット証券の口座そのものを家族が把握できない。第2回では、こうした現代の終活ならではの困りごとを、エンディングノートに何を残すべきかという視点から考えます。

この記事では、番組の放送時間・出演者・見どころに加え、スマホ、写真、サブスク、コード決済、ネット銀行・ネット証券を整理するための実践チェックリスト、AppleとGoogleの引き継ぎ機能まで分かりやすくまとめます。

この記事の要点

  • 放送は2026年8月10日(月)21:30~22:00、NHK Eテレ
  • 第2回はスマホのロック、写真、サブスク、ネット銀行・ネット証券が中心
  • 重要なのはパスワードを無防備に並べることではなく、サービスの存在と正式な手続き先を家族に伝えること
  • Appleの「故人アカウント管理連絡先」やGoogleの「アカウント無効化管理ツール」も選択肢
  • サブスクはアプリを削除しただけでは解約にならない場合がある
  • NHK出版はテキスト12~13ページのエンディングノートについて訂正を案内している

『明日から使える あかるい終活(2)』の放送日・出演者

番組名明日から使える あかるい終活
放送回第2回「デジタルをあなどるな」
放送日2026年8月10日(月)
放送時間21:30~22:00
放送局NHK Eテレ1・東京
出演伊勢田篤史、柴田理恵、バービー、神田織音
語り寺内よりえ
テーマデジタル遺品、スマホ、写真、サブスク、ネット銀行・ネット証券

講師の伊勢田篤史さんは、弁護士・公認会計士で、日本デジタル終活協会の代表理事です。番組は終活を「人生の終わりの準備」だけでなく、残りの人生を安心して自分らしく生きるための知恵として紹介します。

テキストは2026年7月24日に発売され、全体ではエンディングノート、デジタル遺品、お金、不動産、モノ、葬式、おひとりさまの備えなどを扱います。

第2回「デジタルをあなどるな」は何を扱う?

番組情報で示されている具体例は、どれも「家族が存在を知らない」「端末を開けない」ことから始まります。

  • 親のスマホが開けず、遺影に使える写真を探せない
  • 写真が見つからず、手元にある証明写真しか候補がない
  • 使っていないサブスクの支払いが続く
  • ネット銀行やネット証券の口座を遺族が把握できない
  • エンディングノートへ何を、どこまで書くべきか分からない

デジタル終活というと「パスワード一覧を作ること」と考えがちですが、それだけでは不十分です。家族に残したい写真、消してほしいデータ、解約してほしい契約、相続手続きが必要な資産を分けて考えることが大切です。

デジタル遺品とは?見えない契約が家族を困らせる

デジタル遺品には明確に統一された定義はありませんが、一般にはスマホやパソコンから確認する写真・文書などのデータ、SNSやメールのアカウント、ネット上の資産、サブスク契約などを指します。

国民生活センターには、故人のスマホが開けずネット銀行の契約先が分からない、サブスクを解約したいのにIDやパスワードが不明といった相談が寄せられています。端末のロック解除は、携帯電話会社へ持ち込めば簡単に解決するとは限りません。

また、スマホを長く使っている場合は、故障やバッテリー劣化によって必要なデータを取り出せなくなる心配もあります。端末の寿命や安全面は、内部リンクのスマホを8年使い続けても大丈夫?寿命・安全性・買い替えの目安でも確認できます。

デジタル終活で今すぐ整理したい5項目

1. 使っている端末と保管場所

スマホ、タブレット、パソコン、外付けSSD、USBメモリ、デジタルカメラなどを一覧にします。古い端末にしかない写真や書類がないかも確認しましょう。

2. ロック解除の手がかり

国民生活センターは、万一の際に家族がスマホを開けるよう「スマホのスペアキー」を安全な場所へ保管する方法を紹介しています。ただし、エンディングノートを誰でも見られる場所に置き、暗証番号や全パスワードをそのまま書くのは危険です。

信頼できる人、封をした紙、貸金庫、専門サービスなど、家庭の状況に合った保管方法を決め、どこにあるかだけを共有する方法も考えられます。

3. 残したい写真と消してほしいデータ

遺影に使ってほしい写真、家族へ残したい動画、仕事上のデータ、他人に見られたくないデータを分けます。「全部残す」「全部消す」ではなく、フォルダ単位で希望を記すと家族が判断しやすくなります。

4. 毎月・毎年払っている契約

動画、音楽、電子書籍、クラウド保存、セキュリティソフト、アプリ、オンラインサロン、定期配送などを洗い出します。クレジットカード明細、銀行口座、AppleやGoogleの購入履歴を見ると見つけやすくなります。

5. ネット上のお金とポイント

ネット銀行、ネット証券、暗号資産、コード決済、電子マネー、通販サイトの残高、ポイントなどを確認します。コード決済の基本的な仕組みは、内部リンクのスマホのQRコード決済の仕組みとは?も参考になります。

iPhoneとGoogleアカウントの引き継ぎ機能

Apple「故人アカウント管理連絡先」

Appleでは、自分の死後にApple Account内の特定データへアクセスできる人を「故人アカウント管理連絡先」として指定できます。写真、メッセージ、メモ、ファイル、デバイスのバックアップなどが対象になります。

一方、購入した映画・音楽・ブック、サブスクリプション、iCloudキーチェーンに保存したパスワードや支払い情報など、連絡先を設定してもアクセスできない情報があります。アクセスキーの保管方法と、誰を指定したかを確認しておきましょう。

Google「アカウント無効化管理ツール」

Googleのアカウント無効化管理ツールでは、一定期間アカウントを使わなかった場合に通知する相手や、共有するデータを設定できます。Gmail、Googleフォト、Googleドライブなどを使っている人は、回復用の電話番号・メールアドレスとあわせて確認しておくと安心です。

どちらの機能も「家族なら何でも見られる」仕組みではありません。残すデータと消すデータ、自分の意思、必要な書類やアクセスキーを事前に整理することが重要です。

サブスク整理は「アプリ削除=解約」ではない

サブスクは、利用していなくても解約しない限り料金が発生する契約があります。スマホのアプリを削除しただけでは、契約が残る場合があるため注意が必要です。

  • サービス名
  • 契約したメールアドレスやID
  • 月額・年額
  • 支払い方法
  • 次回更新日
  • 公式の解約ページや問い合わせ先
  • 解約完了メールの保管場所

実際の解約手順はサービスごとに異なります。たとえば音声配信サービスの整理では、内部リンクのAudible解約の手順と注意点のように、契約経路と解約後の扱いまで確認する必要があります。

今使っていない契約を整理すれば、将来の家族の負担を減らせるだけでなく、現在の固定費も減らせます。番組が示すように、浮いたお金を旅行や趣味へ回すことも「明るい終活」の一つです。

ネット銀行・ネット証券は口座の存在を伝える

ネット銀行やネット証券は、通帳や郵送物が少なく、家族が口座の存在に気づきにくい点が課題です。まずは金融機関名、口座の種類、問い合わせ先、登録メールアドレスの手がかりを一覧にします。

ただし、家族へログインIDや取引パスワードを渡し、本人の代わりに操作してもらうこととは別問題です。死亡後は各金融機関の相続窓口へ連絡し、戸籍や相続関係書類などを使った正式な手続きに従います。

ネット証券を利用している人は、内部リンクの株式投資の始め方とネット証券の基礎も参考に、保有商品や証券会社名を整理しておくとよいでしょう。

注意:相続やアカウントへのアクセス条件は、金融機関・サービス・契約内容によって異なります。具体的な手続きは各事業者の公式窓口、必要に応じて弁護士・司法書士・税理士などの専門家へ確認してください。

エンディングノートに書くデジタル項目の例

分類書いておく内容注意点
端末機種名、保管場所、残したいデータ暗証番号の保管方法は別途検討
写真・動画遺影候補、家族へ残すフォルダクラウドと端末内の両方を確認
メール・SNSサービス名、削除・保存の希望公開範囲や追悼アカウントの希望も記載
サブスクサービス名、料金、支払い方法、更新日アプリ削除ではなく正式な解約が必要
金融資産銀行・証券会社名、口座の種類、連絡先家族が勝手にログインせず相続窓口へ
コード決済・ポイントサービス名、残高の有無相続・払い戻し条件は事業者ごとに異なる
Apple・Google管理連絡先、無効化管理の設定アクセスキーや通知先を定期確認

パスワードそのものよりも、まず「何を使っているか」「どこへ連絡するか」「何を残したいか」を明確にすることが第一歩です。変更が多い情報は、年に1回、誕生日や年末など決まった日に見直すと続けやすくなります。

テキスト購入者はエンディングノートの訂正情報を確認

NHK出版は2026年7月24日、『NHK 明日から使える あかるい終活』の12~13ページに掲載されたエンディングノートが制作中の仮の誌面だったとして、正しい誌面を案内しています。

テキストを使って書き込みを始める人は、NHK出版の訂正ページを先に確認してください。番組と一緒に使う予定の人にとって、見落としたくない最新情報です。

『あかるい終活』全体のテーマと今後の内容

  • 第1回:家族でエンディングノート
  • 第2回:デジタルをあなどるな
  • 第3回:お金をすっきり明瞭に
  • 第4回:不動産を「負動産」にしない
  • 第5回:こだわりのモノは正しく伝える
  • 第6回:理想のお葬式とは
  • 第7回:「おひとりさま」は計画的に
  • 第8回:実例!私たちのしあわせ終活ストーリー
  • 総集編

第2回のデジタル整理は、その後に続くお金、不動産、モノの整理にもつながります。まずスマホと毎月の支払いを見える化すると、終活全体を始めるきっかけをつくりやすくなります。

ウェブで関心が集まりやすい3つの疑問

デジタル終活についてウェブ上で特に関心が集まりやすいのは、「スマホが開かない」「契約を解約できない」「ネット上の資産が見つからない」という3点です。国民生活センターが紹介する相談事例も、この3つに重なります。

  • スマホが開かない:写真、連絡先、認証アプリまで確認できない
  • 解約できない:登録メールやIDが分からず、サブスク料金が続く
  • 資産が見つからない:ネット銀行・証券・コード決済が通帳に表れない

番組を見る前に自分の契約を一つ書き出し、視聴後に家族と保管方法を決めると、知識だけで終わらず実際の行動につなげられます。

まとめ|デジタル終活は「存在・希望・連絡先」を残す

『明日から使える あかるい終活(2)デジタルをあなどるな』は、スマホの中にある思い出と、見えにくい契約・資産をどう家族へ伝えるかを考える回です。

  • 端末とデータの置き場所を一覧にする
  • 遺影候補や残したい写真を決める
  • サブスクと支払い方法を整理する
  • ネット銀行・証券・コード決済の存在を伝える
  • Apple・Googleの引き継ぎ設定を確認する
  • 重要な認証情報は無防備に置かず、安全な保管方法を決める

完璧な一覧を一度で作る必要はありません。まずはスマホ、サブスク、金融機関の3項目から始め、エンディングノートへ「家族が困らないための手がかり」を残すことが、明るい終活の第一歩です。

よくある質問

『明日から使える あかるい終活(2)』はいつ放送?

2026年8月10日(月)21時30分から22時まで、NHK Eテレ1・東京で放送予定です。

デジタル終活は何から始める?

スマホやパソコン、利用中のサブスク、ネット銀行・ネット証券・コード決済、残したい写真やデータを書き出し、家族が存在を把握できる状態にします。

エンディングノートにパスワードを書いていい?

誰でも見られる状態で全パスワードを書くのは避けます。サービスの存在、問い合わせ先、認証情報を保管した場所などを記し、重要情報は別の安全な方法で管理します。

アプリを削除すればサブスクも解約できる?

アプリの削除だけでは解約されない場合があります。公式画面で解約完了を確認し、完了メールや画面を残してください。

ネット銀行や証券のパスワードを家族へ渡すべき?

口座の存在と金融機関名は伝えておくべきですが、死亡後は家族が本人としてログインするのではなく、各社の相続窓口へ連絡して正式な手続きを進めます。

参考情報

※放送日時・出演者・番組内容は2026年8月7日時点の番組情報をもとにしています。アカウント、相続、解約の条件は各サービスで異なるため、手続き時は公式窓口をご確認ください。

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